第6話 決戦、エインフォート
その1 ウデク五樹
<ここまでのあらすじ>
シトラス七騎の一騎“鉄騎”フリーシア・サストレーは“剛騎”バイソン・ガーノタウによって謀反の嫌疑をかけられ、人族側に寝返りを決意した。
エインフォート侯爵の同意を取り付けたPC一行は、使者としてレンツブル砦へ向かう。サンディが砦にあった列車を修理し、一行はフリーシアとその部下たちと共に剛騎軍の包囲を強行突破。自ら列車に突入して来たバイソンを討ち果たした。
いよいよシトラス七騎は半減したが、魔将ディロフォスはどう動くのか?
<簡易キャラ紹介>
【パテット】(PC、グラスランナー/男/48歳):流浪の
【サンディ】(PC、エルフ/女/41歳):ガンマンに憧れる
【シェラルデナ】(PC、人間/女/17歳):祖国ハーグストン王国再興を夢見る姫剣士。旧臣と祖国再興に向け動き出した。
【ジューグ】(PC/GM兼務、リカント/男/17歳):キルヒアの神官戦士。重度のシスコンだが、最近はシェラが気になる様子。
【ケイト】(支援NPC、ナイトメア/女/20歳):キルヒア神官にして
【ノエル・ディクソン】(人間/女/15歳):ハーグストン王国最後の騎士を名乗る少女でベルミア衆の一人。シェラに忠誠を誓う。
【プラム・カーム】(人間/女/72歳):冒険者ギルド支部『アームドスネイク』支部長。50年前は先代ディロフォス撃退に活躍した。
【キルシュブリューテ・ヴァイツェインゼル】(人間/女/18歳):エインフォート侯爵令嬢にしてエインフォート軍司令官。
【カンファ・シェルシアス】(人間/男/16歳):シェルシアス公第五子(第三公子)。キルシュを慕う。
【フリーシア・サストレー】(ミノタウロスウィークリング/女/24歳):“鉄騎”。讒言により謀反の嫌疑をかけられ、人族側へ寝返る。
【アレクシスティラン(レックス)】(バジリスクウィークリング/男/19歳):“鉄騎”フリーシアに仕える。人族陣営に救援を求めにやって来た。
【プロキオ】(エメラルドラクーン/オス/12歳):レックスの騎獣。緑のたぬき。
【プレシア・ドリコデイル】(エルフ/女/29歳):マルチアクションを使う魔法軽戦士。名を挙げるために対シトラス戦争に参戦。
GM : さて。
雀 : ちゅん!
雀 : ちゅちゅん!
GM : 三羽揃えば……!
雀 : キシャアアア
シェラルデナ : 牙向いてるぞ!?
いきなりなにこいつ?とお思いでしょうが、今回パテットが入手したペットの
三羽揃えば『牙を剥く』のは有名なネットスラングですね。
GM : ところで、今更なんですが。
GM : 2.5では戦闘開始時に魔物知識判定・先制判定の前に『戦闘準備』というのがありまして。
GM : ここでは一部の宣言特技や補助動作(練技、賦術など)が行えます。
GM : 1R分効果時間を消費してしまいますが、それと引き換えに、先手を取られた陣営でも練技等がかかった状態で始められるというわけです。
GM : なお当然ですが、不意打ちを行われてしまった陣営は戦闘準備ができません。
シェラルデナ : なるほどな!
パテット : 先制ゲーを緩和しようというSNEの配慮だね。
GM : まあ、先制ゲー対策の一環だと思いますが……だったらなんでファストアクションはそのままやねん!
パテット : いっそウェイトアクションに変えちゃってもよかったかもしれないねー
サンディ : うーん?あ、5話決算できてたのか(
サンディ : ちょっとまって気づいてなかったからやってない(
シェラルデナ : 敏捷度あげたぞ!
シェラルデナ : ……おわり!!!!
パテット : 僕は今回思いっきり成長したよ、バードがLv9になった!
パテット : で、新たな呪歌はアトリビュート、戦闘特技はハーモニー。んでペットとしてさっきの雀を買った、3羽(ぇ
パテット : 戦闘開始からずっとトランスの効果が持続するようになるよ!敵も味方も魔法が強くなるね(
ジューグ : プリーストを8に。アルケミストを2にした。
ジューグ : 賦術はバークメイルを習得した。これで防護点を最大20にできるし、シェラの防護点も上げられるぜ。
シェラルデナ : マジか!
ジューグ : 成長は筋力だ。
ケイト : プリーストを6に。成長は精神力だな。
シェラルデナ : というかこの武器(※防護点-2のアビスカースつき)じゃなければ、防護点はまだマシになるんだけどさ。
シェラルデナ : 威力100のソードが欲しい!!!!(5000兆円欲しい!!!!)
パテット : あと2.5で地味にハーモニー使った時のペットの歌唱効果範囲が奏者と同じになってるね。
パテット : これ正直使いにくい…トランスが敵味方関係なく効果出しちゃう。
サンディ : はいはいできた!
サンディ : シューターを8に、成長は生命力。
サンディ : 以上!
GM : はい。
パテット : 僕の成長は精神力だからなんも関係無いなw
GM : さて、前回が少し巻き気味だったので、補足シーン。
パテット : 今回は前回の直後から話が始まるのかなと思ってた。
GM : ちょっと時間巻き戻してますよ。
フリーシア : 終わっちまうと、あっけないもんだね。
GM : フリーシアは君達の無慈悲な攻撃にさらされた、ミノタウロスだった
雀 : (牙を剝きながらムーンウォーク)
フリーシア : 家族思いか。その十分の一でもお袋のことを思ってくれればね。
GM : なおシトラス周辺のミノタウロスは、全員でも50体もいないと思われますが……
パテット : 女性を家族とする感覚が無いんだろうなあ。
パテット : なおグラランの場合別な意味で家族の意味が薄いね、ちょっと仲良くなったら家族同然とか普通に言う。ラテン系のアミーゴみたいなもん(
サンディ : 首から上が破裂してるから無いわこの死体(
シェラルデナ : 考え方が違う以上、仕方ないか……
フリーシア : さて、埋めたら行こうかね。
サンディ : 道はまだまだ長いぞ~
パテット : むしろこっからがキツいよね。
パテット : 鉄道の輸送力の偉大さよ、ぜいぜい(全然筋力が成長してない奴
シェラルデナ : 兵站の要か……勉強になるな。
GM : それから5時間ほど歩いて、城塞都市エインフォートにたどり着きます。
ジューグ : 着いたな。
GM : プロキオ「がう!」
シェラルデナ : それじゃあ、収容と交渉だな。
パテット : あー、やっと着いた。ペットが飛べるやつにしといてよかった。
雀 : (どや)
シェラルデナ : な、なあ、パテット……その鳥さ、さっきから牙向いてないか?
パテット : ……
シェラルデナ : ……
雀 : (きょとん
パテット : きのせいじゃね(背を向ける
ジューグ : 雀に牙はねーよ。
サンディ : (一羽引っこ抜く)
シェラルデナ : だよな! ジューグもそう思うよな! 鳥に牙は無いよな!
雀 : シャアア
パテット : (くるり)
雀 : パッ
パテット : …まあいいか(
パテット : ところで僕等はいつの間に報酬を貰ってペットとか買ったんだろう(
GM : タイムパラドックスだ!
GM : 橋の向こう側(街のウルスス川対岸)で待機していると、キルシュがやって来ます。
キルシュ : ん、無事に帰還したようだな。
シェラルデナ : あ、ああ、戻ったぞ!
プレシア : ごきげんよう。レディ。
キルシュ : おやプレシア。貴女も参加されていたとは。
シェラルデナ : 冒険者部隊として一緒に戦ってくれたんだ。頼もしかったぞ!
プレシア : 10年ほど前、女官としてシェルシアス公家に出仕しておりましたのよ。
シェラルデナ : なるほど、そういう縁が……
パテット : 貴族の人間関係はややこしそうなので距離置いて雀と戯れておこう(
サンディ : さて、目標は完全達成してきたよ。
キルシュ : ほう。
フリーシア : (兵と元奴隷を整列させている)
サンディ : 砦は崩壊、ミノタウロス軍団は壊滅、七騎のうち剛騎を射殺。
パテット : あとなんか魔動コアっぽいのを持ってきたよ、玉乗りでもする?(まて
サンディ : 脱出時に色々運び出してきたけど、なんと飛行船コアもある!
キルシュ : ほう……!これは我が国にも数えるほどしかない代物だぞ。
パテット : これひとつででっかい屋敷が建つほどのやつだよね。グラスランナーには屋敷なんかいらんけど。
サンディ : また修理した列車が徒歩5時間の遺跡の中に停まってるね。稼働するから後で回収したい。
GM : 今度はマギテック協会の支部長が奇声をあげる番だったとか。
キルシュ : 取り計らおう。
キルシュ : それで……フリーシア・サストレー殿。
サンディ : 支部長ひっくり返ってるわ(
シェラルデナ : いい仕事したな、サンディ。
キルシュ : 貴公には、ひとまずここからすぐ東にあるヴァーザ砦に入ってもらいたい。
パテット : どうしようもないときに雀出すと色々どうでもよくなるね(まて
フリーシア : 謹んで承る。
フリーシア :
キルシュ : 職を失った事になるのだな……。
フリーシア : シトラスには作業所も荘園もあったんだけどね。さすがにそれは持って来れないさ。
キルシュ : 当面は、職探しどころでもあるまい。面倒は見よう。
フリーシア : 感謝の極み。
GM : そしてキルシュは、君達に報酬を支払います。
パテット : 感謝の極み(天丼…で、さっきまでいたような気がするペットを飼ったわけだ(
シェラルデナ : さて、すぐに仕事って感じだな。
サンディ : ここまで軍団をボロボロにされて尚連中はエインフォートに総攻撃を行うのかねぇ。
キルシュ : ひとまずは休んでくれ。どうせすぐにまた呼び出される羽目になる。
ジューグ : 久々にアームドスネイクで休めるかな。
パテット : ボロボロにされたからこそじゃね?今更後に引けなくなってるとかさ。
シェラルデナ : 政と軍が一致しなければ、もしかするとな。
パテット : ここで諦めて手を引いたら、今度は同じ蛮族から侮られて下克上を誘うとかそんなのがありそうだよ。
シェラルデナ : みんなで屋台で何か買ってからアームドスネイクに戻るか!
GM : ただいまの時刻は14:00ごろです。
シェラルデナ : お肉屋さんでもいいぞ! ソーセージとか、ミートボールとか!
シェラルデナ : 久しぶりにパーッとやろうじゃん! パーッとな!
パテット : どうせならもうちょっと保存食っぽくないのがいいなあw
ジューグ : 串焼きとかな。
サンディ : 食文化がどの程度なのかによるね(
パテット : 海沿いだし、海産物がいいかも。牛肉は意外と良いものが少ないと思うんだ、生産力の弱い今のラクシアでは(
GM : イカ焼きとかたこ焼きとか(あるのか?)
GM : 一行は色々買い込んでアームドスネイクへ。
雀 : 中世ヨーロッパでの食肉は豚が主で、牛は労役用であって廃牛みたいなまずいのしか出回ってなかったとか。…あ、ちゅん(
サンディ : 大判焼き(議論の対象
パテット : というわけで焼き鯖とか齧りつつアームドスネイクへ(まて
パテット : それは御座候と言うんだよ(ドマイナー
GM : 支部長「おや、帰ってきたのかい」
シェラルデナ : ただいま、しぶちょー! お土産あるぞ!
パテット : 今川焼と回転焼き買ってきたよ(全部同じ
GM : 支部長「相変わらず元気がいいね」
シェラルデナ : その方が私らしいだろ?
GM : 支部長「まあね。飲み物は何がいいかい?」
パテット : だいたいエールがあれば何でも(
シェラルデナ : よし、じゃあ冷えたエール!!!
GM : ※ラクシアの人間の成人は15歳ですが現実世界の皆さんは現実世界の法令を厳守しましょう。
サンディ : このカルネージで敵ボスの頭を吹き飛ばしてだね…
パテット : 中の人はワイン飲んでるけど、焼き鯖とか回転焼きとか訳の分からんメニューならエールがいい(
パテット : 僕は現実世界の基準でも成人とっくに過ぎてるよ(
シェラルデナ : 飲むぞー!
雀 : ファンタジーもので長命種族がよく出てくるのって、中年過ぎた中の人がキャラ作るのに都合がいいからではと思ったけど色々アレなので深く考えたくないちゅん(
GM : で、しばらく気持ちよく飲んだところで。
GM : 一組の男女が店内に入ってきます。
シェラルデナ : はぐはぐ……んむ?
パテット : 腸詰は辛子に限る、ケチャップなど邪道(謎談義中で男女を見ていない)
ジューグ : ……お。
サンディ : (今川焼き食ってる)
雀 : この世界にケチャップなんてあるのかちゅん;
パテット : 御座候があるんだからあるでしょ…で、誰か来たって?(やっと気づく
ジューグ : 久しぶりだな。
GM : リネア「……ええ」
GM : ジャン「お久しぶりです」
シェラルデナ : お、久しぶりだな!
パテット : ああ、あの時の。…うん覚えてたよ?
ジューグ : ホントカー?
雀 : …(生暖かい目
パテット : ぶっちゃけジャンの方でわかった(
第2話のオーガ騒動で出てきた二人です。【サーチ・バルバロス】で嫌疑なしとなりましたが……?
サンディ : あんれ、よりを戻した?
GM : リネア「……今、空いてる?」
シェラルデナ : 相談事か? いいぞ、なんだなんだ?
サンディ : 依頼ならタダじゃないよぉ(コラ
パテット : 宴会中なのでここでいいなら幾らでも話聞くよ。
GM : リネア「まず始めに言っておくけど……」
雀 : こいつ話を酒の肴にする気マンマンだチュン;
GM : リネア「こないだの件、私が人族というのは本当。オーガと関わっていないのも本当よ」
パテット : …うん?そんな事思ってなかったけど、僕等がなんか疑いそうな心当たりでも?
ジューグ : 思いっきり嫌疑かけてたろ。
雀 : こいつの記憶力を当てにしてはいけないちゅん(
GM : リネア「だけど……話していなかった事もある」
GM : ジャン「……」
パテット : いやこう言えばなんか言ってくるかなと思ったんだけどまぜっかえすから台無しじゃん、勝手に言ってくれそうだけど。
サンディ : でも、なーにか不都合がある。そういうことかな?(もっちゃもっちゃ
この辺は第2話で強く突っ込んでいれば白状していたんですが、まぁ本筋ではないので。
GM : リネア「わたしの生まれ故郷は、ウデク五樹の一つ、リュカオン郷よ」
ジューグ : ……おい。
ケイト : このエインフォートの南西には、ウデクの森という大きな森がある。そこに割拠している5勢力がウデク五樹だな。
サンディ : へぇ~正直ここらへんの勢力図とかよく知らないのよね私出身地遠いし。
パテット : 僕もそうだね。えーと、なんか察しつくけどその勢力の主な種族は?
ジューグ : で、リュカオン郷っていったら……
ジューグ : ……ワーウルフだな。
サンディ : ライカンスロープぅ?
パテット : ライカンスロープね、少なくともジューグにとっちゃ良いイメージないだろうねえ。
ライカンスロープは人間形態から獣人形態に変身できる蛮族で、ワーウルフはその代表格です。
獣人化できるという点でリカントと類似しているため、かつては混同されリカントが蛮族扱いされる事もありました。
そのため、リカントにとっては忌まわしい種族です。
シェラルデナ : ルオの里だと確か、ロコトと出会ったんだったな。
ケイト : ルオの里がアルボル。クユナ村がダークドワーフ。
シェラルデナ : 人には話したくない過去は1つや2つあるものだろ? 少なくとも私もそうだったしさ。
パテット : 要するに大体蛮族もしくは蛮族側の領域なのね、人族と敵対してるかはおいといて。
ケイト : ヴァラヌスの巣がリザードマン。ベイル洞が
パテット : ベイルがいちばんヤバい気がします。
GM : リネア「リュカオン郷では、50年くらい前から同胞を増やすために人族をさらう事を止めているのよ」
GM : リネア「その代わりの手段として、子を成してから同胞に迎え入れるようにした」
GM : ライカンスロープは生殖能力を持たず、仲間を増やすには人族を儀式で同胞に迎え入れる以外に手段はありません。
GM : そこで人族との衝突を回避するため、人族でいるうちに子を作らせてから儀式をするという方針転換を行ったようです。
パテット : レーゼルドーン大陸にあるとあるライカンスロープの村は普通に
GM : あそこは人蛮共存国家の領内やろが!(※ウチの卓ネタです)
シェラルデナ : 話してくれたから事情はなんとなく分かったけどさ。
GM : リネア「……でも、集落の中だけで子を作って行くのは危険、でしょう?」
ジューグ : それで悩んでたのか。
GM : ジャン「……すいません」
サンディ : つかライカンスロープになるという前提がそもそもおかしいような(人族並感
ケイト : まあ、家業を継ぐようなものだろう。
パテット : 寿命が延びるし能力値ボーナス凄いからねえ、なりたい人もいるんじゃね?実際某村はのけものがいないたーのしー村とか割と評判だとか(
GM : リネア「……それで。わざわざ言わなくてもいい事を言いに来たのにはわけがあるのよ」
GM : リネア「エインフォートと取引がしたい。先にこっちの品物を見せるけど」
シェラルデナ : なるほど、考えたな。
GM : リネア「シトラスから、7月18日のエインフォート総攻撃への参陣要求が来ているわ」
パテット : おお、その情報だけでシェルシアス公国はなんか便宜図ってくれると思うよ…で、そっちの要求は?
雀 : 今川軍の進路を知らせただけで城を貰った人もいるちゅん(
GM : リネア「本人の自由意志による同胞儀式の許可」
ケイト : ふむ。リュカオンに参陣要請が来ているなら……
GM : 支部長「他の4勢力にも声がかかってるだろうね」
GM : 支部長「参陣を断ったらどうなるんだい?」
サンディ : 牽制するから便宜はかってくれってことかな。
パテット : レーゼルドーンを見てきた僕の感覚ではそんな許可出して当たり前だと思うけど…こっちの常識ではさてどうだろうねえ。
GM : リネア「エインフォート陥落後に殲滅する……そう言ってきたわ」
パテット : そりゃ袋叩きにされそうだねえ。それから守ってくれって要求も出しといたほうがいいんじゃね?
GM : オダワラ・メソッド!
GM : 領地没収だけで済ませる太閤はんはほんまお優しい人やわー。
雀 : 餓え殺し…(ぼそぼそちゅん
GM : リネア「ルオでは、参陣か拒否かでもめてるみたいよ」
GM : というとこで次回ですね。
シェラルデナ : おっけー
パテット : 前回があっさり気味だった分今回は複雑そうだねえ。
雀 : あと相方がいるとロールプレイが捗るちゅん(
GM : 前回、実質砦に行って帰ってくるだけでしたからね。
GM : ※なおミノタウロスが20体近く肉塊に
パテット : 戦闘メインだとどうしてもそうなるよねー
パテット : 実際シチュエーション戦闘だけのシナリオがあっても良いと思うよ。中の人が一番苦手な分野だけど(
パテット : 実際ランドール卓でも戦闘がほぼオマケみたいな感じになってるような…ていうか中の人のシナリオはそれが普通のような…(
GM : ほぼ戦闘だけのシナリオがあってもいいし、戦闘がほとんどないシナリオがあってもいい。
サンディ : ミンチ(ミノタウロス
雀 : 雨の中、傘をささずに踊る人がいてもいいと言ったのはゲーテじゃないそうだちゅん(
パテット : なんでもかんでもゲーテの言葉にしたがる風潮が一時あったせいだとかなんとか?
雀 : んじゃ今日はこれにてーキシャー(ぇ
===再開===
GM : 現生鳥類は牙なんかねえよ!(バンッ
シェラルデナ : じゃあ、あの鳥は一体なんなんだよ!!!
GM : 雀と名乗る何かでは(棒
シェラルデナ : 半分魔神みたいじゃんか!
雀 : 雛の間歯があるやつもいるにはいるちゅん(キシャア
雀 : ケロリ
GM : さて。
パテット : まあ実際グラランは魔神と同じく魔法文明時代に異界からやってきた説があるし(ぇ
GM : リネアが自由意志による人材確保を許可するならエインフォートに味方すると言ってきました。
パテット : いいんじゃね(脊髄反射
サンディ : 三羽揃えば牙をむくなら。
サンディ : 一羽没収(
雀 : ぢゅびいいい(
パテット : まあゲーム的には一羽で十分なんだけどね(まて
パテット : さて問題はお偉いさんたちが何て言うかかなー
ジューグ : そうだな……。
サンディ : 人材確保許可ってつまりエインフォート住民を嫁か婿に迎えたいってわけ?
GM : リネア「……そ、そういうことになるわね」
GM : ジャン(なんか恥ずかしそう)
パテット : ライカンスロープの将来についての問題に見せかけたノロケですねわかります(
パテット : まあそういうことなら寧ろ話が進みやすそうではあるよねw
パテット : というわけで、そのまま領主なりなんなりに伝えちゃっていいと思うよ。
シェラルデナ : そこまで行くなら、同じ共同体となることを希望するって方向で進めていっても良いんじゃないかとは思うけどな。
ジューグ : まあ、リュカオンについてはそれでいいとして、だ。
ジューグ : 残りの4勢力がどう動くかかな。
パテット : これはもう調べるしかないんじゃね(
サンディ : ルオはシトラスには参加しないでしょ。
シェラルデナ : 確認はとったほうが良いと思うぞ。
パテット : 立地的にルオは周りの影響受けやすそうだからねえ…本音ではそう思ってても実際の行動に移せるかは謎だね。
パテット : で、上の方はなんて言ってるんだろうね(チラーリ
GM : 上の方?
シェラルデナ : 少なくとも飲んでる場合じゃなくなったな。
パテット : おしえてエロイ人ってことだね。うんアイリーンじゃないよ(ぇ
GM : 支部長「まあ、ここで収まる話じゃなくなったね」
シェラルデナ : 一先ず、キルシュの所に行くべきだと思う。
シェラルデナ : 公国の問題でもあるし、軍議に参加することにもなるだろうな。
シェラルデナ : しぶちょー! お冷だけもらっていくぞ!
パテット : 酒飲んでる場合じゃなくなってきたなあ(飲んではいる(ぇ
ノエル : それでは……
GM : 支部長「ああ。行っといで」
シェラルデナ : いくぞ、ノエル!
ノエル : はいっ。
ーエインフォート城ー
キルシュ : 何かあったのかな?
サンディ : え~っと。
サンディ : リュカオンの使者がね。
キルシュ : リュカオン郷の使者だと?
サンディ : 条件によっては味方する、という感じ。
キルシュ : ふうむ……。
GM : リネア(かくしか)
キルシュ : ふむ、なるほどな。
キルシュ : 我らが民草の脅威とならぬのであれば、許容できようよ。
GM : リネアは腰が抜けたように座り込みます。
シェラルデナ : 味方が増えて良かったな!
パテット : 話聞いた限りでは特に害にはならんと思うよ、イチャつかれてウザいだけで(ぇ
GM : リネア「よ……よかった……」
シェラルデナ : おっとっと。
GM : ジャン「リネア!」
キルシュ : ともあれ、シトラスが我らの背後にまで手を伸ばしているとなれば。
キルシュ : 算術の時間だな。
サンディ : ウデクのうちルオもシトラスには味方しづらいと思う。
シェラルデナ : シーロフの件があるからな。
パテット : ただ圧力を受けやすい場所だから、そこは気を遣ってあげてもねー
キルシュ : 公子殿下、御援兵の状況は如何に?
GM : カンファ「は、はいっ」
GM : カンファ「元々、エインフォートには常備軍500と公都からの援軍500がいます」
GM : カンファ「そして現在、南のマウリス山岳公国にポリスフェアへの援軍を要請し、玉突きの形でポリスフェアにいる公都からの援軍500をエインフォートへ」
GM : カンファ「さらに公都からも追加の増援があり、今月13日には合計2000人の兵が集結する見込みです」
GM : なお海については、ウロコ島の防衛は三つ子島衆とマーマンに依頼しています。
GM : カンファ「それ以外に、先ほど帰順したフリーシア殿の配下200、エインフォートに集まってきた冒険者が300」
キルシュ : 今のところ、手勢は2500を見込めるな。
キルシュ : ウデク五樹の手勢は如何ほどに?
GM : リネア「ぐすっ……あ、申し訳ございません」
GM : リネア「どこもおおよそ100かと」
キルシュ : そして、肝心なのは
GM : リネア「……ご、5000の兵と」
ケイト : まあ、5000はさすがにな。
サンディ : まだそんなにいるのぉ?疑わしいな
ジューグ : ゴブリンやフッドをかき集めても、5000はハッタリだろ。
パテット : 水増しの連鎖の結果かもねー
サンディ : すでに主要軍団の過半は壊滅しているはず。出せてせいぜいが3000じゃない?
シェラルデナ : 兵法によると三倍単位で東進してこなければ、シェルシアスの防衛線は崩せないと思うけどな。
パテット : 「おい〇人あつめとけ」からの「怒られるのヤだからちょっと足らんけど集まった事にしとけ」が積み重なるとー?
シェラルデナ : ウデクからの挟み撃ちだと多少少なくてもだが……
キルシュ : そこは痛し痒しだな。城に籠れば本当に5000来ても撃退できるが……
GM : カンファ「……?」
キルシュ : ウルスス川の向こう側の村がな。荒廃するのはしのびない。
サンディ : 他のウデクの里は正直どうなんだろうね。魔神崇拝の連中が一番よくわかんない(
キルシュ : 利のあるほうにつくだろうな。
キルシュ : うむ、談判するか。
GM : カンファ「ぼ……いや、私が行きます」
キルシュ : 否、殿下を危ない目に遭わせるわけには……
サンディ : いいところ見せたいんだねぇ(しみじみ
シェラルデナ : その護衛と侍者の任、私たちに任せてみるのは?
シェラルデナ : 少なくとも、公国の使はできる限り位が高級なる者の方が適任かと。
パテット : つまり自分がやるってことだねw
キルシュ : む、むう……確かに。
GM : 侯爵「そうなるな」
シェラルデナ : ここは皆が各々の場所で己の責務を……これは閣下。
GM : 侯爵「後背の安全は確保せねばならぬ。お願いしよう」
GM : カンファ「よ、よろしくお願いします」
シェラルデナ : こちらこそ。シェルシアスとエインフォートの為に、私たちも身を扮しましょう。
シェラルデナ : みんな、仕事だ!
ジューグ : おうよ。
パテット : なんか段々仕事が複雑になってきたねえ。
サンディ : ウデク巡りかぁ
シェラルデナ : 少なくとも、五大氏族のうち三氏族でも味方につけることができれば戦略的にはヨシとなるか?
GM : カンファ「そうですね。優勢を確保できれば、背後は安全になるかと」
GM : 今の時間は7月8日15:00です。
GM : 途中まで馬を使うと、ルオの里には4時間ほどで着くでしょう。
シェラルデナ : 19:00頃には到着か……日没にはなってるから、交渉も夜になるな。
サンディ : ハイヨーシルバー
ジューグ : んじゃ、さっそく出かけるか。
GM : 城を出ようとすると。
GM : 「おーい、ちょいと待ってくれ」
サンディ : とんでもねえ、待ってたんだ(ズドン)って何言わせるんだ(
パテット : 夜に蛮族領ねえ…照明持って行く時間なさそうだなあ
GM : 背の高い男の二人組が呼び止めてきます。
雀 : 鳥目は何にも見えなくなるちゅん(
シェラルデナ : ん?
GM : 片方は、3話で面識のあるエルフの商人、ユリシーズ。
GM : ユリシーズ「ちょいと小耳に挟んだんだが、ウデク五樹に交渉に行くそうじゃないか」
パテット : 正確にはそのうち四樹、ひょっとしたら三樹ね
GM : ユリシーズ「……っと、悪い。彼が俺の相棒のセンペル・レッドウッドだ」
GM : センペルはがっしりとした身体のメリアです。
パテット : 長命種かな。
GM : センペル「その通り。よろしくな!」
雀 : ていうか短命種ってPCとして使いにくくね…あ、ちゅん(
GM : 単発なら(何)
パテット : すぐ死んじゃうと思うとどうにも使いたくなくなるんだよねえ…犬猫の寿命と大差ないとはいえ;
GM : リプレイコンテストではエルフと恋仲になってる短命種もいましたよ。たしかに劇的ではありますが……
サンディ : それで、まあ、何か取引したい?
GM : センペル「んで、厚かましいとは思うが、ついていってもいいか?」
シェラルデナ : ああ、よろしくな!
サンディ : ルンフォとエルフで実際のヒトと犬ぐらいな寿命差と見ていいのか(
GM : センペル「ウデクには珍味のキノコとか、生薬になる薬草とかがあるんだ」
GM : センペル「手土産として、酒とか商品のカタログを持ってくぜ」
サンディ : ルオとリュカオンはそれなりに取引に応じるかもね、見込みとしては。
GM : センペル「そいつはありがたい話だぜ」
シェラルデナ : 商談も盛り上がってくれたら良い決め手にもなるかもな。
GM : では、センペルも同行しますね。
サンディ : それじゃーイクゾー
シェラルデナ : いくぞー!
(つづく)
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