第16話 お好きなアイスは?

夫婦ともに甘党である。

毎日甘い物を食べたいのだ。

特にケーキが好きなのであるが、毎日食べるのはお金がかかりすぎてしまう。そこで我が家ではアイスを買ってきて、ほぼ毎日食べる。



「コンビニのソフトクリームって美味しいよね。すごい濃厚で。」


『ソフトクリームかー。コンビニでは買わないなぁ。』


「今度食べてみて。美味しいから。特にセ○ンイレブンの金の?ソフトクリームが美味しいの。300円くらいだったかな。」


『えっ、高っ。その値段出すなら箱のアイス買うわ。』


「いやいや、それだけ美味しいの。」


『でもひとつでそんな値段ならスーパーで何個も入ってる箱のアイス買った方が満足度高いと思う。』


「スーパーの箱アイスは数は多いけど、美味しさはそこまでだと思うけど?」


『そんなことないよ。濃厚なやつも結構あるし。』


「じゃあ夫は何が好き?」


『僕は雪見○いふくが大好き。あのもちもちの皮に包まれた濃厚なバニラアイスがたまらない。2個入ってるしね。箱のやつなら10個くらい入ってる。』


「そういえば、夫ってバニラ系ばっかり食べるよね。私バニラよりチョコが好きだな。」


『アイスのチョコって甘すぎない?なんかしつこいっていうか。』


「美味しいのに〜。そもそも私たちアイスの好みが全然違うよね。私はソフトクリームとチョコ系のアイスが好きで、夫はバニラ系と果物系が好き。」


『そうだね。合わないよね。妻が買ってくるアイスは僕はあまり手つけないし。』


「ふたりとも好きなアイスが入った箱アイスないかな?」


『色んな味のアイスが詰め合わせになっている箱アイスあるよね。あれでいいんじゃない?』


「そういうのあまり美味しくないの〜。」


『そんなことないと思うけどなぁ。』


「値段を取るか味を取るかによっても変わってくるよね。値段を取るならスーパーの箱アイスだし、味を取るなら単体のものになっちゃうし。」


『どちらも取りたい。』


「そんな無茶な。」


『そういえば、ハーゲン○ッツは美味しいよね。毎日あれ食べられたら満足。』


「あんな高いの毎日食べられるわけないでしょ。」


『じゃあ週に一回ハーゲ○ダッツにするっていうのは?それなら値段も抑えられるし、味も満足。』


「えー。甘いのは毎日食べたいな。」


『じゃあ値段を優先するしかないね。』


「じゃあ箱アイスにしようか。そうしたら、どのアイスがいい?。」


『ピノは?チョコとバニラの両方味わえる。』


「それだ。」



質問:お好きなアイスは?

結論:ピノは美味しい。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る