第3話 ナイード領の『聖女様』②
着替えを終えたイリッツァが中庭に向かうと、ちょうど三人の子供たちが礼拝を終えてやってくるところだった。イリッツァは、意識して「聖女様」の仮面をかぶる。
「皆さん、しっかりお祈りできましたか?」
イリッツァがこんな口調で話すのは、礼儀正しいからでも、おしとやかな性格だからでもない。彼女が言うところの"筋肉ゴリゴリの男"としての記憶が色濃く残っているにも関わらず、同世代の娘たちが話しているような女性らしい言葉遣いをする自分、というものがどうしても受け入れ難かったのだ。もともと、聖職者は男女関係なく丁寧な口調で話す者が多い。結果、過去の記憶を持つ自分としては違和感が凄まじいが、外から見れば何も変ではないだろうと、折り合いをつけたのは十年前。とはいえ、慣れるまで本当に苦労した。何度うっかり『俺』と言いそうになったかわからない。
「今日はヤーシュとグレン…と、そちらのお嬢さんは、初めましてですか?」
にこり、とひときわ幼い少女に向かって笑いかけて尋ねると、ヤーシュと呼ばれた少年が代わりに自慢げに口を開く。
「俺の妹なんだ!今度のお休みに『見極めの儀式』で魔法属性を教えてもらう予定なんだけど、聖女様とお話してみたいってうるさくて――」
「あの、あのね、私、イリアって言うの!聖女様、私も聖女様みたいになるにはどうしたらいいのか教えて!」
挨拶も自己紹介もそこそこに鼻息荒く身を乗り出したイリアに、イリッツァはぐっと言葉に詰まった。
(えっと…それは)
一瞬で考えをめぐらし、気を取り直してゆっくりと告げる。
「初めまして、イリア。私みたいになりたいというのは、どういうことですか?」
内心焦ったことはおくびにも出さず、聖女らしく人々に安心を与える微笑みを作り、優しく尋ねる。イリアは興奮したままつづけた。
「あのね、あのね、光魔法を使えるようになって、教会で働きたいの!」
「あぁ…修道女見習いになりたい、ということですね」
気づかれないようにほっと息を吐く。すると、それまで黙っていたグレンがぼそりとつぶやいた。
「無理だよ、イリア。教会で働くためには、光属性の魔法が使えないといけない。ヤーシュとイリアのお父さんは地属性で、お母さんは魔法属性がないだろ。だから、イリアの属性は、無属性――魔法がつかえないか、地属性かの、どちらかだ」
(さすがグレンだな。相変わらず聡い…けど)
淡々と、乏しい表情のまま正論を突きつけるグレンに苦笑を漏らす。彼は、同世代の中では頭一つ突き抜けて優秀だと聞いているが、人とのコミュニケーションには不慣れなようだ。正しいことを言うことは、必ずしも人を救うとは限らない。
「えー、なんで!?どうして!?私も教会で働きたい!」
「うーん…困りましたね」
今度の休みに『見極めの儀式』を受けるとヤーシュが言っていたからには、イリアは今年六つになる歳なのだろう。この国では、六つになる誕生日から最初の休日に必ず子供に魔法の属性を見極めるための儀式を受けさせる義務がある。
やっと六つになろうか、という幼い少女に、夢も希望もない現実を突きつけたところで、なかなか受け入れがたいだろう。だが、グレンの言葉も真実だ。嘘を教えるわけにもいかない。
「仕方ないだろ、イリア。俺だって、地属性なんて嫌だったよ。どうせなら、騎士団長様みたいに火属性が良かった」
唐突に飛び出た単語に、ドキン、と胸が音を立てる。ヤーシュは一瞬表情を硬くしたイリッツァには気づかず、空を見上げる。
「地属性って、ほんとに地味なんだよなー…兵士になっても戦闘で全然活躍できる気がしないし…俺も騎士団長様みたいにカッコいい騎士になりたかったのに…」
「そう…ヤーシュは、いつか騎士団に入りたいのですね」
笑顔が苦笑にならないように気を付けながら、イリッツァは丁寧に言葉を紡ぐ。ヤーシュはまだぶーぶーと口をとがらせていた。
「立派な心掛けですね。でも、地属性の魔法使いも、実際の戦闘ではかなり活躍しますよ」
「えー?だって、攻撃力ないじゃん」
「攻撃するだけが、戦いではないですから」
今度ははっきりと苦笑して、イリッツァは続ける。目をやると、グレンもこちらをじっと見上げていた。学校の勉学で聡い彼も、こうした兵士の現場での戦闘事情などは聴いたことがないのだろう。いつもの乏しい表情の中から、少し興味深そうな色をのぞかせている。
イリッツァは少し得意げにつづけた。
「例えば、地属性の魔法は、罠を作るのに最適です。貴方たちにもわかりやすい、すごく簡単な罠といえば、落とし穴ですね。実は、第一線の戦いでも、落とし穴は意外と重要なんですよ。一流の土魔法使いは、表面は全く変えないまま、綺麗に地中に空間を作るように作るので、どんなに強い兵士も魔物も、その落とし穴を見極めることなんてできません。相手が穴に落ちてしまえば、こちらは安全を確保したまま、一方的に攻撃ができます。矢を射かけるもよし、火で焼くもよし、水攻めするも良し…もちろん、土魔法で生き埋めにすることだってできますよ。他にも、洞窟の奥に巣くう魔物討伐の際には、奇襲のために別ルートから攻める部隊を運ぶための新しいトンネルを掘ったり――」
ついうっかり興が乗って饒舌になっていたイリッツァは、そこで初めて子供たち三人の顔を見る。
「「「――――――…」」」
ぽかん…
そんな表情を全員が浮かべていた。
(あ…やば…)
「え、えーと…と、とにかく!」
コホン、と一つ咳払いをして、仕切りなおす。額には、微かに冷や汗をかいていた。
「地属性の魔法使いは、実は戦闘においてたくさん活躍する場面があるんです。ただ、頭を使った働きが求められることが多いので、特に土魔法で兵団に入って活躍したいなら、座学で兵法の勉強をしっかりしておいた方がいいと思いますよ」
へらっと取り繕うように笑って告げると、おずおずと子供たちがうなずく。
赤子の時に拾われて以来この教会で暮らし、戦いなどとは無縁の暮らしをしているイリッツァがどうしてそんな事情に詳しいのか、大人たちなら疑問を抱いたはずだが、子供たちは多少不思議に思うことはあれど、深く追求するには至らなかったのだろう。今日の来訪者が素直な性格の子供たちばかりだったことを、心の中で神に感謝する。
「でも、私が土魔法使えても、意味ないんでしょ…?女の子は戦えないもの…」
イリアが、少し悲しそうに目を伏せる。イリッツァは少し目を細めて、ふわりとそのうつむいた頭に手を乗せた。
「大丈夫。魔法属性が何であっても、毎日お祈りをして、正しい行いを心がけさえすれば、エルム様は等しく私たちをお救いくださります。もちろん、魔法がつかえない信徒も同様に」
言ってから、中庭の一角に作られた花壇を指さす。そこには、ライトブルーの可憐な花が最後の盛りを誇るように、花弁を天へと向けていた。
「確かに女性は兵士にも騎士にもなれませんが、戦いに赴く男性を笑顔で見送り、傷ついて帰ってくるときに温かく迎えるという重要でかけがえのない役目があります。例えば土魔法を使えれば、あの花壇の手入れを私なんかよりもよっぽど早く、適切に、素晴らしく行うことができます。いつか、イリアを大好きと言ってくれる男性と結婚したら、ぜひ美しい花壇を作ってください。きっと、男性の心に安らぎが生まれて、幸せな気持ちにしてあげることができます。それは、光魔法がつかえなくてもできること――私がしているのも、突き詰めれば同じなのです」
エルム教の聖典において、終始一貫している教義の一つ。
「すべての人に、愛と幸福を――それは、まず、家族から。次に、友人へ。恋人へ。領民へ。国民へ。この世に生きるすべての人へ。――あなたが愛する人に、あたたかな思いやりの気持ちを持ち、救いを求める人には惜しみなく手を差し伸べること。…光魔法なんて使えなくても、私がいつもしていることは、イリアにだってすぐに出来るのですよ」
ふわり、と聖女の微笑みを向けると、ほんのりとイリアの頬が紅潮した。
「ほ、ほんと…?私も、聖女様みたいに、なれる?」
「はい。エルム様はどんな時も祈りをささげる私たちを見ていてくださいます。どんな属性の魔法でも、それを活かして、イリアの大事な人を幸せにしてくださいね」
「う、うん!私、頑張る!」
素直に決意表明をする小さな頭をぽんぽん、と優しく撫でながら、イリッツァは何とかうまく話をまとめられたことにほっとしていた。
「…聖女様。それ、ミオソティスだよね」
「え?…あぁ、この花ですか?そうですよ。さすが、グレンは物知りですね」
遊びたい盛りの男児にとって、花に興味などないだろうに、的確に花の名前を当ててのけた少年を褒める。年頃の少年らしいヤーシュは知らなかったのだろう、少し悔しそうな顔をしていた。
「なんで、この花壇、ミオソティスしかないの?――聖女様、この花が好きなの?」
乏しい表情のまま、じぃっと目を覗き込むように見上げられ、ぱちぱち、と数度瞳を瞬く。
「――――…うん…はい。そうですね。好き…なのかも知れませんね」
ほんの少しだけ、瞳を細める。いつも、本物の聖女さながら、すべての信徒の幸せを願うような穏やかな瞳に、かすかに影が差したことを、少年たちは気づいただろうか。
「知っていますか?昔、この領地に生まれた聖女・フィリア様が、当時の英雄・ガエル騎士団長に結婚を申し込まれた時、ミオソティスの花束をもらったそうですよ」
イリッツァの瞳が、花壇に向けられる。綺麗な薄青色の瞳はかすかに揺れていた。何かを懐かしむように――寂しさを堪えるかのように。
「それ以来、フィリア様の私室から見える中庭には、ここよりもずっとたくさんのミオソティスの花畑が作られたそうです。フィリア様は、聖女のご公務を終えて屋敷に戻るたび、夫が討伐遠征で家を空けるたび、その花畑を眺めていたとか。――だから、私も、同じ花畑を作って眺めてみたら、少しは当時のフィリア様のお気持ちがわかるかな…と思って、作ってみたんですけど」
そして、ほんの少しの苦みを残した笑みで、子供たちを振り返る。
「ダメですね。やっぱり、偉大な聖女様の気持ちは、よくわからなかったです。本当は、当時の花畑みたいにしたかったんですけど、私はあまり器用ではないので、実際は花壇どまりですし」
はは、と笑って左手で頭を掻く。
そして、もう一度、風に揺れる薄青色の花に静かに目を戻した。そして、ふっと笑う。いつもの笑みではない、微かに昏い影を落とした笑み。
「あの英雄も、最強との誉れ高い騎士でありながら、なんでまたこんな可憐な花を贈ったんでしょうね。きっと、毎日毎日剣と魔法の修行に明け暮れてばかりで、花なんてよくわからない人だったでしょうに――普通、結婚を申し込むときと言えば、薔薇とか、もっと華やかなものを贈るものです。グレンやヤーシュは、将来のために、ちゃんと覚えておいてくださいね」
「――――違うよ」
「え…?」
静かにつぶやくようなグレンの声に、少し間抜けな顔で振り返る。
グレンは、いつものように、仕事をしない表情筋を今日もまたそのままにさせながら、花壇の前にしゃがみ込んだ。
「僕は、フィリア様のことはよく知らないけど――でも、聖女様にそっくりだったんだよね」
「え…?あ…はい。よく、そういわれますね」
「――じゃあ、きっと、ガエル騎士団長は、ちゃんと、フィリア様のためにこれを選んだんだよ」
一輪の花弁に触れてから、グレンはイリッツァを見上げた。
「だって――色が、同じだ」
「――――――――――」
何が――と言いかけて、口をつぐんだ。
あぁ…そうか。
どこかで見たことがある色だと、ずっと思っていた。
――そうだ、同じだ。
いつだって、実の息子の前でさえ感情を見せなかった、凍てついたような、あの瞳。
ちょうど、先ほど鏡で確認した、ライトブルーのこの瞳と、全く同じなのだ。
「――…なるほど」
イリッツァは、今度は隠すことなく苦笑した。
「そうであれば、ずいぶんと――ロマンチックな人ですね」
「うん。きっと、ガエル騎士団長は、フィリア様のこと、大好きだったんじゃないかな。この花を見て、フィリア様みたいだなって思ったんだと思うよ。――それに、ミオソティスの別名を知ってる?」
グレンは淡々と言葉をつづける。相変わらず、彼の表情筋は何も仕事をしていない。
「い、いいえ、知りません…」
聡明な少年に気圧されるように答えると、グレンはかすかに口の端を吊り上げた。――わかり辛い、彼なりの微笑。
「――勿忘草」
「…勿忘草…?」
「花言葉は――『真実の愛』。そして…『私を忘れないで』」
イリッツァは目を見開いて――
「――――――…ふっ…ははっ…はははっ…」
堪えきれなくなり、吐息を漏らすように、声を上げて笑った。
「せ、聖女様…?」
「ご、ごめんなさいっ…ちょっと、ツボに入ってしまって…っ…はははっ…」
ヤーシュの戸惑った声を聴きながら、微かに吐息を漏らすように、小さな声で笑い続ける。
やっと収まってきたころ、イリッツァはそっとグレンの頭に手を置いた。
「ありがとう、グレン。フィリア様の気持ちは、やっぱりまだわからないけれど――ガエル騎士団長の性格は、貴方のおかげで図らずも知ることが出来ました。意外に、情熱的な人だったのかもしれませんね」
「……?…うん…聖女様の役に立てたならうれしい」
少しだけ嬉しそうに、グレンはかすかに微笑んだ。それを見て、イリアがずるいとばかりに割って入ってくる。
「わ、私、大きくなって魔法が上手につかえるようになったら、聖女様のために、このお花をもっと増やして、綺麗な花壇にしてあげる!」
「本当ですか?それは嬉しいです。楽しみにしていますね」
「おっ、おおお俺だって、土魔法でも戦場で役に立つために、座学もちゃんと勉強するし!」
「ヤーシュも、素晴らしい心掛けです。貴方は優しいから、きっとたくさんの人を救う騎士様になりそうですね。騎士団長も夢じゃないです」
ふ、と笑いながら告げると、ヤーシュはぱぁっと顔を輝かせた。
「ホント!?」
「はい。兵士と違って、騎士になるには勉学も必要ですから、並大抵の努力ではいけませんよ」
「俺、頑張る!頑張ったら――カルヴァン騎士団長みたいに、なれるかな!?」
「――――――――」
イリッツァは、一瞬その薄青色の眼を見開き――
「――はい、そうですね。彼は、史上最年少の十歳で兵団入りして、十五歳で騎士団入り、その後すぐに騎士団長になったとか。同じ経歴をたどろうと思うと、ヤーシュはもう時間がないですね」
「うぉっ、すげぇ!さすが最強の騎士団長!あと一年で兵団入りか…俺にも出来るかな」
「努力を怠らないことですよ。とはいえ、彼は五歳のころから、当時の英雄バルド・ガエルに剣と魔法を教わっていたのですから、ずるいですね。ヤーシュも、必死に頑張らなくては」
「う、うぉぉおお!燃えてきた!」
闘志を燃やして拳を握る少年を微笑ましく見守る。
(今や、子供のあこがれの職業は、「騎士団長」様、か…)
ヒーローごっこをしようとすれば、騎士団長役の取り合いになる。学校で将来の夢というテーマで作文を書かせれば、男児のほとんどが騎士団長のようになりたい、と決意表明をする。男児よりも発育の早い女児は、騎士団長のお嫁さんになりたい、とうっとりつぶやくのだとか。
(相変わらず、どこ行ってもモテモテだな…あの女たらしは)
内心少し呆れながら、キラキラと目を輝かせる未来の騎士候補を眺めていると、ヤーシュがハッと息をのむのが分かった。
「やべっ…今日、母さんに買い物頼まれてたんだった!」
「なんと、それは大変ですね。早くしないと、もうすぐお店が閉まってしまいます」
すっと太陽の位置と方角を確認して正確に時間を割り出す。そんなスキルは、本来修道女見習いが身につけている能力ではないが、少年たちはその様子になんの違和感も持たなかったようだ。
「では、お話はまた今度にしましょう。次は、ヤーシュが好きそうな、英雄譚――初代王のお話をしましょうか。彼を知ることはすなわち、聖女・聖人を知ることでもあるので」
「わぁ…!楽しみだ!」
「ぼ、僕もまた来ていい…?」
「えぇ、もちろん」
にっこりと笑って答える。慌てて走り去っていく子供たちを見送った後、イリッツァはふーっと大きく息を吐いた。
そして、花壇の勿忘草を振り返る。花壇の淵にしゃがみ込んで、可憐な花に指を触れさせると、堪え切れない苦笑が漏れた。
「親父…あんた、母さんのこと、本当に好きだったんだな。剣の稽古の時くらいしかまともに話したことなかったし、家にも全然帰って来なかったから、知らなかったよ。――母さんより先に死ぬって、覚悟してたからか?格好つけたプロポーズしやがって」
――私を忘れないで。
その言葉を贈った時の父の気持ちは、想像することしかできない。
「――大丈夫だよ。アンタが死んでも、母さんはあんたを忘れたりなんかしなかった。よかったな。というより、むしろ――」
そこまでつぶやいて、不自然に口を閉ざす。
つぶやきかけた言葉は、ざぁ――っと吹いた風に流されていった。青みがかった銀髪が、風に遊ばれるように舞い踊る。
「――――どうかしてるな、俺も」
小さくつぶやいた後、パンパン!と頬を叩いて気合を入れる。
そして、思い切り体を伸ばして空を見上げる。抜けるような青い空が広がっていて、気分が切り替わった。空の高いところを、一羽の鳥が音もなく優雅に横切っていく。あの方角は、王都がある方だ。――良い思い出も悪い思い出も詰まったあの地で生きる人々もまた、この同じ空を見上げているのだろうか。
「何の因果か、やり直させてもらえることになったんだ。俺もいっちょ、気合入れるか」
小さく嘆息して、イリッツァは再び聖女の仮面をかぶる日常へと戻っていった。
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