第36話 巡る策略
~三輪side~
やった……
飲んでくれた……
とっても嬉しい気分♪
私の唾〇が入った麦茶……
汗をかいたら麦茶と相場は決まってるから、丁度良かった!
それはそうと連絡先交換どうしようかな……
図書館は閉館してるし放課後しかないんよだなぁ……
もしホームルームが平本君のクラスより早く終わったら平本君の教室の前で待ってあげて、遅かったらダッシュで正面玄関まで行って待ってあげたらいいかな。
で、そこで連絡先交換♪
今日の放課後に予定は何も無いことはリサーチ済みだから、誘いはオーケーしてくれるはず。平本君は優しいから女の子から誘われたら断ることはほぼない……っていう情報だけど、そこが危うさでもある……
まあ私が管理すれば問題は無いかな。
~平本side~
「うわあくっせ。」
「ほ、ホントだね……」
まだ5月だと言うのに男ばかりが集まる更衣室は地獄のように臭い。男臭い。それはそうなんだけども。
テニスやってたらそれなりに汗はかくし、仕方ないけどね。
「着替えるか。」
「うん。」
俺たち男衆は体操服から制服へと着替える。
「わ……」
「どうした高瀬?」
「いや、結構筋肉ついてるんだなって思って。」
「あ!気づいてくれた!」
「うん、気づいたよ!」
「実はちょっと前までスリムな体にしたいなー、なんて思ってたんだけど」
「うん。」
「今の俺の骨格でスリムは絶対無理だと思って、筋肉をバチバチにつけようと思って最近筋トレ始めたんだ。」
「うん!良いんじゃない?」
「何なら夏休みにプールに行って水泳でもしてタイム上がってたりするかも確かめたいし。」
「いいね!一緒に行く?」
「おう、一緒に行こう。」
「うん、けど筋トレかぁ……僕あんまり体力ないから出来ないかもなぁ……」
「そんなこと無いと思うぞ。俺はいつも筋トレ動画観ながらやってるんだけど、観てるとただのストレッチ系もあるからそういうのを観て実践してみると良いかもしれない。代謝を上げるストレッチみたいなやつね。」
「へ~、じゃあ僕も試しにやってみようかな。」
「アクトレブ〇グっていう動画投稿者の方なんだけど清潔感があった良いんだよ。よく筋トレ系の人って黒く日焼けしてて近寄りがたい感があるけど、この方は色白で全然いけるんだよ。」
「それは好感度高めだね!」
「どうやらその人はあの元“シルク〇ソレイユ”の団員らしい。」
「そ、それはガチで凄いじゃん……」
「まあ、一緒にやる機会あったらやろうや。」
「うん、また休みの日でもね。」
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すいません!時間が無さげなので短いです!あ、皆さんは人の飲み物に自分の〇液を入れる行為は真似しないよにしましょう。
ちなみに三輪先輩が高瀬くんと平本が放課後食べに行く約束を知らなかったかというと、それを話している間に例の麦茶を作っていたからです。
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