第11話

「次は食料品を見たいんだが」

「マーケットね。私も初めてだから大丈夫かしら」

果物と野菜の絵が描かれた看板の店に入った。


「あら、レミお嬢様。お店に来るなんてお父様に叱られませんか?」

「いいのよ、みのりに町を案内しているだけですもの」

みのりは会釈をして商品を見た。どれも新鮮そうだったがサイズがデカイ。

日本で見た野菜や果物の倍の大きさはある。


「コレを貰おうか」

みのりはラズベリーに似た実を選んだ。

「請求は王宮まででいいかしら?」

「そうね。助かるわ」

レミはぴょこんとお辞儀をした。

レミとみのりはお店を出た。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る