第5話 鬼の巫女

 佐木透さきとおる法理事務所は、市の外れ、どちらかと言えば木附根町に近い、十二階建ての小綺麗なビルの十階にあった。依頼者が尻込みしないようにという配慮なのだろう、法律事務所という名前から連想するような厳かな雰囲気はそこにはなく、内装はカジュアルで瀟洒しょうしゃな印象さえ与える。プライバシーの観点からくもりガラスになっているドアを開けると、関口は、カウンターに置いてある凝った意匠の呼び鈴をチンと音を鳴らした。すると、すぐに事務員らしき女が奥から出てくる。


「こんにちは。本日はどのような御用件でいらっしゃいますか?」


 声色からして、さっき電話した江夏という女性とは違うようだった。


「こんにちは。交通事故の相談に来たのですが」


「ご相談ですか。ではこちらへどうぞ」


 事務員が手慣れた様子で相談室に案内しようしたところで、関口は言った。


「その前に」


「はい?」


「佐木透先生に話を聞いてもらいたいんですが。事務員の方でなく。直接」


「まず、事務員が状況を伺いますから、その後で――」


「いいえ、事務員の方にお話することは何もありません。先生でなければ信用できません」


「一応、順番ですから。先生もご予定が――」


「無視して下さい。急ぐんです」


「……すみません、こ、ここで少々お待ち下さい」


 事務員はやや焦った様子で、再び奥へと消えていった。しばらく待っていると、歳は四十代半ばだろうか、中肉中背の男がドアから姿を現した。のっぺりとした顔に、針金ように細い、四角ばった眼鏡をかけていて、その奥の垂れ下がった眼がこちらをじっと捉えている。やや白いものが混じった髪は後ろに整然と撫でつけられており、高級そうなスーツを着た姿はいかにも弁護士といった容貌。一方、渋面をたたえた表情から、几帳面で神経質そうな雰囲気も漂わせていた。


「私に御用でしょうか」


「佐木透先生ですね? ご多用中すみません。ふたりきりで、大事な話をしなければならないんです。事務員の方には聞かれたくない話を」


「そうですか。稀にですがいらっしゃいますよ、そういうご依頼主は。では、奥の部屋に行きましょう。あちらです」


 事務的な言葉を紡いで、佐木は片手を伸ばして関口を案内した。


「申し訳ありません、ご無理を申し上げて」


「いいえ」


 佐木法律事務所には、腰くらいの高さの簡単な仕切りだけで区切られた狭い個人相談室と、五、六人が楽に入れる比較的広い部屋の二種類が設けられている。後者にはドアがあり、より密室性が高められていた。佐木に連れられて、関口は大部屋の方に向かった。黒いドアを開けて中に入ると、奥の一面窓の壁から青い空が見えた。芳香剤の匂いがかすか鼻につき、洒脱しゃだつたたずまいの廊下側とはまた違った、清潔感のある室内が生真面目な威厳を発している。


「どうぞ、お掛けください」


 後ろ手にドアを閉めた佐木が促すと、関口は壁側の椅子に座った。続いて佐木も席につき、丸いチーク製の机をはさんでふたりは向かい合う。


「本日はどのようなご用件でしょうか?」


 机の上で手を組みながら、佐木が平坦に尋ねる。その瞳の奥には、相手を値踏みするような警戒心が映っていた。きっと結ばれた口は、愛想という感覚からはほど遠く、無機質な表情をさらに固くしている。自然と、部屋の空気が張り詰める。その居心地の悪さに気後れしながらも、関口は、駆け引きなしで核心から突いた。


「穂積紀香さん、ここの事務員でしたよね」


「……穂積さんが、何か?」


「死にました」


「死んだ……?」


「ええ、穂積さんはこの事務所を退所されてから、一週間後に惨殺されました」


「……惨……殺……?」


 佐木は、その意味がよく分からないといった風に独りごちる。


「惨い殺され方でした。顔の半分は叩き潰され、片足は折られていました」


「なんてことだ……いったいどういうことですか? あなたはここに依頼をしに来たのではないのですか? 突然そんなことを言って、あなたは、いったい誰なんですか?」


 思いも寄らない事態に気色ばんだ佐木が矢継ぎ早にまくしたてる。


「ぼくは、彼女を殺した犯人を追っています。彼女はここの事務員だった。そしてあなたは所長です。死の一週間前、つまり、事務所を辞める直前、彼女に何かありませんでしたか? どんな些細なことでもいい、話してください!」


 関口は、相手を気圧すように言い切った。


「私は……私は、何も知らない。穂積さんは優秀な事務員だった。それ以上のことは――」


 言い寄られた佐木は動揺し、逡巡していた。彼女が死んだというのは本当なのか? 仮に嘘を言っているとしても、目的が分からない。そもそも、人が死んだという虚言をろうして得られるものがほぼないのは、法の専門家である自分が一番よく知っているし、相手からしてもわざわざプロを騙しにくるとは思えない。


「先生、お願いします。この事件は、警察では解決できない。ぼくは真相を、すべての真相を知りたいんです!」


 関口にとって心からの言葉だった。この事務所に手がかりがなければ、事態は好転しない。どんなか細い糸にでもすがりたい気持ちで、彼は眼鏡の奥でしばたく相手の瞳をまっすぐに見つめた。


 その視線を受けた佐木は、嘘は言っていない、と直感した。事故の示談を扱う職業柄、誣告ぶこくや虚偽の主張を重ねる顧客とはしばしばう。そういう人間の嘘は、何より目に出る。意識的にせよ無意識的にせよ、真実を隠そうとする瞳は独特の色味を帯びる。瞳孔の黒が、いやらしい深い暗闇をじっとりとたたえるのだ。そうした目利きに少しだけ自信を抱いていた佐木の鑑識眼は、目の前の青年がシロだと告げている。


 その上で、彼女が辞めるきっかけを作ったのは、たしかに自分だ、と佐木は心中で答えた。もしも、それが死のきっかけになっていたとしたら……。法律上の刑罰は存在しないが、道義的には責任がある。しかし、推論の上に推論を重ねる愚挙を犯してまで、それをこの青年に伝えるべきか否か――。


 わずかな沈黙。


 そして――


「たしかに、私は関係者かもしれない……」


 神経過敏な弁護士は目に見えない熱と圧に押され、ついに折れた。


「……ええと、お名前は――」


「関口です。関口幸志郎と言います」


「関口さん、私は……〈巫女〉を選ぶよう、言われていたんです」


「〈巫女〉?」


 唐突な聞き慣れない言葉に関口は戸惑いを隠せなかった。その色を察知した佐木が、ゆっくりと詳細を説明しはじめる。


「私は木附根きふね町の町内会に属しているのですが、佐藤さんという方からある話を聞いていました。ここでは〈巫女〉を選出する慣習があるから、条件に当てはまる女性がいたら鈴木さん――これも町内会の方ですが――に推薦するようにという話でした。本来なら三十年に一度らしいのですが、今年、急遽ひとり選ぶ必要が出てきたと」


 関口が住むのは木附根の隣町の白河町だが、そんな因習があるとは聞いた覚えがなかった。木附根の町人だけが受け継ぐしきたりのようなものなのだろうか。関口の頭に、白衣緋袴はくえひばかまを身に付けた巫女のイメージが浮かんで消えた。


「ただ、その条件というのがちょっと変わっていて……」


「〈巫女〉の、ですか?」


「はい。あまり人付き合いがなく、実家が遠くにある一人暮らしの独身女性ということでした。何でも、この土地のけがれを持たない人間が相応ふさわしいとかで」


 穂積紀香という人物に合致する条件ではあるが、たしかに奇異だ。ただの巫女を選ぶのにそんな指定をする理由も判然としないし、「この土地の穢」という言い回しにも思い当たる節はない。


「彼女は優秀な事務員でしたが、他の事務員との個人的な付き合いが皆無であることも分かっていましたし、履歴書から実家が遠方にあるという事実も知っていました。それに、神事を司る〈巫女〉といっても、通常の職業と同じで給与は出るんです。この事務所なんかよりもずっと良い待遇でした。ただ、〈巫女〉には任期があって、長くても三年程度という話でした。だから、私が穂積さんに言ったんです。一度、〈巫女〉になってみないか、任期が終わったらまたここで働けばいい、と」


「それで、彼女は承諾したんですね」


「そうです。穂積さんも了承したので、すぐ暇を取らせました。話は急で、近々きんきんに〈巫女〉が欲しいとのことでしたから」


「そのわずか一週間後に、彼女は死んだ――」


 ただの偶発的事象の可能性もあったが、関口にはふたつの事柄をあえて結びつけて考えた。なぜなら、穂積紀香は「〈巫女〉として死んだ」とも言えるからだ。関口の脳内に人身御供ひとみごくうという古い単語が浮かぶ。それから、本来なら三十年に一度のサイクルで選ばれるはずの〈巫女〉が、急遽必要になったのも不自然に思えた。〈巫女〉がいなければならない理由とは何か、そもそも――


「先生、〈巫女〉とは何なんですか? 彼女が殺害される前に、突然降って湧いたように〈巫女〉の話が出てきている。偶然にしてはあまりにもできすぎています」


「私が木附根町に引っ越して、〈巫女〉の話を聞いたのは四年前ですから、その詳細や成り立ちまでは存じません。しかし、たしかに少し妙な一致だとは思います」


「先生にその話をした佐藤さんと、先生が〈巫女〉の存在を連絡した鈴木さんならご存知なんじゃないですか?」


「それはそうかもしれませんが……。二人とも良い方で、〈巫女〉のことを理解していたとしても、事件を起こすなんて考えられません」


「〈巫女〉のことも含めて、それはぼくが直接会って確かめます。佐藤さんと鈴木さんの住所を教えて下さい!」


 正確な番地までは分からなかったので記載しなかったが、結果的に佐木はふたりの家への道のりを詳細にメモ用紙に図示して、関口に渡した。弁護士たる自分が他人の個人情報をおいそれと提供するのは気が引けたものの、彼の鬼気迫る様子と知己ちきの従業員の変死という異常なしらせに押し切られた格好になった。


 もちろんそこには、自らの顧客クライアントの個人情報を漏らしたわけではないという意味で、最低限の職業倫理は保持できるという打算も含まれてはいたが、いずれにせよ、生来の気の弱い性質たちが影響していたのには違いない。弁護士として人と交渉する中で獲得した精神的な防壁は、今、もろくも崩れ落ちている。相手の圧によって自己防衛ががされ、心がむき出しにされる感覚に非常な不快感を覚えつつ、穂積紀香とこの青年はどういう関係なのかと佐木は静かにいぶかしんだ。



 佐木透法律事務所を出ると、すぐさま、関口は「佐藤」の家に向かった。「鈴木」の方に行くという選択肢もあったが、前者は言ってみれば川の源流だ。〈巫女〉の根本を探るなら、佐木にそれを探すように促した「佐藤」を先に尋ねる他ないと関口は考えた。〈巫女〉が穂積紀香の死の真相に関わっているとするなら、それは、自分が記憶を失った理由を示すことに繋がるかもしれない。淡い期待を胸にして、彼は佐木が書いた地図を再確認した。


 佐木透法律事務所から、「佐藤」の家は近く、タクシーで十分もかからなかった。木附根町四四二の一一、築三十年以上は経っていそうな木造の二階建てだった。リフォームなど考えてもいないような年季の入った家屋は、ところどころ白い壁の塗装がげていて、全体的に薄気味悪い感じを受ける。外はが照っているのに、窓から見える屋内は暗く、中をうかがうことはできない。その玄関に、「佐藤」という表札が飾られていた。


 関口は迷うことなくインターホンを押すと、すぐに気だるそうな声色の返事が返ってきた。


「はい、どちら様ですか?」


 これといった特徴のない男性の声。


「わたくし、こちらに引っ越してきた関口と申します。実はこの度、弁護士の佐木透先生のご紹介で、町内会に新しく入会したのですが、〈巫女〉について少し伺いたくて……」


「ああ、それなら、高橋さんが俺よりよく知ってるよ。今回はもう決まったのかい? 俺はいつも、高橋さんから〈巫女〉様が選ばれる時期を聞いて、連絡網で回すだけなもんでね。推薦する義務はあるんだが、見つけられなかった。え? 高橋さんの住所? すぐ近くだよ。ええと――」


 そう言って最後に慌ただしく住所を告げると、インターホンはそのまま沈黙した。


 関口は当惑した。「佐藤」と呼ばれた男はただの伝達係で、〈巫女〉の決定には関わっていないのか? しかも、〈巫女〉が既に選定されたことを知らないだって? これでは穂積紀香の死の真相にたどり着く以前の問題だ。


 ともあれ、情報が途絶えたわけではない。今度は「高橋」だ、と関口は気を取り直した。場所は近所で、電柱に書いてある番地をたどれば、土地勘のない関口でも歩いてたどり着ける位置にあった。


 「高橋」の家はあっけない程簡単に見つかった。ふたつのアパートに隣接した、三階建ての立方形の家だった。明るく白い壁紙や外装からして、比較的最近建てられたように見える。一階は車を駐車するスペースになっているが、今は出払っているようで車はない。二階や三階の窓は開け放たれているが、人がいるかどうかは不明だった。それでもやることは変わらない。さっきと同じように、関口はインターホンを押す。少し間があって、応答があった。


「はい、どなた様ですか?」


 年配の女性のしわがれた声だった。


 関口は、つい先ほどと同じ科白せりふを繰り返した。今度はインターホンだけで終わらないように、屋内で直接話を聞きたいということを強調して。少しお待ち下さいと丁寧に告げられて、そのまま玄関で待機していると、施錠されていないドアが無防備に開かれた。姿を現した「高橋」は、年嵩としかさの老婆だった。やや薄くなった頭頂部から筋のように髪の毛が伸びていて、顔はしわくちゃ。それでも、瞳にははっきりした光が宿っており、まだ意識が健在なことを表している。「高橋」は人懐っこそうな目で、うやうやしく関口に頭を下げた。


 関口は座間に通されると、ちゃぶ台の傍らに敷いた座布団に座るよう勧められた。そこに身を落ちつけて少し、いったん奥に引っ込んだ老婆が麦茶と茶菓子を持って出てきた。佐木法律事務所での緊張や、見知らぬ土地で家を探し回った疲れから、喉がからからに渇いていたため、関口は冷たい麦茶を一気に飲み干した。関口は空のコップを手に、あらたまって質問を切り出した。


「〈巫女〉様ですかぁ。一応、町内会の連絡網で佐藤さんにはお伝えしていますが……。今回は、知っている人で条件に合致する人はいませんでしたしねぇ」


「既に〈巫女〉が決まったことはご存じないのですか?」


「ああそうですかそうですか、〈巫女〉様はもう決まったんですねぇ」


 それを聞いた関口の脳裡のうりに、ふと閃くものがあった。さっき、「佐藤」はこの「高橋」から〈巫女〉をいつ選定するか情報を受け取ると言っていた。となれば、まさか――。


「もしかして、高橋さんは、どなたかから〈巫女〉を選ぶ時期を聞くことになっているのでないですか? その、連絡網か何かで」


「ええ、ええ、よくご存知ですねぇ。毎回そうです。今はもう代替わりしてますが、田中さんのお宅から聞いています。ええ、今回は珍しい時期ですねぇ」


「珍しい?」


「前回の〈巫女〉様が選ばれたのは私が七十のときでしたからねぇ。まだ三十年は経っていないんですよ。はっきりした月日が決まっているわけではないんですがねぇ、大体、それくらいに知らせが回ってくることになっていますから。だから、今回は特別なのかもしれませんねぇ」


「〈巫女〉について、もう少し詳しく教えてくれませんか?」


「〈巫女〉様ですか……。〈巫女〉様は、本来、鬼神おにがみ様の眷属けんぞく――鬼神様につかえる従僕じゅうぼくなんです。〈巫女〉様の力を借りて、鬼神様は力を振るうと言われていますから、近い内に、鬼神様が何かを成そうとなさっているのかもしれませんねぇ」


 何か……と関口は独りごちた。神をかたる何者かが、穂積紀香の力を必要としていたということか? しかし、一体何のために……? 多少法律に明るいとは言え、彼女はただの事務職員だった。あるいは、何か見落としている事実があるのだろうか? 当初の期待に反し、〈巫女〉のことを知れば知るほど関口の思考は混沌としていった。それを何とかくつがえそう、覆さなければならないと追い立てられた彼は、我知らず事件のことを「高橋」に尋ねていた。


「高橋さん、今回選ばれた〈巫女〉――穂積紀香という女性は死にました。殺されたんです。何でもいい、思い当たることはありませんか?」


 その言葉に完全に虚を突かれたようで、老婆の顔がさっと青ざめる。


「そんな……、〈巫女〉様が……?」


 「高橋」は明らかにショックを受けたようで、痛々しいほど狼狽ろうばいした。演技ではない周章しょうしょうぶりに、関口は自身の軽率な発言を悔いた。


「そんな……。たたりが、鬼神様の祟が起きてしまう……。祟が……」


 老婆はぶつぶつと同じ科白せりふを繰り返す。可哀相なことをしたと残念に思うも、もうここで得られる情報はないことは明らかだった。関口はもはや何も聞こえていないであろう耳に謝罪をし、いとまを告げた。部屋から立ち去る際一瞬背後を振り向くと、老人は何も映っていない瞳を依然虚空に投げかけていた。


 またひとつの手がかりが消えた。穂積紀香の死と、それに連なる一週間もの記憶の欠損の謎が、両手からこぼれ落ちてゆく。暗澹あんたんたる気持ちにさいなまれて、関口は天を仰いだ。青空だった天気が、いつの間にかどんよりとしたくもりに変わっていた。いや、まだだ。まだ何か考えるべき事柄がないかと、半ば諦めの心で自問してみる。すると、ひとつだけ気にかかっていたことを思い出した。それが〈巫女〉の情報と響き合って、ある有益な結論を導き出す。


 於爾おに神社。穂積紀香が連絡していた、鬼を御神体ごしんたいとするやしろ。「高橋」は「鬼の巫女」と語っていた。とすれば、彼女が〈巫女〉として勤めていたのは於爾神社なのではないか。もしそうなら、神社の神主かんぬしが彼女のことを知っている公算は非常に高い。地道な捜査を積み重ねて、関口は初めて突破口を発見した気分になった。関口は早る気持ちを抑えながら、足となるタクシーを探すために道路脇に赴いていた。

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