私の幼少期その2
そして、何より私の性格を形成する大きな要因。
母の仲間と会うことが多かったこと。
同じ年の子と遊ぶこともあったけれど、何よりも母の仲間(身体障害者の方々、いろんな方がいました)が私を可愛がってくれましたが、どの人も体に何らかの障害があり、その殆どがみんなに侮蔑されて生きていた人たちだったこと。
家族にもあんたみたいなのがいるからと、罵られたり、生まれてこなきゃよかったという言われ方をした人、それぞれ生まれつきだった人、途中事故などで不自由になった人、様々な環境で生き抜いた人たちでした。
それが、私の全てを形成したと言っても過言ではないかと。
健常者の大人は弱い者いじめをする。
ここのおじちゃんおばちゃんは、いつも優しくしてくれる。
何よりも差別をしない。
だから、幼稚園、学校がつまらなくなります。
小学生に上がるとそれは、顕著に現れました。
1年生から、お母さんが身体障害者だから、勉強(宿題)とかやらなくて良いから、お家のお手伝いしてあげてね。と、担任に言われ。
3年の担任には、身障者で病気持った両親で、不潔だからシラミがわいた。と、嘘を言われ、4年の担任にはお前みたいな社会不適合者から生まれた人間は、どうせ生きてても何やったってものにならんから、今すぐ死ね!消え失せろ!と、暴言を吐かれ、もうすっかり人間不信に。
その時にはもう、同級生からのいじめもありました。
おまえ、身体障害者の子なのに何で普通の学校に来てるだ?養護学校に行け。
頭がおかしいから、相手にするのやめようね〜。
等。私を貶めて何が楽しいのか?
何より、何故母が身体障害者だから養護学校に?
教師が生徒に死ねなんて軽々しく言えたあの時代の先生って今考えると、価値がない。なさすぎる。
そして、私はどんどんと、周りと距離を置くことになる。
障害を持った大人とのほうが楽しいのだ。
何より、手話で話すおじさんと仲良くなった。
健常者の人には分からない、おじさんやおばさんと楽しいお話ができる手話が楽しかった。
なので、今も、その、おじさんおばさんのおかげで、真っ黒な黒歴史だけでない、優しい記憶が残っている。
実際に私の周りで起こった出来事 ザック @inegon
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