次のスキル獲得。
その日の夜にダンゴ虫が穴の中に入って来たので火で焼いて食った。レベルは上がらなかったけど、スキルを獲得した。スキルはレベルが上がれば獲得するのかなとか思っていたけど、どうやら違うらしく多分体を使うだけど覚えられるらしい。百足がいたので、石を投げて殺したら投擲のスキルを獲得した。結構良いスキルで10m先の木に6割ぐらいの確率で気が当たるようになった。多分もっと練習、あるいは石を投げて敵を仕留めればスキルが上がるかもしれない。その時、天啓が降りてきた。「この世界は地球という星です。そしてあなたはそこに生まれた勇者です。他にも地球と言う星はいくつもあります。ここはパラソルワールドです」
「パラレルワールドだよね」
「え、ええ。そういいました」
そんな天啓が降りてきた。というより声が聞こえた。
つまり僕がいるのはいくつもある地球という星のパラレルワールドの一つという事だ。よしよしこちゃん。
僕はそんな事はどうでも良いし、声が聞こえたことがウザったかったし、幻聴かもしれないので、今度天啓が降りてきた時は全力で無視する事にした。
服をどう使用か。次の日の朝、腹が減って起きた僕は近くをうろつく事にした。すると廃墟が見つかった。ラッキーだ。
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