第44話(あっはっは啖呵ぶちまけてきました)ご無沙汰しております

皆々様、いかがお過ごしでしょうか?

昨年は、本当に、本当に色々なことがありました。

ええ。もう、精神的に大打撃なことがあり、三か月かけて何とか精神を安定させ、やって来ました年末年始の繁忙期。


そこで私、決めました。

今年は開運活動をしようと。

で、盛り塩始めました。

良いこと日記を書くこと始めました。


年が変わるまでは、不満と怒りと愚痴ばかりになっていた日記帳。

それを変えるきっかけになったのは、成人してから弓道場で知り合った方からのlineでした。


紹介動画だったんですけれど。

ご存じの方おられますかね?

「ひすいこたろう」さんというかたの、動画だったんです。

「ふ~」と息を吹く

「ふ~く」→「ふく」→「福」

とか、桜の話とか、のさりげない話だったんです。

でも、何故か、わかりませんがストンと胸の内に入りまして。

その人の別の動画を探しまして、ニヤリとする者も多いのですが、ふとした瞬間に泣かせに掛かられたり。

思わずその動画を、もういない同僚さんの妹さんにも送りまして。


その方の動画の中に、盛り塩するかいがあって。

よし、とりあえず今の状況を変えようと、それから一週間ごとに盛り塩して、一日の中でどれだけ頭に来ようとも、気に入らないことがあろうとも、日記には良いことだけを書いて運気を呼び込もうとやっていたのですが。


昨日、経営者である社長の発言に、我慢し続けていた堪忍袋の緒が切れて、啖呵切ってしまいました(笑)


と言うか、仕事を放棄していた事務所の連中と社長の言い分に対してなんですけれど。


と言うのも、本来、事務所の経理担当がやらなければならない仕事を、その連中がやっていなくて。そんな中、ちゃんとした説明もないままに社長によってちょっとした入力作業頼まれたのです。


ただ、そうは言ってもこっちで持っている情報は取引先の名前だけで、連絡先とかはサービスカウンターでは把握していませんよ? それでもいいんですか? と、ちゃんと確認を取った上で、データーに取引先とか分かる分だけいれておいてくれればいいから。と言われたので、貰ったデーターにさて入力しようとしたんですよ。


そしたらですね。入力項目に、取引先の名前、連絡先、アドレス、締め日。支払日。担当者名、口座番号エトセトラ。訳の分からないものが沢山。


え? 何これ? これ使って今度からやれってこと? こっち全然知らないぞ?


と言うのもですね、売掛の方法を変えるという話が持ち上がっているらしく、そのハッキリとした変更内容を私は知らされているわけではないのですが、これ使って何をするの? 取引先の名前を書けと言われても、マス目足りないよ? でも、取引先に方法を変える案内を出すために、とりあえず取引先だけの一覧作ればいいってことかと解釈した私は、グループごとに全部で五枚プリントして、経理担当の人の机に置いて帰ったんですね。


それだって、十日以上前の話です。


で、三日前に事務所に行ったら、社長から、その後どうした? と言われたので、取引先の名前だけ入力してプリントしたのは〇〇さんに渡しましたよ。


と伝えたんですよ。


その次の日、取引先のある一件から、こういう条件で請求書書いてくださいと言う依頼所が来まして。


あれ? コレだと今コッチでやろうとしていることと条件が合わないぞ?

と思ったので、そのまま事務所の経理担当の人のところへプリント持って行って説明したんですよ。


そしたら、それ私に言われても分からないんだよねぇ。

と言う答え。


正直私、は? となりました。

だって、売掛の仕方を変えるから、そのためにデータを入力しなくちゃいけなくて、他の店舗にどうしているのか確認したら、経理担当の人がサービスカウンターから一覧貰って、その上で電話かけて情報集めして、自分で入力しているという話だったので、だったら、だれがそれやってるの? と聞くと、経理担当者「さあ?」他の面々「もううりかけやめればいいんじゃない?(馬鹿にした笑い)」と、当初その話が持ち上がったときに、会議に出ていたはずの事務のチーフまで知らない振り。


その上で、関係者じゃない別の事務員さんが、案内状出してないんだろ。と他人事発言。


私、「え?これ三店舗足揃えてやるんじゃなくて?」


とか言う話をしていたんですよ。


で、その次の日。と言うか昨日です。

社長から電話来たんですよ。内容は、

「〇〇さん。何もデーター貰ってないって言ってるけど。ちょっと来て」


私。「は? なんでやねん。メモ付きで判子押してつくえにおいてきたじゃんか」

と思いながら、事務所に行くと、○○さんがどこに置いたの? と言うので、事務チーフの隣の机の上を差したら、

「そこ、私の机じゃないんだけど」

ムカッとした私。

「うん。違うのは解かったけど、じゃあ、ココ誰の机なの? 私五枚分プリントアウトして、メモも添えて、ハンコまで押しておいて言ったのに、それ見た人は、なんだかわからないくせに、私に確認の電話をして来るでもなく、捨てたの?」

と言うと、そこが誰の席かを〇〇さんも、当時そこにいた事務チーフも答えず。


でも、多分事務チーフ思い当たることあったんだと思うんですよね。

言ったセリフが、データー残ってないの? と言うから、また戻ってもって来たんですよ。


取引一覧があればいいって言うから、本当に取引だけが書いている一覧を持って戻ってきた私。それを見た社長が、

「だから、タチバナさん。私渡したデーターどうした? 入力したんじゃないのか?」

「ですから、それだと細かすぎてプリントアウトしても文字見えないので、取引一覧があればいいって言うからこっちを持って来たんです」

「そうじゃないんだ。あのデーターを三店舗で共有するために使えって言ってるんだ」

「ですから、名前だけは登録してます。プリントすると見えないからと言ってるんですけど」

で、そこからなぜか、社長は私を責め始めます。

今までの、私が入社する前までの、本社ができてからのこと全て棚上げして、


「今までやらなかったからこそ、いまやろうとしてるんだろうが!」

と、恥ずかしげもなく言い放たれたので、私言いました。

「は? それでどうして、私がやらなければならないんですか? そもそもにして、歴代チーフや経理担当者。言ってしまえば、第一店舗構えたとき、初めにやらなければならなかったことを怠ったのは社長ですよね? 私は引き継いだだけなのに、何故そこまで言われないといけないんですか? 大体、他の店では庶務の経理担当の人が、一覧貰って自分で電話して情報出してもらって、自分で入力してるって聞きました。どうして他の店では事務の人やっているのに、私にその話振ってるんですか? しかも、事務所の人にこの件を聞いたところで誰も知らない。何も知らない。知ってなければいけない人たちに知らないと言われて、私に何を入力しろって言うんですか?」

そしたら社長。


「だったら初めから出来ないって言えばいいだろうが! できるって言うから任せたんだろ!」

「は? そりゃできますよ。社長言いましたよね? 売掛の打ち込みしてるのはタチバナさんか? じゃあ、取引先一覧打ち込めるか? だから私言いましたよね? 取引一覧の名前だけは解りますから、それだけは打てますよ? って。そしたら、データー渡すから、それに解る分打ち込んで。って言われたから、名前だけでよければ、打っておきます。って、私はハッキリ言いましたよね? 社長はそれでいいって言いましたよね? だから、名前だけ打ったものを提出したのに、それ失くされたんですよ。その上で、どうしてそんな言われ方しなければならないんですか」

「あんたができると思ったから頼んだのに、やらないからだろ」

「思うのは自由ですが、私は初めから出来ることをはっきりと告げていました。連絡先とか知らないって言ったじゃないですか」

「解らないなら、聞けばいいだろ」

「誰がですか」

「タチバナがだよ」

「誰にですか」

「それぞれにだよ」

「何故ですか」

「わからないんだろ」

「だから、それで何故私がやらなければならないのかと聞いているんです。

他のところは事務所の経理がやってます。他が経理でやってることが、何故ここは経理担当の人がやらないんですか? やれない理由は何ですか?!」

「だから、タチバナさんだからできると思って、信用してたよって頼んだんだろうが!」

「だから、その順番がおかしいって言ってるんですよ! 請求やらなにやらの担当は事務所の仕事じゃないんですか? 情報集めて打ち込む暇がないから、これを打って欲しいって言われたら、はい。やっておきますよ。って私だって言いますよ。手元に打ち込むべき情報があるんですから。その情報を渡されることなく、事務所内で進んでるかと思えばまるで誰も何もしていない。聞いたところで分からない。その上で、なんでやってないんだお前はと言われて、誰が気分いいんですか!」

「だったら! 初めから出来ないって言えばいいだろうが! できるって言ったから――」

「あああ、そうですか! じゃあできません! これでご満足ですか?

 社長がこっちの話ちゃんと聞かずに勝手に都合よく解釈するのは自由ですが、私は初めからできることと出来ないことをちゃんと提示していました。でも、社長が私に何をさせたいのかまるっきり意図が通じませんでした。意図が通じるように言葉を尽くすべきですし、そもそも、初めにやらなければならないことが全然事務所内に伝わっていないことを問題とするべきじゃないんですか? 聞いたところで誰も分からないってどうなってるんですか? いつもいつも勝手にいきなり何の予告もなく「詳しくはサービスカウンターまで」とかってチラシに入れられたりしても何の説明もないし。ほうれんそうは仕事する上での基本だと思いますが、それを怠っている人たちのツケで、こんな不愉快な目に遭わされるなんて真っ平です。私は仕事出来ない人間なんで、もう二度と仕事を振らないでください。決まりごとがすべて決まってお膳立てができたら、その上で業務連絡をちゃんとしてください。やってられねえわ」

「だったら今すぐデーター持って来い。だから初めから――」

「はいはい。やりませんしりませんできません。ふざけんな!」


と言って、事務所兼社長の前から消えた私。

ちなみにそこには、事務所全員いました。


で、サービスカウンターに行ってデータ落として、再び事務所へ。


すると、社長の傍に○○さんが。

何をどう言われたか知らないが、本来初めに話を通さなきゃいけないのはそっちだろうが。とむかっ腹立てつつ、

「持って来ましたけど(重低音)」

それを受け、若干引いた社長。どもりながら、○○さんに~


言い終わる前に、その人の元へ。その人も顔強張らせて受け取って、フォルダ開いたらファイルが五個あることに驚いて。え? 五個あるの? と言うので、だからさっき言ったじゃん。五枚プリントしてメモしてハンコまで押したものを机に置いたって。知らない内に何だかわからなくて捨てられたんだか紛れ込んだか知らないけど。と返し。


落とし終えたからとUSB返してもらって出て行こうとしたら、「た、タチバナさん」と事務チーフ。『なんですか?」と足を止めれば、「こ、この書類出してほしいんだけど、た、頼める」「ああ、はい。いいですよ。その程度のこと」と言って受け取って、社長の前無視して出てきた私。


この問題の前の日、どうなってるのか聞いたとき、にへら笑いしながら、社長のことをどうこう言ってた面子が、本来本当はやらなければならないことをやっていなかったということを私に暴露され、暴言吐きまくった私に引きまくっておりましたが。


ふつう、ここまでやったら私首ですよね~

なので、レジにもどった私。

こうこうこういうことがあったから、もう来なくていいかな?

レジの皆、顔がぴしりと強張る。フォローが始まる。


それでもイライラと言うか、情けなさと言うか、とにかくもう血圧が上がっているのか、熱上がってるのか、頭痛いのか痛くないのかも分からなくなり、どうしようもないので、社内で唯一話の分かる店長からいつも仕事押し付けられている社員さんのところへ愚痴りに行きました。

そこでぶちまけて、同情されて慰められて、そろそろレジに戻らねばとしたところで店長登場。

何故か既に訳知り顔で現れて、開口一番言ったこと。

「おめぇ、口悪いって言われてたぞ」

「だったらなんだよ。うるせぇな」←これ私(笑)

「それだってまだ抑えてる方なんだよ。別にいいじゃん。かつての次長みたいに、恫喝したり暴言吐いたり立場よわい奴精神的に追い詰めて辞めさせたわけじゃないんだから。私だって初めから口悪かない。頭来たら誰でもなるだろうが。まあ、普通社長に対してこんなことやったら首決定だけどね。だから、明日から来なくていい? つかさぁ。明日にでも○○さんみたいに私死んだら、全部会社と社長の所為だから、内の親が証拠集めしに来たら証言して、なるったけお金取れるように協力してください。それしなかったら、私がアレを祟り殺してやるから。あ、でも、憎まれっ子世に憚るって言うから、私は死なないかもしれないけど」

と言ったら、唯一信用している社員さんが、声を大にして「めっちゃ協力する。そして俺は売り場を片付ける」と約束してくれました(笑)


ただ、サービスカウンターで独りになったとき、久々に泣きが入りました。

何故かって? 私がそういう風になることを、一番危惧して心配してくれた居たのが、亡くなったあの同僚さんだったからです。今頃心配かけてるだろうなと思っていたら、お客さんがのしを掛けに来て、何と書きますか? と聞いたら、


『ご仏前の○○で』


って、亡くなった同僚さんと同じ苗字を名乗られたんですよ。


ええ。ええ。こじつけです。単なる偶然です。

でも、タイミングがタイミングだったんですよ。


お客さんいなくなった後、ちょっと奥に引っ込みましたよね。

せっかく情緒もどって来たのに、その日から今朝まで、心が死んでいます。

また、戻ってる感じです。

虚しくて馬鹿らしくて。

思えば本当に、歴代チーフたちがやるべきことをやらずに、いつまでも素敵な《女子学生》気分で、自分に素直に好き嫌いで選別して仕事を選び、気分で物事をこなした付けと後始末をひたすらこなし片付けて。考えなしの社長の行動に適応するためにあれこれ対策考えて。どうすれば少しでもレジの人たちの負担が減るかとあれこれ考えて、こうしたらいいよと。これはやらないでと言っても聞かない現チーフ。やりたくないから他に丸投げ。知らないから関係ない。自分に言われたって知らないよ。と、やるべきことをやらない上司たち。それらの不満を一手にもって来られる私。


それを見て、同情はするけれど私はたちばなさんみたいにできないからと、覚えようとはしないくせに、上辺の心配だけは口にして来る面々。自分にその役目が回って来ないことに安堵している面々。そんな面子に仕事を押し付けたくて逃げてる面々。それを見て、なんでああ何あろうと言いつつも、仕事が中途半端な面々。


疲れました。

疲れたんです。

今年は良い歳にしようと開運目指しているんですけれそ。


それでも、だからこそ、もう面倒ごとには関わらなくてすむんだぞ! と鼓舞したりして。


そんな中、今『雨宿りの村』を長編に書き直し作業しております。

冒頭、どうやってその宿に辿り着かせるかと納得いくものができず、三章までいたものの、ずっと引っ掛かって進めなかったのですが、職場で打開策を見つけて、ポチポチ手直ししております。上手く行けば、今日三章まで直せるはずなんですが……


その物語に出て来る《山彦鳥》の縁は。やはり私の中では癒し系ナンバーワンのマスコットキャラなのだと痛感しております。だってこいつ書いてるの楽しいんですもん。


こいつがいるから、多分今書けてるんだと思います。

こいつ救世主です(笑)


これを書き上げて、何とか今年は電撃に出したいなァ。

これを書き上げたら、次書くのは決まってるんですよ。

ダークヒーローの定義が良く解かってないんですが、今度こそ、久々の切ったはった書いてやるんです。ストレス発散に書いてやるんです。ひな形は書き書けの小説の中にいるので。


さて、無駄に長くなってしまった久々の投稿です。

相変わらずだなァと思われてしまうかもしれません。

それでも変わらず見に来てくださる方がおられましたら、ありがとうございます。


更新しない間に、フォローしてくださり、応援してくださっている方が立て続けに書籍化して作家さんに転身していたり、とてもお気に入りのホラー作家さん見つけたり、応援していた方が受賞したりとおめでたい話題も沢山目にして嬉しい限りで喜んだのは事実なんです。


ただ、綺麗に真っ二つに現状に冷めている自分も中には居りまして。

何とかそっちを見ないように、良い方向を見て、良いご縁に感謝して、あやかろうと努力している今。


次にここで書くとなると……

無事に書き上げた報告か、ほんとにクビになっちゃったエヘ(*´∀`*)

ただいま無職。次何をしよう~と路頭に迷っている内容になると思います。


できれば、無事に書き上げた報告にしたい!

そして、この落ちに落ちている職場に対する心持ちをどうにかしたい!


では。執筆に戻ります。

執筆もこのくらい捗れば……

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