第2話 笑いがとまらない
くだらない話をしている内に時間は21時になろうとしていた
「おーーい」そろそろどこ行くか決めようと俺が切り出した
とりあえずご飯、食べに行こうよ俺おなか空いた
四人が同意見だったので近くにある24時間のファミレスに行き
ご飯を食べた。
何か話さないと間がもたない
でも、話題が出てこない真人の後輩がいるから
バイト先の話も出来ないし後輩はまだ高校生だし
すると夏川が
「噂どおりだよね二人とも」
「強引だし」
「遊び人だし」
すごい悪口に聞こえたが
そのときの俺も真人もきっと助けられたと思ったに違いない
なぜ?
今日はじめて会った夏川さんが俺に対して遊び人と言ったのだろう
また、変な噂を真人が言いふらしていることは想像がついた
間違えでは無いから反論はしないが俺が居ないときに
言われるとムカつく
まだ、勢い良く夏川さんが毒ついてる
「おーい」
「そろそろ文句を言わないで」
「冷めないうちに食べよう」
落ち着いて俺は言った。
また、無言の時間が流れた
俺も面倒になったので
真人に
「その、後輩はいったい誰?」
「紹介しろ!」
「嫌な時間が流れすぎだし」
「彼女も気まずいだろうよ!」
真人は「わかったよ!言う言う」
「彼女にしたい!」
「俺には彼女がいる」
「だから、、、、」
なるほど二股って事ね
そんなに驚くことではない
「最初から言え!面倒だ」と俺は言った
すると後輩が
「智美です。」
「先輩の2個したです。」
「二股してるのしってます!」
「気にしないでください」
直球な言葉が出てきた
余りに突然で爆弾発言で俺は爆笑をしてしまった
一方、夏川さんは僕たちの事を最悪な奴と認識したと思うが
そんな事はどうでも良かった爆笑できたし
これから智美ちゃんに気を使わないで話せると思うと楽だろうし
きっと真人から俺の話は聞いているだろうし
一気に肩の荷がおりた。
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