書くことがねぇ〜って話

夜野影史

書くことがない

 書くことがない。本当に書くことがない。

 最初私は、小説を書くならエッセイとか面白そう!なんて安直な考えをしていた。実際はどうだ。ご覧の有様、何も書くことがない。面白い話が私の周りには落ちていない。いや、私が気付いていないだけなのかも知れないが。


 そういえば今何文字なのだろう、と画面右下を見てみれば「約160文字」とある。まだ160!?何万文字も書いている人の苦労は計り知れないな。


 なんやかんや書いて「約200文字」。200文字といったら原稿用紙半分だろうか。小中高と何枚も作文は書いてきたが、こんなに話題に困ったことは一度もない。私も衰えたものだ。


 さて、この話の締め方を考えているところだが、やはり何も思い浮かばない。誰か代わりにこの話を終わらせてくれよ、などとはいえないし、そろそろ読んでるあなたも退屈でしょう。

 最後にこれだけ書いて終わりにいたしましょう。

 現在「390文字」です。 



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

書くことがねぇ〜って話 夜野影史 @samarium

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ