team MAK 吐け!
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◆ ◆ ◆
俺「お前ら白状しろ」
A「ぎゃーっ、何でおれの腕を締め上げんだよ!」
M「あはは、目が据わってるし」
俺「
場所のこと」
A・M「誰のこと?」
俺「知らばっくれんじゃねぇ!」
M「さすが泣く子も黙る最恐男子! でも、行った
んだね、彼女」
A「この間、出張帰りの電車で会ったんだよな、
って……うぎぎぎ、うがっ、はっ!」
俺「ちっ、軽々と外しやがった。何で教えた?」
M「ちょっと元気なさげだったから、
夕暮れの美しさを教えただけだよ?」
A「お前の来ない曜日を伝えた筈なんだけどなー。
会っちゃったか、そうかそうか」
俺「だだ被りだろうが、白々しい!」
A・M「あはは、間違えた!」
M「で、久々に話してどうよ?」
俺「……どうもこうも有るか、逆にどうしろって
言うんだよ、馬鹿どもが」
M「うわ、恐ーい」
A「まあ、ペラペラ喋らずとも昔みたいに話せば
いいじゃんよ。知らない間柄じゃないんだから
さ」
俺「知るかよ……勝手に来て佇んで帰りゃいい
だろ」
M「そうだよねぇ、彼女の好きにしてればいいよ
ねぇ」
A「そうすりゃ、そのうち来なくなるかー。それま
ではどうぞご勝手に、ってか」
俺「その思わせ振りな言い方はやめろ、腹立つ」
A・M「そういう事だろ? なぁ、心の友~♪」
俺「ちっ! 好きにほざけ、お前らの事もじっくり
問い正してやる。先ずはお前だ、アッキー。営業
先の新人ちゃんはどうするのか、今すぐ吐きやが
れ!」
A「な、何でおれが槍玉に挙げられんだよ!」
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