春夏秋冬代行者 秋の舞 外伝 帰路~秋~
春夏秋冬代行者 秋の舞 外伝 帰路~秋~①
※本作は『春夏秋冬代行者 秋の舞 上下巻』の外伝となります。
本編をお読み頂いた上でお楽しみください。
秋の少女神の瞳がぱちりと開いた。
『もう目覚めなさい』と誰かに言ってもらえたような、自然な目覚めだった。
身体が妙に寒くてぶるりと震える。
唇はすぐに彼の人の名前を紡いだ。
「りんどう」
幼子の大きな瞳が暗闇の中でただ一人を探す。
いかんせん夜闇でぼんやりとしか見えない。段々と夜目が利いてきて、傍に誰か横たわっている者が居ることに気づく。
それは探し求めていた人だった。
「りんどう」
大和の秋、祝月撫子は重い身体を精一杯動かして阿左美竜胆に近づいた。
何故、彼が居るのか。此処は何処なのか。
そういう疑問はたくさんあったが、いまは【現実】の彼の生死を確認したかった。
紅葉のような小さな手が竜胆の身体に触れる。心音、手の脈、すべてがとても静かだが鼓動していることを知りまずはホッとした。
――病院?
撫子が居たのは佳州にある大病院だった。
中央神殿崩壊事故後。
崩壊に巻き込まれた人々は現場から花葉雛菊の権能によって救出された。
撫子と竜胆は、即座にドクターヘリの着陸が可能な病院へ運び込まれた、というのがここまでに起きた出来事だ。大規模術式とも言える規模で【生命腐敗】の権能を使用した彼女は極度の発熱状態に陥り、身体が衰弱していた。
怪我の治療は自前の能力でなんとかなるが、権能の副作用はどうにも出来ない。
一時は高熱で亡くなってしまうのではというほど体温が上がっていたが、いまは平熱より少し高いくらいの状態に戻っていた。
撫子が知り得ないことではあるが、この大病院は季節の塔が経営に一枚噛んでいることもあり、あてがわれた部屋は個室だった。
同時に搬送された竜胆を同室にして、ベッドも近づけさせたのは事件後に追加で投入された秋の護衛陣の判断だ。撫子の権能、【生命腐敗】は治療された者の傍に波長が合う人間がいると回復がしやすい。仮死状態のままだった竜胆の為の措置だろう。
撫子はごく自然に竜胆に呼びかけた。
「りんどう、おきて」
そうせねばと、思った。
夢の中で起きていた出来事を全部整理出来ているわけではない。
リアムと自分達を襲ったあの崩落のこともよくわからない。
「りんどう」
目が覚めた。病院だった。竜胆が横で寝ている。衰弱状態だ。意識が無いように思える。だから呼ぶ。
「りんどう、おきて、おねがい……」
それは幽明異境の渡し守として本能でするものだった。
「……りんどう?」
何回くらい声かけをしただろうか。
少なくとも絶命した真葛を呼び起こした時よりは遥かに時間がかからずに済んだ。
竜胆は撫子と同じように目をぱちりと見開くと、暗闇の中で撫子を見た。
彼は口より先に手が動き、撫子をぎゅっと抱きしめた。
無言で、ずっと抱擁し続ける。
「りんどう……?」
「撫子……」
声が震えている。寒いのかもしれない。そう思って、撫子は竜胆の首に手を回して頭を撫でてあげた。
「だいじょうぶよ、わたくしの体温をあげる」
「……撫子」
竜胆が少し腕の力を緩めた。
「撫子……撫子」
撫子はそこで初めて、竜胆が泣いていることに気づいた。
それも普通の泣き方ではない。
「どうなったんですか。貴女は死んでしまったんですか? 俺は、俺は……ちゃんと貴女と同じ場所に逝けていますか?」
絶望した人が流す涙だ。
最も愛する人の子が何か酷く誤解している。
「り、りんどう」
どうにかしてやらねば。
神としての気持ちが動き、撫子は優しく言った。
「りんどう、だいじょうぶよ。りんどうは生きているし、わたくしも生きているの」
竜胆はきょとんとしてから撫子の頬を触った。
それから手首の脈を確認し、撫子の顔をもう一度じっと見る。
「俺は瓦礫の下敷きになったはず……貴女も……」
「そうだったかしら……」
撫子はしばし記憶を探る。
ややあって、自分の身に起きたことを思い出した。
「ああ、そうね。そうだった……。でも、わたくしがどうにかしたはずよ」
「どうにかって……」
「しらはぎさんもはなきりも、ほかの護衛のみなさんの光も、わたくしちゃんと色を変えたの」
「色を変えた……?」
「魂の色よ。だいじょうぶになったのを見たわ。全員ちゃんとみとどけてからわたくしは夢からでてきたはずよ。そのあとのことはわからない……きっと、どなたかがわたくしたちをがれきの下から助けてくださったのね」
竜胆は撫子の言っていることの半分以上がわからなかった。
それもそのはず。彼女が語っているのは夢の中の出来事だからだ。
竜胆は自身も混乱しながら思う。
――事件後の後遺症、意識混濁か?
自分より問題がありそうな人が現れると、人というのは自然と心が落ち着いてしまう。竜胆は取り乱すのをやめて、冷静になった。
「……ひとまず、俺達は死んでいないということですね」
「わたくし幽霊さんじゃないわ。りんどうもそうよ」
「じゃあ此処はあの世ではない……?」
「たぶん」
撫子も此処が何処かよくわからないので返しは曖昧になる。
「どこかの病院じゃないかしら……」
竜胆はすぐに護衛官の顔になった。
「……貴女も俺も拘束はされてない。これは点滴を受けた痕だ……」
「そうね。やっぱり病院だとおもうわ。ねえ、りんどう……むりにうごいちゃだめよ。あんせいにして……」
「はい撫子、わかりました」
言ってから竜胆は何故か起き上がった。
「り、りんどう? 聞いていた……?」
「もちろんです。しかし貴女の安全確保をしてから安静にします」
竜胆はさすが護衛官と言うべきか、身体が辛いだろうに、すぐ状況確認を始めた。ナースコールのボタンを見つけて押す。
それから撫子に布団の中で隠れているように言ってから、彼だけ病室を出た。
病室の外に続く廊下にはずらりと保安庁の人間が立っており、竜胆が出てくると驚いて声を上げた。彼らから簡単な事のあらましを説明され、助かった経緯に春主従の参戦が関係していると聞くと、竜胆は目を見開いて驚いた。
――じゃあ、最後に見えたあれは花葉様に使役された植物か。
行動力の塊である彼女達に今回も助けられたと感謝の念が湧く。
完全警備で守られていることがわかると、竜胆はまた撫子の元へ戻ってきて彼女を抱き上げた。
「刀がない……。銃も、携帯端末も……。撫子、誰が来ても俺の傍から離れてはいけませんよ」
自分も患者のくせに、万が一警備をくぐり抜け敵が来た時を想定して、大和柔術でどうにかしようとしている。
「ねえ、りんどう。お医者さんがきても?」
「はい。俺が良いと言うまでは単独行動をしないでください」
ようやく自分の元に戻ってきた大切な宝物を二度と誰にも奪われまいと殺気立っている護衛官は、この時ばかりは周囲のことを考えるのを忘れた。
それから担当医がやってくると、竜胆はすぐに武器の携帯許可を打診した。
手負いの獣状態の竜胆は、医者から説教を聞かされることになる。
この部屋の前、病院周辺、開院以来初のとんでもない数の警備が入っている。
もし此処を襲う者が居たとしても、貴方達が知らぬ間に保安庁の人間によって迎撃され、彼らが人道的に扱われることはない。我々は医療に携わる者としてそれを看過することは出来ないのだが、それでも呑み込んで貴方達を受け入れている。
いいから寝てくれと。
体調は回復傾向にあるが、極度の貧血であることには変わりない。
国賓が転倒して怪我でもされたら自分達が困る、というのが医者の言い分だった。
秘密裏に大和の秋の保護を言い渡された病院側としては至極当たり前の対応だ。
何も悪くないのに竜胆に『武器が欲しい』とごねられている医者のほうが可哀想ではあった。
それでも竜胆はごねにごねて、最終的に『この人、武器がないと寝ない』と判断され、保安庁から銃を一丁だけ借りられる手筈となった。
ようやく竜胆は少し落ち着いた。
医者が退室すると、二人は再会前に流れていた不和などなかったかのように話をした。色んなことがありすぎて、互いにすれ違い、つれない態度を取ったり取られたりしていたところがすっかり頭から抜け落ちていた。会えた喜びがすべての負の出来事を払拭してしまった。そうして語らい合う間に、竜胆は撫子の身に起きた怪奇現象とも呼ぶべき『夢の中の竜胆との交信』を聞かされるのだが、それは今回の話にはあまり関係ない。
深夜のおしゃべりをしてからまた仮眠をした撫子。
起きたり寝たりと落ち着かなかった竜胆。
二人は、朝になると更に体調が良くなっていた。撫子の微熱は続いていたが、竜胆に至ってはやはり波長が合う人物、それも大和の【秋】そのものと体温を分け合うほど密着していたせいか回復がすさまじかった。
「りんどう、顔色、大和にくるまえよりいいわ」
「……すみません」
「どうしてあやまるの? わたくし嬉しいのに……」
竜胆としては、回復したいから撫子にくっついていたという気持ちはなく、誘拐されてようやく自分の元に帰ってきた主を二度と奪われてなるものかと最大警戒態勢になっていただけなのだが。結果、それが功を奏した。
「撫子様!」
早朝になると真葛が追加投入の秋の里の護衛陣に囲まれながらやってきた。いつもは髪に綺麗な編み込みを施しているのだが、それすら放棄して大慌てでやってきたようだ。服装もスーツではなくカジュアルなワンピース姿だった。
「撫子様……! よくぞご無事で……!」
「さねかずらさん! さねかずらさんもぶじだったのね!」
真葛は到着早々、撫子の笑顔を見て大泣きした。そして泣きながら今回の顛末を更に詳しく二人に説明した。リアムの扱いについても、上が審議をしていると聞き、撫子はどうか穏便にと口添えをした。
「さねかずらさんはどうしていたの?」
「撫子様、よくぞ聞いてくれました……真葛は辛酸を嘗める日々でした」
撫子の治療のおかげで息を吹き返してから真葛はずっと病院で安静を言いつけられていた。ようやく退院出来るとなってからも秋の護衛陣はマウントエルダーに出動してしまった後。真葛一人、エンジェルタウンでやきもきしながら待つという状態だったらしい。
「阿左美様もよくぞご無事で……」
「心配おかけしました。真葛さん、その後体調は?」
「私はなんとか。撫子様、お熱がありますね。お薬は? 朝食の後ですか?」
「これから朝ご飯みたい。そのあとにおくすりの時間だとおもうわ。さねかずらさんもいっしょにたべましょう。わたくしの分をあげる」
撫子は真葛にぎゅっと抱きつきながら甘えるようにつぶやく。
「ありがとうございます。でも胸がいっぱいで食べられそうにないです。あと、他の護衛陣のご様子も知りたいでしょうから、私がひとっ走りして見てきます。ご報告しますね」
これには竜胆が驚いた反応を見せる。
「同じ病院なのか?」
「あら、保安庁の人が言ってくれなかったんですか? 大和の秋陣営は全員同じ病院にまとめてくれていますよ。ただ……眠ったままだそうです。花桐は動物病院に運ばれてしまったので別ですが……」
それを聞いて撫子が即座に魂の呼びかけを行うと言い出した。
そうしないと目覚めないものなのだからこれはやってもらうしかない。
竜胆は『体調を見つつ』と撫子に言いきかせてから了承した。
「さねかずらさん、来たばかりでごめんなさい」
「いいえ! ではあの子を連れて来ます!」
真葛はというと、花桐を動物病院から引き取り、こちらに運んでくる役目を担うこととなった。ペットの入室は不可なのだが、彼もまた仮死状態にされた生命なので早く意識を取り戻させなくてはいけない。
病院は玄関周辺、もしくは駐車場内なら犬を連れてきて良いと許可してくれたので、大和側はそれで了承した。それから撫子は一時的に大忙しになった。
何も知らない一般の入院患者達は物々しい様子で移動する黒服達の姿を何度か目にすることとなる。
白萩含め護衛陣は撫子の権能により目覚めへと導かれ、花桐も無事目を覚ました。
撫子が病院で大活躍している頃、仮死状態になり病院に運び込まれた他の負傷者達の元に橋国中の秋の代行者達が訪問し、同じように魂の呼び起こしをしていたのだが、一行がそれを知ることになったのはその日の昼過ぎだった。
体調が良くなってからは怒涛の事情聴取。
病院で過ごす内に、やがて大和への帰還の目処が立ち、撫子達は晴れて故郷へ戻る手筈となった。
大和の帝州空港に到着してからは創紫空港へ。
創紫空港に到着した時点で夕方近く。あとは車を数時間飛ばせば里に着く。
幸いなことに里から運転する人員が馳せ参じてくれており、国家治安機構の護送もつくことから、橋国渡航組は車の中で爆睡することが許される状況だった。
てっきりこのまま大人しく帰路に着くかと思いきや。
「実は料亭を予約しています。ご飯を食べてから帰りましょう」
竜胆が食事を提案した。
帰宅しても深夜。食事の用意も難しい。
ここで外食してしまうのが疲労困憊の一行にとっては一番良い選択ではあった。
竜胆としては、部下への労いもあったのかもしれない。
護衛陣でこれに反対する者は一人もおらず、真葛と撫子も賛成する。
「いいですね、私は和食と温かいお茶が飲みたいです」
「和食、ひさしぶりね」
竜胆は女性陣の返答に大きくうなずいた。
「阿左美様、水炊きですか、もつ鍋ですか」
白萩の問いに、竜胆は『両方選べる』と答える。
秋の護衛陣が諸手を挙げて喜んだ。
これは橋国の食が悪かったということではなく、単純に里心がついた結果だった。
橋国は探せば何でもあるが、探さなければ自然と肉料理に行き着きやすい。
お米と野菜、そして温かいお茶。
そうした食事が恋しくなる時期だった。
「みんな賛成だな。じゃあ行こう」
竜胆が帰国前に予約していたという郷土料理のお店に全員で向かう。
広い座敷。ゆったりとした空間。慣れ親しんだ料理の数々を味わうと、渡航した面々はようやく故郷に帰ってきたと実感した。
「撫子様、お鍋熱いですからね。ふうふうしてくださいね」
「うん。さねかずらさんも食べてね。わたくしのことばかり」
「真葛も食べていますよ。花桐が車でお留守番なのがちょっと可哀想ですね。あらこれ美味しい。白萩くん、これ美味しいわよ」
「はい。食べます」
いつもの秋陣営の風景だ。竜胆はしみじみ、全員無事で良かったと感じた。
感慨にふけっていたせいか、竜胆の箸は進んでいない。
真葛が目ざとく見つける。
「阿左美様、食べてくださいね。今回の旅で体重が減ったと聞きましたよ」
「ああ、でもすぐ戻りますよ。そんな怒らなくても……」
撫子がハッとして食卓を見渡す。
前に食べてもらったようなおにぎりがないことに気づき、肩を落とした。
「撫子様。阿左美様のお皿にあちらのお惣菜を取り分けてあげたらいかがでしょう」
真葛が撫子の意図に気づき、すかさず言う。
「お口に運んであげなくても、撫子様が手ずからよそってあげた物なら阿左美様は食べます」
「ほんとう?」
「はい。本当です。お鍋の具は熱いから真葛がよそいましょうね」
竜胆は何も言っていないのだが、真葛が断言してしまう。
撫子は張り切って菜箸を使い、竜胆の皿に惣菜類を載せ始めた。
「……真葛さん。撫子を理由にしたら俺をいとも簡単に操れると思ってませんか」
「思ってますが私は善良な人間でありたいので阿左美様が不健康な時にしかこの手札を使いません。それに部下が言っても聞かないのなら人は最終的に神頼みになるものです」
真葛は竜胆のお椀に鍋の具をたんまりと入れてから恭しい手の所作で撫子を示す。
「我が神はこちらに」
竜胆は苦笑いをした。
――この人、前より撫子過激派になってないか。
恐らく真葛も白萩と同じく、大変な事があってもより強く信仰心を持つタイプなのだろう。それと愛情も。
秋陣営の憩いの時間は続く。
「りんどう、苦手なものってある?」
「ありません。撫子、そんなに載せなくても……」
「しらはぎさんもお皿が空だわ。わたくしがとりわけてもいい?」
「あ……ではお願いします。すみません撫子様」
「さねかずらさんのお皿にものせていい? からあげさん……」
「そんな……良いんですか? 待ってください撫子様。いま急いで食べます」
食べ終わる頃にはすっかり全員の身体がポカポカと温かくなっていた。
店を後にして車に乗ると、撫子は満腹になったこともあり、すぐに頭が船を漕ぎだした。竜胆によりかかってすやすやと車内で眠る。
大人達はその様子を優しい眼差しで見守った。
「撫子様、少し元気になられましたね」
真葛が自身も眠たげな声で言う。
「無理しているだけかもしれませんが……。それでも、ご飯をちゃんと食べてくれて安心しました」
助手席の白萩がぽつりと言う。
「帰れて嬉しいと、仰ってました。……あと、みんなを無事に家族の元へ返せてよかったと」
それを聞いて、真葛は痛ましい気持ちになる。
当の撫子は家族の元に帰らないというのに。
竜胆が撫子の身体に自身が羽織っていたジャケットをかけてやりながら言う。
「この子は敏いから、大人の為に明るく振る舞うこともあるでしょうが……それでも、今日はやはり楽しくしていたと思いますよ。大和に帰れたのが本当に嬉しかったのでしょう」
そして少女神の顔にかかった髪の毛払い除け、優しく頬を撫でた。
「俺達が暗い顔をしているとすぐ気づかれてしまいますから、こちらも楽しいことを作っていきましょう。頼みます、白萩、真葛さん」
今回一番大変だったであろう上司は弱音を吐かず護衛職を続けようとしている。
真葛も白萩も、その言葉で気合いが入った。ずっと眠っていた花桐も起き上がって『くうん』と返事をする。
終わったことはやり直せない。
それでも、続いていくことで良い方向に持っていけることはある。
秋の少女神に仕える者達は、皆でこの幼い娘を支えていこうと改めて誓い合った。
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