あそび

@KRS561

プロローグ

秋山高校

「キーンコーンカーンコーン.........」

2-B

6時間目が終るチャイムがなる。

クラスは授業が終ったことでガヤガヤとうるさくなってきた。

「部活行きたくね~」、「この後どこで遊ぶ~」などと陽キャどもがいろいろと話している。

俺こと海王 晃(かいおう ひかる)は、友達もいない陰キャだ。名前と真逆だとクラスの子には笑われたりされている。俺は日課のTwitterでツイートをしていた。

15.53「学校終わったー!!今から帰れる~!!今日も陽キャたちに笑われた、あいつらは笑わないと生きていけないのだろうか」

15.53「気持ちわかる!!」

15.54「おつ~」

15.54「部活とかないの?」

陰キャの俺にも部活はある。

そのなは「遊び部」。部員は、3年二人と俺の3人だけ、しかも一人に関しては所属しているだけで部活にあまりこない。

でもこの部活でもいいことがある。それは鷹見 夏季(たかみ かき)という美人な先輩がいること。

でもその先輩はおかしな行動が多い。だからみんなからは少し距離を置かれている。

「晃君、かくれんぼしよ~!!」

「2人でですか?」

「3人いたらできるかな?」

「嫌3人でも出来ないでしょ!!」

(.........こうゆう会話は毎日のようにしてるな~、先輩はかくれんぼが好きなのかな?)


と思いうかべていると部室のドアが開く。

もう1人の先輩、埴谷 ナーラ(はたに なーら)が入ってきた。女性か男性かわからない。

(.......美男子なのか?それとも美女なのか.......間違えたら失礼だし聞けずにいる、誰か教えてくれ~!!)

「ナーラ久しぶりに来たね!!3人そろったしかくれんぼしよ~!!」

「いや、これから帰るからかくれんぼできないよ」

といい埴谷先輩は部室から出ていった。

時計を見たら17.32分だ。

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