その3 捜査パート 蛮族ではない証明

<ここまでのあらすじ>

 PCたちにエインフォート侯爵令嬢である姫騎士キルシュから突然の依頼が来た。

 殺人事件の犯人がオーガである疑いがあるというのだが、パテットはその被害者の似顔絵に見覚えがあった。

 酒場で弾き語りのアルバイトをしているときに出会ったリルドラケン、グスタボである。

 PCたちは被害者と思われるグスタボの足跡を追う。



<簡易キャラ紹介>

 パテット(PC):流浪の吟遊詩人バード。典型的グララン。

 サンディ(PC):ガンマンに憧れる銃士マギシューのエルフ。溺れたのは黒歴史。

 シェラルデナ(PC):祖国再興を夢見る姫剣士。王家の指輪を質入れ中。

 ジューグ(PC/GM兼務):キルヒアの神官戦士のリカント。重度のシスコン。


 ケイト:キルヒア神官にして真語魔法使いソーサラーのナイトメア。ジューグの異母姉。

 キルシュ:エインフォート侯爵令嬢にしてエインフォート軍司令官の姫騎士。


 グスタボ:今回の殺人事件の被害者。リルドラケン。ハルーラ信徒でエドモンド商会に勤めていた。

 ジャン:靴職人の若者。恋人リネアと故郷の二択に悩む。グスタボの知人。

 リネア:食堂で働く女性。遠方の故郷に一緒に来て欲しいとジャンに頼む。

 トマ:父子家庭の男の子。最近の父親の豹変に悩む。






GM : 5月9日17時、エドモンド商会。


GM : 受付「いらっしゃいませ」


パテット : いつの間にか夕方に。


GM : 一ターン毎に2時間ずつ経過してますよ。


サンディ : グスタボはいるかな?


GM : 受付「いえ、今日はまだ……」


パテット : つまりグスタボがアレなことになったのはまだ知られてないと…どこまで話していいか迷うな(ぼそ


サンディ : 今日見たヒトは誰もいない?


GM : 受付「はい」


パテット : ふうむ…ところでつかぬ事を聞くんだけど、グスタボさんてこの商会でどんな仕事してるの?


GM : 受付「書記として、商談関係の記録等をなさってますね」


パテット : えらく総務的な仕事だった(後ろ向いて


サンディ : その記録はここで保管を?


GM : 受付「はい」


GM : 現実世界だと、家への持ち帰りとか厳しくなってますよね。最近はテレワークもありますが。


パテット : ていうかまず持ち出し厳禁だよね、割と甘いとこあるけど、中の人の職場とか(まて


サンディ : え~、大変申し上げにくいのですが~


パテット : 持ち出し厳禁なのは良い事だよ、家に仕事を持ち帰らない理由が作れるから(まて


サンディ : グスタボは殺害されました。家も荒らされているようで、まあそのあたりの確認をしに我々は来ました。


パテット : まだ偽グスタボはここに来てないなら、変な工作されてる可能性は低いか…話していいよねってもう話してるw


シェラルデナ : むー


GM : 受付「そ、そんな……!?」


パテット : つきましては彼の仕事の書類から色々足跡とか追いたいので見せてもらって良いかなー


サンディ : 胸が開かれていたそうで、つまり、心臓を食らうオーガが犯人ならば本人に化ける可能性があります。


GM : 受付「わ、わかりました。商会長にも連絡を……」


サンディ : あと血塗れの聖印を見せておく。


パテット : タロスの可能性は・・・無いか(ぇ


シェラルデナ : そこまでは分からないなー。


GM : 受付が引っ込んでしばらくすると、リカントの男性が出てきました。


GM : エドモンド「どうも。イーヴォ・エドモンドです。グスタボくんが殺されたというのは本当ですか?」


パテット : 残念ながら色んな状況証拠からまず間違いないかなと・・・この世界死体があっても確証にならないの凄いな(半分メタ


サンディ : 現場にはこれが(聖印)


GM : エドモンド「なるほど……」


GM : まあ、一般人は基本的に蘇生しないですし、蘇生直前の記憶はぶっ飛ぶので蘇生させて犯人を探ることはできませんがね。


GM : 蘇生直前じゃなくて、死亡直前だ。


GM : エドモンド「残念だ……それにしてもオーガとは」


サンディ : オーガは未確認なれど、推測するには十分。


パテット : おや、オーガと何か因縁でも?


GM : エドモンド「いえ。蛮族が街に潜んでいるとは、恐ろしいではないですかな?」


パテット : そりゃそうか。いや冒険者やってると感覚狂うなあw


サンディ : あと家が荒らされていたわけですがー


サンディ : 彼が家に保管してそうなものとは何がありそうですかね。


パテット : で、グスタボさんの仕事内容から何かわかることあるかなあ…いや書類見せてもらってるか知らんけど(


GM : エドモンド「ううむ……仕事関係の書類は基本的に社内で管理しているのでね」


シェラルデナ : 捜査特権でもダメか?


パテット : そこまでの特権なら冒険者に任せたりしないだろうねえ。衛視局ならわかんないけど。


パテット : ところで衛視局とか神殿とかって門限何時だろう。


サンディ : 金目のものは残されていたので、やはり目的は”情報”にあるのではないかと思った次第


GM : エドモンド「なるほどな」


GM : 神殿は、種類によっては遅い時間まで開いているかもしれませんね。


パテット : うん、日記の類が無かったってさっきのGMの表現、元々無いのか盗られたのか曖昧にするうまいやりかただなと(


GM : 衛視局は当直もいると思います。


パテット : 現実の寺社仏閣は門限早いからねえ(


サンディ : マメな人物なら日記とかメモとか残してるだろうし、そうでないなら…あ、”予定”の可能性もあるね。


GM : この世界の神殿は単なる宗教施設じゃないですしね。現実世界でも昔は権力機構の一つでしたが。


サンディ : いつ、どこそこで誰かに会う、とかそういうことをグスタボが言うなり、商会側で命じたりしていた?


GM : エドモンド「いや、特には」


パテット : まあとは言え次の行動タイミングはもう19時になるし、今日はいつまで動くか考え時ではあるなあ。


サンディ : じゃあ次はリネアの下宿先。


パテット : むう、ここではあまり具体的な情報得られなかったなあ・・・ここで何かを得るにはまだ何かが足りないって事かな(ゲーム脳


シェラルデナ : まだいけそうなところはありそうだしな。


サンディ : プライベートと仕事がきっちり分けられすぎて商会側が把握してない感じ。


パテット : うん、リネアの下宿先に衛視局にハルーラ神殿。




GM : 5月9日19時、食堂(リネアの下宿)。


パテット : 更に言うとこの事件に蛮族が関わってるのは確実だから、アームドスネイクだって何か情報持ってるかもね。


GM : 食堂の主人「おや、こんばんは」


サンディ : はーいこんばんは、ちょっとお時間いいですか~?


パテット : 時間もアレだし、ついでに何か食べよっか(


パテット : お店で何も買わずに質問だけするのは野暮ってもんだw


GM : 食堂の主人「ああ、どうぞ」


サンディ : お宅にリネアという人物が下宿してると伺っておりますが~


サンディ : あ、一応料理注文するね(何


GM : 食堂の主人「ああ、いるよ。呼ぼうか」


パテット : という話をアジフライ定食とエール飲み食いしながら(


パテット : アジフライにはウスターソース!タルタルなんぞ邪道!(火種投入


シェラルデナ : 折角だしな!


パテット : この世界にウスターソースなんてもんがあるのかどうかは知らん(


パテット : あれ材料が醤油だし;


サンディ : エルフらしい食事ってなんだろうね(何)


GM : どっかのエルフは昆虫食でしたね。


パテット : ラクシアのエルフは水っぽいし、水産物じゃね?


サンディ : まあいいや、Tボーンステーキくださーい(コラ


GM : Tボーンステーキを食べるエルフかぁ……


サンディ : そういうギャップを狙ってのキャラ(何



<GMツッコミ>

エルフが肉を食っちゃいかんという法律はないですが。

古典的エルフが見たら卒倒しそうではあります。まぁ、ラクシアのエルフはわりと人間社会に溶け込んでますけど。



パテット : ガンマン趣味なら間違ってはいないw


パテット : スペアリブって手もあるぞ(ぇ


GM : まあ、大きな街なので牛肉は手に入ると思います。


パテット : 肉牛の飼育が大々的にやってないとこなら、牛肉はあまり良い肉でない可能性が高いけどね。


パテット : そういうとこでは肉といえば廃牛だからねえ。


GM : 農作業とか運搬に使役する役畜と言う奴ですな。


パテット : 最初から肉にする前提の家畜である豚の方が昔の社会では一般的だよ。


パテット : まあそれ言うなら僕がさっき食べたアジフライも大概だけどw


パテット : フライって大量に油使うから、中世や近世ではかなり贅沢な料理だよね。


GM : アルフレイムに戻ろうとすると海流に阻まれるという設定なので、


GM : おそらく沿岸は航行したり漁業するのは問題ないはずです。


パテット : ケルディオンからアルフレイムに行けないってだけで、ひょっとしたらケルディオンからテラスティアやレーゼルドーンには行けるかもしれないけどねw


GM : 明言がないので謎ですね。ケルディオンが全周を混沌海で囲まれてるわけでもないでしょうし。


サンディ : でもケルディオンだし。


サンディ : 「そういう」設定にすればそれで通ってしまう!


パテット : 因みに僕は長い事外洋を漂流した経験から、一般技能でフィッシャーマン(漁師)とナビゲーター(航海士)持ってるから海の事は割と詳しい(


GM : リネア「お持ちしました」


GM : 銀髪の女性です。


シェラルデナ : んふ


パテット : 紫じゃなかった(ぇ


サンディ : おおっと、君がリネアだね。ジャンから話は聞いてるよ。


GM : リネア「ええ。私に何か……?」


パテット : うん、ちょっと話がしたくて来たんだよ。忙しいなら仕事が終わってからでいいけど?


GM : リネア「大丈夫ですよ」


サンディ : 先日の夜の行動履歴を知りたくてね。


GM : リネア「先日の夜ですか。下宿にいましたよ」


サンディ : (店主に確認取る)


GM : 確認取れました。


サンディ : 当時一緒にいた人物は?店主もつねに確認してるわけでもないだろうし。


GM : リネア「うーん、その辺は証明できる人はいないですね……」


パテット : じゃもひとつ、最後にジャンと会ったのはいつだっけ。


パテット : 最後と言うか最近というか。


GM : リネア「一昨日の夕方ですよ」


GM : リネア「……何かあったんですか?」


パテット : そいやまだ話してなかったなあ(ぼそ


パテット : 商会みたいに自分の利益とか機密とかよくわかってそうなとこと違って、彼女にはどこまで話していいか凄く迷う;


サンディ : ふむ、いや~とある事件があってジャン君が容疑者として浮上しちゃったんだよねぇ。


パテット : ……ま、いいか(酒の勢い


パテット : ああ、事件の概要を伏せて話す手もあったか。


GM : リネア「えっ……」


パテット : 容疑者というか重要参考人というか(天丼


パテット : 寧ろ次の被害者候補といったほうがいいかも(ぼそ


サンディ : 話は聞いたけども当然容疑を否認、されどジャン君に近しい人物が被害者でね。


GM : リネア「そんな、まさか……」


サンディ : しかしながら、下宿先の親方がアリバイを証言しているということで。


シェラルデナ : まだ調査中だけどなー


パテット : で、前にジャンと会った時、彼は何か言ってた?


GM : リネア「いえ、あたしたちの事について以外は」


パテット : あー、なんかジャン、故郷か好きな人かで悩んで泥酔してたなあ;その話かな。


GM : リネア「……ええ」


パテット : リネアさんはその辺どう思ってる?ジャンに何て言ったのかな?


GM : リネア「あたしの故郷に一緒に来て欲しい、と」


パテット : うん、ジャンもそんなこと言ってた(ぼそ


パテット : その話聞いた時、僕は迷わず行けよとか一休さんやイノキみたいな事言った気がする(


パテット : むー、今の所いまいちとっかかりがないなあ(後ろ向いてひそひそ


GM : 0時も20分過ぎたので、とりあえずここまでにしますかね。


サンディ : はーい


パテット : ご飯食べたし時間もアレだし、色んな意味で今日はここまでかなー


シェラルデナ : そうだな!



===再開===



GM : さて。


GM : リネアに事情を聞いてたところです。


サンディ : まあまだなーにも進んでないようなもの。


シェラルデナ : だなー


パテット : むー、リネアとこでもいまいち有意義なネタは引っ張れてないなあ。


パテット : まあいいや、捜査は足で稼ぐんや山さん(誰


パテット : えーと後行こうかなとか言ってたのはハルーラ神殿と衛視局だっけ?


サンディ : はえーよホセ


サンディ : こほん、まだ質問中。


パテット : あ、まだネタあったんだ(諦めの早いグララン


サンディ : えー、ジャンくんはアリバイを証言されたものの、靴工房の親方と彼は師弟関係、身内も同然。容疑が完全に晴れているわけではない。


GM : リネア「……それで?」


サンディ : 目撃者によれば、犯人は二人組らしいのよ。


サンディ : 君は外から来た人物で、私達はその身分の正しさを証明する情報に当たっていない。私達は事件の捜査を公的に依頼されている立場でね、疑うのが今の仕事というべきだろうか。


シェラルデナ : うんうん


サンディ : 先日の蛮族来襲もあって街全体がピリピリしているんだよ。


サンディ : この事件が、蛮族絡みではないか?という感じにね。


GM : リネア「つまり、私が蛮族かもしれない……と?」


サンディ : ジャン君がそうかも知れない。あるいは、別の人かも。ただし、それを証明するものはどこにもない。だから探すというわけだよ。


GM : リネア「それなら、『蛮族ではない』ことを証明するのは簡単よ」


ジューグ : ……まあな。


サンディ : サーチ・バルバロスね。まあ、そうだろうね。


GM : リネア「付き合うわよ、ライフォス神殿」


シェラルデナ : よし、なら善は急げだな!


パテット : おお、意外な行き先が…いや蛮族絡みって時点でそうでもなかったか。


GM : リネア「ジャンも呼んで、一人ずつ試せば問題ないでしょ?」


パテット : ていうかもうゲーム内21時になるんだけど時間大丈夫かな(


サンディ : まあ顔アイコンが無い時点でモブ扱いくさいよね(メメタァ


ジューグ : どうする?


ジューグ : ま、ライフォス神殿なら何とかなると思うぜ(何)


サンディ : 24時間対応します(


パテット : 凄いなライフォス神殿;


シェラルデナ : ましてや街を騒がせている緊急事態だしな。


パテット : じゃ行こうか、流石に今日の捜査はこれで終わりだろうし…睡眠時間的に(


サンディ : ま、そうだろうね。確認が取れたら下宿まで送ってから私達も寝床に戻ろう。


サンディ : ここで確認が取れたからって一人で帰すと死ぬ。


GM : では、ライフォス神殿へ行こうとドアを開けますと。


GM : ジャン「……」


パテット : ラーデックで神殿長が頑なに同行を拒んだのは明らかな死亡フラグだった(メタ



<GM解説>

パテットPLがGMを務めたシティアドの話です。単独行動は死亡フラグですな。



GM : ジャンと、衛視さんです。


サンディ : おやおやおや。


GM : ジャン「今晩は。衛視さんから捜査状況をうかがいまして」


GM : ジャン「ひょっとしたら、みなさんがここに来てるんじゃないかと思いまして……」


GM : ジャン「まあ、その……グスタボさんの周囲に同じように姿を奪われている者がいるかも、ってことなんですよね?」


シェラルデナ : そういうことだよな。


シェラルデナ : そもそもグスタボは心臓食われてるのか?


パテット : うん、それは確かだと思う。蛮族の潜入工作の対象が1人だけってわけないと思う。


シェラルデナ : 遺体事情って分かってたんだよな?


サンディ : 不審人物は二人だったね。


GM : 衛視「ああ、ガイシャは心臓を食われてたよ。遺体は私も確認した」


サンディ : つまり、最低二人+グスタボ



<GM解説>

変身能力のあるオーガ族は生まれつき一つは人族の顔を持っているので、犯行時に生まれつきの顔を使っているなら他の犠牲者はいない可能性もあります。

まあ、人族の街に潜入するなら現地の人間を殺して成り代わるのがセオリーではあります。



パテット : 胸が開かれてたって曖昧な表現だからそこは僕も後で衛視局とかで確認しようかなって思ってた。


GM : ジャン「それでまあ……よその出身者であるリネアにも嫌疑が、と」


GM : リネア「みたいね」


パテット : そいや僕等に嫌疑がかからないのは何故だろうね(まてや


サンディ : 根なしは疑われる定め。


シェラルデナ : 怪しい容疑者は、食ったやつ1人+協力者1人、もしくは食ったやつ1人+協力者2人ってことでいいよな?


パテット : 協力者が既に誰かを食ってる可能性もあるっちゃあるけど、今はそこまで考えたらキリないからいいか。


サンディ : すでに化けてるやつ二人、さらに追加でもう一人の可能性があるわけね。


パテット : で、念のために聞くけどサーチバルバロスの結果は?


サンディ : 心臓を持って帰られているか、その場で食ってるかで違うけども(


GM : まだライフォス神殿に行っとりませんがなー。


シェラルデナ : 被害者と日常で関わりのある人物を安全のために隔離していくと、敵に気取られる恐れがあるのと。


GM : 食堂のドアを開けたところで、ジャンと衛視さんと出くわしたとこです。


シェラルデナ : 被害者と日常で関わりのある人物を改めて、見抜けなかった場合も同様に気取られるというわけだな。


パテット : そうだねーそれがあるから聞き込みがなんか憚られる。割とめんどいよこの捜査。


サンディ : 少なくとも事実をここでまた整理しよう、過去ログ遡るのきつい(


パテット : それは同意w


サンディ : グスタボ:被害者。心臓食われている。家が荒らされているが金目のものは手つかずだった。


パテット : つまり偽グスタボがどこかにいる可能性が大と。


シェラルデナ : ただ考えるべきは、


パテット : グスタボと同じ顔のリルドラケンがいたら確実に関係者と。


シェラルデナ : 何故襲ったのか。


GM : ほわいだにっと!



<GM解説>

ミステリの三要素。フーダニット(犯人は誰か)・ハウダニット(どうやって犯行を成し遂げたか)・ホワイダニット(何故その犯罪を行ったのか)ですね。



サンディ : ジャン:リネアとの恋に悩む。事件時のアリバイはある。


パテット : グスタボについてまだ調べ足りないとこがあるねえ。それは追々ハルーラ神殿とかに行かないと。


シェラルデナ : この厳戒態勢の中、犯人は街に留まり続けるのか。またその理由は?


シェラルデナ : 今、外部との行き来は遮断されているのか?


パテット : 厳戒態勢ってほどじゃないんじゃね?事件の事を知ってる人達って殆どいないようだし。


サンディ : リネア:西方からきた。ジャンを実家に連れて帰りたい。


GM : まだ、事件については噂が広がり始めたレベルですね。


GM : おそらく、日刊新聞はなさそうです。あっても週刊か月刊。


パテット : カシュカーンですら瓦版だったし、日刊どころか週刊も怪しいレベル(


パテット : 動物王国かジャパリパークみたいな国だったっけね(


シェラルデナ : ということは気取られたら逃げられる、というのが今のところの路線だな。


パテット : それか襲われる(


サンディ : 今の所直接接触した関係者はあとは商会長のリカオンだけどもまあ、特に重要そうではなかった。



<GMツッコミ>

リカオンじゃなくてリカントです。ちなみに商会長はトラのリカントです。



サンディ : ということで君等をまず白確させようということだね。


パテット : じゃ、今更だけどライフォス神殿に付き合ってね。


GM : では、5月9日21時、ライフォス神殿。


GM : 流石に人通りは少ないですが、神殿には明かりが灯っています。


パテット : さて夜にライフォス神殿って中の人がア●デルセン神父のパチモンみたいな聖騎士を思い出して微妙な心持ちなんだけど(


パテット : 神殿長が殴り殺されたりしてないよね(まて


GM : 若い神官「いかがなさいましたか?」


パテット : あと僕は夜目が効かないので今現在探索の役には立たない事を言っておくよ、室内で松明何て放火魔みたいな真似したくないし(


GM : 神殿には明かりが灯っています。(りぴーと)


パテット : あ、夜分すみませんが神聖魔法の行使をお願いしたく(へこへこ


パテット : 明かりったって届いてないところあるんじゃないかなあ…まして探索したくなるところなんて明るくないだろうし、まあいいか。


GM : 神殿長「今晩は」


パテット : で、内容が内容だから流石に神殿の中で事情を話したいんだけど…玄関口で蛮族じゃないか確認してくれって言わない方がいいってくらい僕にもわかる。


GM : では、神殿の中に招き入れられますね。


パテット : とゆわけでサーチバルバロスぷりーず(すごい勢いで説明省略


GM : では、サーチ・バルバロスが行われます。


GM : 神殿長「我々の目の前に蛮族はいないようですね」


GM : リネア「これで私たちは無罪放免ってわけね」


GM : ジャン(安堵のため息)


サンディ : これでひとまずグスタボ周りの一旦整理はおわったね。


サンディ : 翌日はあの…子供の父親に関してか。


シェラルデナ : でもさ、オーガの協力者が人族っていう可能性もあるんだよな。いや、不安をあおるつもりなないんだけど。


ジューグ : まあな。それをいうと5000人が被疑者だけどな……


サンディ : 疑い始めるとキリがないね。


シェラルデナ : むーん


パテット : 今はそこまで考えるのはやめとこかw


パテット : とりあえず…寝るか(


GM : 二人を家に送っていって、寝ますか?


サンディ : そうね。


シェラルデナ : そうするかー



(つづく)

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