第23話 (忖度しろと言われた)お陰ですこぶる夢見が悪い
ほんとうに、ほんとうに。愚痴しかないですから、読むに値しないと思いますから。不快になるだけかもしれませんから、読まないでください。
ここは、本当に胸の内にとどめておけないことをぶちまけるだけですから。
感動しても語彙力失いますが、頭に来ても語彙力失いますね。
まだまだ底は底ではなかったという現状に、熱が上がりましたね。
事務所に用があって行った時のこと。社長様に呼び止められまして何かと思えば、名指しでクレームが来ていたとのこと。初め誰からか分からなかったのですが、話を聞いたらわかりました。あの施設の連中かと。
とある施設の方々が居るのですよ。
で、その方々がよりによって一番込み合う毎月一日の午前中にやって来て、サービスカウンターの一台しかないレジを占拠して売掛を利用した会計をするのです。
他の施設の方々でも、売掛をする方々はいらっしゃるのですが、その方々はサービスカウンター以外では唯一売掛が出来るレジで、他のお客様と一緒に並んで会計をします。
ですが、昔っからその連中は、箱詰めするでもなく袋詰めするでもなくぜんぶカウンターに任せていなくなり、買い忘れしていたり、間違って買っていて全部やり直しさせたりと、すんなりいかない。お陰で、会計している最中、そのほかのお客様の会計や返金やその他もろもろが出来ず、相当なクレームの数を受けながら、ひたすら謝る日々が続いていたので、他の人たちと同じように、別なレジに一緒に並んで会計してくださいと告げた結果の、名指しのクレーム。
蓋を開ければ簡単な話で、その施設の経営者が、うちの社長様の御身内だったらしく、昔から私の態度と言動が気に入らなかったとのこと。そのことを言われて、私社長様に言いました。
「ああ。あの態度の悪いの社長の身内だったんですか。あの人の態度も相当悪いですよ。初めの頃なんて通路に荷物置いて他のお客さんの行き来邪魔したり、サッカー台占拠して他のお客さんに使わせなかったり、袋詰めとかもしなければ、箱を用意するでもかご用意するでもないし、お陰でその人やってる最中、他のお客さんからのクレーム多いんですよ。別の売掛利用している施設の人は皆普通にちゃんと並んで会計してくれてますよ。私の態度が悪いのは、その人の態度が悪いからですよ」
対する社長様。
「それはあれだよ、タチバナさんさ。お客さんに勝とうとしても駄目だよ」
まぁ、ある意味正論なんですが、そこまでへりくだる必要がどこにあるのか。
そうやってごり押ししたら我がまま通ると勘違いした連中や、それを見た連中が同じことして客層悪くしているのに、いつそれに気が付くんだろうか?
「そこはうまくしゃべって、話し方ひとつさ」
「今更話し方を変える意味ありますか? ようは、話し方云々じゃなくて、特別待遇してこれまでのようにサービスカウンターで会計しろってことですよね? 嫌です。身内の一組のクレームより、そのせいで迷惑被る他のお客さんたちのクレームを予防する方が大事です。どれだけその人たちのせいでこっちが不快な思いしてるか分かりますか? こっちの言い分の方が悪いんですか? 他のお客様たちには一切関係ないのに」
対する答え。
「でも、順番にやってるんだろ? 待たせるのが当たり前だろ?」
「待たせてクレームが来ないように工夫してやっていかなくちゃいけないと言ったのは社長ですよね? だからあれこれ工夫してやってるのに、身内びいきしろと?」
「世の中には忖度とかってあるだろ。こっちの立場も考えて欲しいものだな」
は? となった私。
「従業員の立場も考えてくれないのに、贔屓して他のお客さんを蔑ろにしろって命令ですか? 冗談じゃありません。嫌です」
いや、解りますよ? 雇われ人のパートの分際で雇い主の言い分に真っ向から逆らうなんて普通は駄目だってことは分かりますよ?
ただですね? 普通身内だったら迷惑かけないようにしなくちゃいけないって思うものじゃないですか? 少なくとも、特別に商品易くしてもらうとかにしても他のお客さんに迷惑かけない程度の配慮しません? 逆に、そんな身内しかいないって宣伝しまくってるのを見て、うわぁ……どこまでも見下げ果てるというかなんというか。だから、その施設も社長様の評判もご近所様たちの間で悪いんだと目の当たりにしました。
そしたら、社長様。
「タチバナさんの悪いところはその頑固なところなんだよな」
(うっせーわ! 頭の頑固なところと昨日と今日で言うことがコロコロ変わるような奴に言われる筋合いねぇわ!!)と思いつつ、行った私の言葉。
「だったら私を首にしたらどうですか?! 私がいる限りやりません」
「だったら、その人たち来てる最中外れればいい」
「そんな都合のいいことするつもりはありません。言いつけ破ったからって手取り減らされたり不当な扱い受けたら、さっさと辞めて行くとこ行きますんでそのつもりで」
と言って、ドア閉めて帰ってきてしまいましたが、むかっ腹が立っていた私。
運悪くサービスカウンターに帰って来たところに、外から立て直しを図りに来た本部長を捕まえて、一連のことをぶちまけ。途中から話に加わった他の社員さんも交えて、喋り倒していた結果。とりあえず、本部長さんは「特別待遇も忖度もいらないだろ。他のお客さんいるんだし」と、私の方を持ってくれました。
真実そう思っているかどうかは知りません。とりあえず落ち着かせないといけないと思って同意して見せただけの可能性の方が高いですが、このご時世。堂々と忖度しろとか。
ただでさえ、春からこっち語彙力失うほどに呆れる日々を繰り返し、小説も一つも書けなくなって、焦りよりも諦めの気持ちの方が多くなっているのに。
悪いことばかり口にしたら、運気が下がるというのも分かっているから、無理して明るい話や、良いことも口にしてるけれど。本当に、本当に、言葉の意図がちゃんと通じていない連中の尻拭いなんて申したくないし、言葉も交わしたくない!! 店の顔なんだからってよく言われるけれど、店の顔だからこそこうなんだよ!!
私がずっと37度2前後の微熱が一月以上夜になると出ているのは絶対ストレスによって免疫力が落ちてるせいだ!!
でも、言葉は無力だと思って、言葉で励まされるのも確かで。
今、散々こねくり回してどうしようもなくなった者から、ぽつぽつと生まれているものもありまして。その中で、ただ漠然と言葉だけが浮かんできています。とても弱いのに強い言葉。この言葉を引き継いだ主人公が、また別な登場人物に伝える言葉。
この物語を書くのは、正直しんどいんじゃないかと思っています。
だから、いつもはすぐに手を付ける物語づくりに足踏みしている感じです。
愚痴りたくないんです。
雇われ人だから仕方がないということも分かっているんです。
でも、明らかにおかしいことをおかしいと言えない現状はなんなんでしょう。
自分でも面倒な性格の人間だというのは分かっているんですけれど。
現実に嫌気がさしているのに、夢まで仕事の不快な内容で起きるんですから、相当なんです。どうか書き散らすことをお許しください。
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