第5話
俺はパフェを片付けると、チョコレートの仕上げに取り掛かった。
ひとまず20粒程度作ることにして、まだ柔らかいチョコレートを冷蔵庫に入れた。
「パフェって美味しいのね」
お嬢様はご機嫌だった。
その時、コンコン、とドアをノックする音が聞こえた。
「すいません、ここでチョコレートが買えるって聞いたんですが」
ドアを開けると身長150cm位の茶色いボブの少女が立っていた。
目がクリクリとしていて、おどおどとした態度が小動物っぽいと思った。
「あなた誰?」
「私はサブリナって言います。よろしくです」
「サブリナさん、チョコレートが欲しいの?」
俺がそう問いかけるとお嬢様はイヤイヤしながら言葉を言った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます