第一章が終わり、区切りがいいと思ったので書かせていただきます。
魔法の才に富んだマルルカは、その才能故に容姿に恵まれず、顔を隠すようにして生きていました。
自分でも力を制御できず、苦しめられることも多かったようですが、それでも、なんとかその力を役立てようと、魔王を討伐するところから物語は始まります。
ただ、このマルルカちゃん、控えめに言って、めっちゃいい子です。もう可愛い。癒されまくり。
それでも、タイトル通り、谷へ突き落とされるのですが、その先で優しい方に救われます。
そこから、彼女の世界は一気に広がっていきます。見た目を変えられる魔法を覚え、オシャレに興味を持ち始め、少しずつ大人になっていく、そんな優しいお話です。
優しいお話、ですが、その実、かなり闇が深そうです。
ただのほのぼの話でないことは、間違いない。