第44話 ゲームがしたい?

僕はアウトドアな趣味が多数ある反面、インドアな趣味も多少持ち合わせている。そのひとつがゲームである。


スマホゲームも少しはやるが、家にいる時はもっぱらテレビゲームである。


我が家にはテレビがひとつしかなく、僕か妻、もしくは息子の誰か1人が使っていると他の人はテレビを使うことはできない。



我が家ではテレビ使用に関するルールが定められており、そのルールを破ることは我が家の生活を乱すものとして厳正な処罰が下されるのだ。

一、食事中は電源を切ること

二、朝(平日のみ)はニュースだけ観覧可

三、息子のお世話(爪切りや歯磨きなどの息子が嫌がること)をする時のみYouTube可

四、テレビ視聴(録画したものやサブスク動画含む)は原則早い者勝ち



五、ゲームは夫ひとりの空間のみ可





ゲームをする際には僕がひとりの時間を作ららければならない。


なぜこうなったのか?


妻の意見はこうだ。


①夫のやるゲームのほとんどが暴力性の高いものであるため、息子への多大な影響を危惧していること。


これに関しては僕も同じ意見であるから良しとしよう。




②うるさい。




・・・すいません。

これに関してはすいませんとしか言えないです。このご意見をいただいてから、一応イヤホンを着けたりとか対策は取りました。




③つまんない





・・・いや知らんわ。

早い者勝ちルールに則りゲームをしていた時に言われた言葉である。これに関しては知るか!僕は面白い!って感じです。




④プレイ時間がなげぇ!




・・・すいません。

平気で3時間以上プレイするので、そんな長尺もテレビを独占されたらそう言いたくなるのも頷けます。




以上の理由から僕のゲームの時間は深夜に追いやられました。


息子を寝かしつけてると一緒になって僕も寝てしまう事が多いので最近はゲームも出来ませんが。



なお、妻が好きなドラマを見ている時は連続4時間くらいテレビを独占していますが、深夜に追いやる事ができません。


納得いかない。



ちなみにルールを破った時の厳正な処罰とは、ケーキを奢ること。




質問:ゲームがしたい?

結論:声をあげなきゃ法律は変わらない。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る