第9話 全力逃避!!プライドなんて命に比べれば俺なら安上がり!
このままじゃマズイ!!
まさか俺が自分から生贄になることを懇願していたなんて、、そりゃ縄も解くよな。
なんとかせねば。
この状況、見張りを兼ねての女1人、もし俺が全力で逃げても50m4秒くらい走りそうなコイツら(椅子族)からは逃れられそうにない。
追いつかれない距離で離すしかない。
幸いなことに女。
俺のモテる全力でこの女を堕とす!!
【イケメンスキル発動!!!】
解説しよう。俺のイケメンスキル 天上テンガ優雅ドクドクは女であれば神でも堕とすことが可能だ。
なぜそんなこと(能力)が分かるかって?――俺にも分からん。頭の中に急に出てきた。
才能は開花させるもの!! 誰かがそんなこと言ってたな。――誰だっけ?
まぁいいや♪
―――だが、この能力には、発動条件やまだ解明されてない部分がある。
今分かる部分だけだが、発動条件の中に
①ランダム
②女を落とすイケメンスキル発動には、行動により発動の確率を上げることが可能。
まぁこれは人間の時の女を落とす時と一緒だな。
上記の条件や、その他の条件が当てはまれば俺の脳裏に、パーフェクトロードが見えて来る。
その通りに行動すれば、いいのだ。
そしてなんと、今回発動した。
脳裏に出てきた。
それはこの真っ黒歯黒女とディープキスをぶちゅぶちゅにすること。
ーーーーんぅんぅ、ふっふ!!
迷わねぇ。 命には変えられねぇ!!!
俺は迷わず歯黒女の唇を奪った。
抵抗する隙は与えねぇ!! これが元の世界なら即、捕まってるぜ。
だが、予想外のような予想していたことが起きた。
(おぇっぷ)
マジでクセェ 敢えて表現するなら、牛乳を真夏に1週間学校の運動場に置いて魚の皮を浸したような臭いが俺の喉仏を貫いた。
臭いが刺さったんだ。
俺の喉元まで胃液が上がってきてやがる。
くぅーーーー俺の胃液は、、何色だぁーーーー!?
耐えろ。耐えるんだ俺。 もう少しだ! 俺に力を。
ディープキスが終わり嬉しそうな顔で眠りだす歯黒女。
俺は今だと言わんばかりに、すぐここから出て行く。
外には見張りが数人いたが、前世の俺は忍者の家系。
のような設定でなりきり、草むらから無我夢中で崖に架かる橋を伝い降りていった。
崖から崖へ飛び移る時に転げて何回転もして、木で肌を切ったりした。
保湿剤がほしぃーー なんとかビーチまで戻らないと。
これでもかと思うくらいボルダリング逆バージョンで降りた。
最後はヒーロー着地で華麗に地面と対面した。
おかえり俺!!
とりあえず下つき、すぐに全力疾‥‥「あ、―――」
20人程の椅子族達が俺を凝視していた。
俺は言い訳を考えた。
絞り出た言葉が
「写真カモヌーード!!」
「「「…………」」」
直ぐに縛られ、改めて祭壇に連れて行かれた。
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