ゴミ漁りが趣味の主人公が、運悪くヤバいものを見つけてしまいます。
それは何なのか?
誰が捨てたのか?
あえてぼかしています。はっきり書いてしまったら企画に合いませんので。
でもドキドキした空気は伝わってきます。怖いと感じる対象を隠していながら、緊迫した雰囲気を書きあげています。私はホラーが苦手なんですけど、先が気になって(読むペースが衰えることなく)最後まで読み進められました。
「良作に出会えて本当によかった。参加していただきありがとございます」……これが私の感想です。
感想から逸れますが、この作品、どうやら「オチが素敵な短編小説」の企画にも参加されています。
たしかにラストは盛り上がるけれども! 「オチが素敵」って、そう意味で受け取っていいのかな? と、思わず吹き出してしまいました。