第32話 腐男子受けを書いてみた(〃ノωノ)ハズカチィ



 

 皆様こんにちはココ、何処か分かりますか?



 そう。ココはかの有名な学園。

 特に僕達腐男子には有名な場所なんです!



 かなりレベルは高かったのですが、僕は頑張りました!



 グフフっニヤけ顔が治りません。


 困りました。


 僕は腐男子ですが、一応、表向きは隠しています。


 まあ普通に学生生活を送りたいですし、モブで傍観者でなければ、安全な学園生活は送れませんからね。



 うわー。



 校門を抜けて学園内に入ると、大きな並木道が連なっています。


 建物に入るまでまだまだかかりそうです。



「んっ、ヤメてよ。誰がに見られてしまうだろう?」



 ウヒョっ。


 た、確かに聞こえましたよ!



 艶っぽいお兄さんの声。



 僕は慌てて見学しようと声の方に向かおうとした所で、誰かに腕を掴まれて引き寄せられ、気がつくと誰かの腕の中でした。




 顔を上げると目の前には超絶イケメン様が!




 思わず鼻血を吹きそうです。


「そっちに行くと危ないよ? 新入生君、ついこの前まで中学生だった君には刺激が強いんじゃないかな?」



 そう言って超絶イケメンが僕と目を合わせてクスっと笑う。




 このシチュエーション!



 勿体ない!


 やられているのが僕なんて勿体ない。



 誰か!誰か、ココに良い受け持ってきて!

 さっき声だけ聞こえた、想像だと、綺麗系イケメンでいいからさ!




 そんな風に考えていたら、

 超絶イケメンが俺のオデコに自分のデコをコツンとぶつけてきた。



 目の前には超絶イケメンのドアップが!



 僕の恋愛対象は女性だ。



 だけど僕はbl大好きでキュンキュンするシチュエーションに弱い。


 イケメンにも弱い。



 顔が熱い。



 なんかドキドキしてきた。



 イケメンの顔が僕の顔に近づいた。



 チュッ。




 俺の頬に柔らかい感触。



 超絶イケメンの唇だ。



「そんな可愛い顔して、ココは狼の巣窟。熟れたリンゴみたいだね。食べられてしまうよ。気をつけて」



 そう言ってフワッと僕の頭を撫でた。




 俺は傍観者で腐男子、そう、思っていたけど......。




 ドキドキドキドキドキドキドキドキ



 心臓がうるさい。


 頬が熱い。



 なんだか、前途多難の様です。




※※※※ ※※※※ ※※※※ ※※※※



腐男子受け、楽しかった♡



次は何を書こうかな

(*´﹃`*)

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