第27話 勉強づくめ
「さ〜て、今日も一日頑張ろうか!」
今日は日曜日。外も悩み事が全くないような快晴!そして、その中で今日1日勉強づくめだ!
いや〜マジで勉強ですよ。今回も勉強づくめですよ。
マジで息が抜ける暇(ひま)はないし、そして時間もない。さっさとやらないとな。
まず、世界史から。
古代ローマで最大の領域に拡大させた皇帝は?
…………………これは、ハドリアヌスか?正解を見てみる。
うん。合ってるな。また古代ローマから。
古代ローマで平民と閥族派が私兵で争っていたが、閥族派で代表的に争っていたのは誰か?
閥族は?たぶんすらだ。
正解、スラ。うん、あってた、あってた、
古代ローマから。
前367年、平民の中からコンスルを貴族と同列に一人選ぶことの法律は何か?
これはリキニウス=セレクティウス法?マジ勘弁してくれ、全然覚えていない。
こたえ。リキニウス=セクスティウス法。う〜む、ちょっとあってなかったな。
次は中国から。中国なんてマジで覚えてないんだけどな。仕方ない、やるか。
北朝の北周からの出身で南朝を滅ぼして随を建設した人物は誰か?
覚えてねえ、誰だっけ?マジで覚えてない。答えは。
楊堅。
そんな名前だっけ?全く覚えてないな。
次。3国時代の魏から始められた人材を推薦をして登用する制度は何か?
確か、九品中正だったはず………………。
答え、九品中正。
何とかあったな。つぎ。
唐の律令制で、中央には3省があるが、詞勅などの草案を作成した省はどこか?
そうだな。確か三つほどあったな。中書省しか覚えていないからそれで行こう。
正解、中書省。
まぐれだな。次行くか。
また、中国から。
北魏で国家が土地所有に介入して農民に土地を与えようとした政策は何か。
確か勤惰性?だっけ?答えをめくろう。
答え 均田制。
こんなの合ったっけ?中国のことは王朝以外まるで覚えていない。
次。近代ヨーロッパから。
フランスがカナダへ植民地に進出したが、主に得た土地はどこか?
知らん、覚えてねえ。カナダなんてわからねえ。答え。
ケベック。
イギリスで1603年、何家が王位に就いたか?
答え。スチュアート家。
フランスでルイ14世が国王であったとき、類の后がスペインの女王であるとき、スペインのハクスブルク家が断絶したとき、彼の孫を王位に就けたときに起きた戦争は何か?
答え。スペイン継承戦争。
植民地時代のアジア。
植民地政府の時に著税に関して政府と農民の間を仲介する物に著税を巻かせ、、その仲介者に土地所有権を与える制度は何か?
答え、ザミンダーリーの性。
オランダは香辛料の確保を狙って16世紀末に初めてある島に到達したが、そこはどこか?
答え。ジャワ島。
……………………………。
りりりりりりり!
ふと、僕は内線がなりっぱなしの受話器の音に頭を上げる。あれから何時間も経っていたようで、もう火が落ちていた。それが落ちるのとは反対に電話の声は茴香(ういきょう)のようにつきものがまるでないように明るかった。
『一樹くん、ご飯よ〜』
「もうこんな時間か」
僕はひとまず、問題集をやめて、下に降りていった。まるでびくともしないウィーンの要塞を残して。
………………………。
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