第13話ダッデムの威圧

アンドロメダ星雲では宇宙連邦軍と連邦から離れたX軍との戦争で明け暮れていた。


この星間戦争を人はアンドロメダ20年戦争と呼ぶ。


X軍の宇宙要塞ダッデムは亜空間砲で消滅したはずだった。


今になって我々の星にいきなりダッデムと思われる黒い廃墟が降りてきた。


マスタービーダとミジュムウそして同じライトサイドの女戦士へソムは灯台の上で黒い廃墟を臨む。


女戦士ヘソムは23歳でミジュムウより4つ年上だ。


街の外れの灯台はライトサイドの所有する建物である。


横に少し幅がある通称“灯台”と呼ばれてる所である。


ミジュムウは双眼鏡で黒い廃墟を監視している。


「マスタービーダ、あの黒いのが、ダッデムだと言うんですか?」


ヘソムはポケットの沢山付いてるシャツにジーパンというルック。


マスタービーダは灰色の外套をひるがえし「情報不足だが、多分9分9厘間違いないと思われる」


マスタービーダの返答にヘソムは嘆息する。


雨がぱらついてきた。


3人は屋内に避難する。





アンドロメダの長でX軍の総裁である大拳者の居住する惑星メディアクに向かう戦闘機があった。X軍親衛隊ブラック総帥である。


黒い廃墟ダッデムがある星に根付いてることで今回ブラック総帥にその処理を任されるかもしれない。


ブラック総帥の乗る戦闘機ヴォルゾックはステルスを少し小さくした三角の多目的戦闘機である。


ヴォルゾックは光速に入る。


2021(R3)4/12(月)




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