たくさん見てきたからこその直観!そっか、そういう見方もできますね。
ミステリのトリックのネタは、尽きた。江戸川乱歩の『幻影城』の昔から、この界隈ではそう言われて久しいわけですが、令和の世の中になっても、日々あまたの人の手によってミステリは量産され、トリックは消費し続けられているわけで。そんな中まだ「全く新しいトリックとの出会いに感動したい」直観探偵は、可能性を信じているのですね。実は、今一番ミステリのトリックを愛している、そんな彼を名探偵と言わずしてなんと称すれば良いのでしょう。ミステリあるあるを逆手にとった発想は見事!確かにまだ、その発想はなかった…