第9話 製作者の覚悟

 殆ど眠れないまま朝学校へ行って放課後になって家にたどり着くまで考えに考え抜いた結果、結局何の解決方法も思いつかなかった。それ処かどんどんネガティブになってくる。


 女の子のアバターなんだから魅力的に見せる為にはやっぱり女の子らしく振る舞えないと意味が無い訳で、だけど自分はこの通り男な訳で。もうどうしていいか分からない。


 そして終わらない苦悩に精神的に参り始めた頃、不意に玄関のチャイムが鳴り響く。トントンと階段を軽やかに上がる音に続いて扉が開かれる。そこには桃香が大きなカバンを肩に下げてにっこりと笑顔で立っていた。


「おまたせー、ごめんねミユちゃん。ちょっと準備で遅くなっちゃった」

「……ねえ、桃香……僕、どうして女の子に生まれなかったんだろう……?」

 床にうつ伏せていた身体を起こして桃香に尋ねると彼女の顔が一瞬にして強張る。


「えっ……え、ちょっとどうしたの!? 大丈夫、ミユちゃん!?」

「……いや、もう……何をどうしたらいいか、分からなくなって……」


 事情を話していくと彼女の顔が安堵に変わり、やがて少し呆れ顔になった。僕も話している内に冷静になってなんとも情けない気持ちになっていく。落ち込んだ僕の正面に座ると彼女は慰める様に静かに話し始めた。


「――いい? ミユちゃんは私の為に女の子のアバターを使ってるの。だからその為にこれから『女の子』らしくならなきゃいけないの。だからミユちゃんはおかしくないよ?」

「……うん……って、あれ……?」


 桃香の一言に一瞬納得して頷き掛ける。だけど心で何かが引っ掛かった。少し落ち着いたお陰で冷静になれたのか、ふと桃香の一言に疑問を抱いたのだ。


「……あの、桃香? ちょっと聞いてもいいかな?」

「うん、なあにミユちゃん?」

「えっと……僕が『女の子』らしくなる、って……どう言う事?」

「……うふふふ」


 尋ねた途端桃香の目がすっと細くなった。口元には厭らしい笑みが浮かんでいる。

 そして立ち上がった桃香を見上げる僕に不吉な猫なで声で尋ねてくる。


「――処で、ミユちゃん。小母様のお部屋、入っていーい?」

「え……桃香なら母さんも文句言わないと思う、けど……?」

「んじゃちょっと行ってくるね。すぐ戻るから」


 それだけ言うと桃香は部屋から出ていく。後に残された僕は桃香が一体何をしようとしているのか分からない。やがて戻ってきた桃香は手に見覚えのあるケースを持っていた。


「……いやーやっぱりあったわ。ミユちゃん用のウィッグ。流石小母様ね!」

「も、桃香……そ、それは……てか、何する気……?」

「決まってるでしょ? ミユちゃんはこれから女の子になるのよ」

 ニンマリと笑う桃香に僕の顔から血の気が引いた。


「い……嫌だよ! 勘弁してよ! 高校生にもなって、流石にもう嫌だよ!」

「ええい、男なら男らしく女の子になりなさい!」

「む、無茶苦茶言わないでよ! 色々ツッコミ処満載だよ!」

 僕は必死に抵抗を試みる。だけど桃香の目がスッと絞られたかと思うと――


「――小母様に言いつけるわよ?」

「……うっ……」


 それが決め手だった。それを言われてしまえばもう何も言い返す事が出来ない。

 そのまま僕は桃香にメイクされる事になってしまった。


 うちの母さんは昔からよく『女の子が欲しかった』と言って事ある毎に僕に女装させては喜んでいたものだ。桃香が来てからは最初の内は呼ばれなくなって安心していたけれどそんな期待もあっけなく破られた。桃香と僕を並べて『姉妹みたい』と喜び始めたからだ。

 僕は勿論抵抗したけれど桃香が泣き出してしまって僕は凄く叱られた。その時の本気で怒った母さんの顔。背筋が冷たくなる恐怖は今もまだ身に染み付いて離れない。


 力なくがっくりと項垂れて桃香にされるがままになっていると、

「……VRってさ、脳波コントロールでしょ? だからアバターを直したりするよりミユちゃんが実際に経験して女の子らしく出来た方が早いって思ったのよね……」

 独り言の様に小さく呟く桃香の声は何処と無く懐かしさが混じっている。その声を聞きながら僕は懐かしい記憶を思い出して物思いに耽っていた。


 考えてみれば……チョメ子とモカに施したメイクは母さん直伝だ。だって桃香に化粧を教えたのはうちの母さんなんだから。桃香の母親、サクラ小母さんは自分の娘には厳しい人だったけれどうちの母さんは隣の女の子には異様に甘かった。確か母さんは桃香の誕生日にフランス製の化粧品セットをプレゼントしてサクラ小母さんが驚いていた筈だ。

 そして――そんな母さんと桃香に僕はこれまでも散々遊ばれ続けてきたんだから。


「さてと……ミユちゃん、もう目を開けてもいいよ?」

 桃香の声が聞こえて僕はゆっくりと瞼を開く。向けられた鏡にはバッチリメイクされた女の子みたいな自分の姿が映っている。


「……あ、あの……桃香、サン……?」

「うん? なあに、どうしたの? ミユちゃん?」

「えっと……メイクして、女装しても女の子らしくはならないと思うんですけど……」

「あ、大丈夫よ? 女の子の格好でお買い物行って貰うから」

「……ヒッ……え、う、嘘……だよね?」


 この格好で外に買い物に出る――母さんに女装させられていた時でもそこまでやらされた事はない。まるで死刑宣告の様に桃香の声が響き僕は思わず変な声を上げてしまう。

 だけど桃香はニッコリと怖い笑みを浮かべた。


「ホントよ? 私がそう言う事で嘘付いた事、無いよね?」

「……いや……いやいやいや……冗談だよね? 買い物って、幾ら何でも店員さんに話したら絶対バレるって! そんなの出来る筈が――」

「……ミユちゃん、自分でも喋らなきゃバレないとは思うんだ……?」

「……うっ……」


 確かに……それならバレる事は無いと思う。それくらい桃香のメイクは出来が良かった。

 多分声を出さない限り、いや、仕草とかちゃんと『女の子』らしければきっとバレないだろう。こうなってくるともう『化粧』って現実にある魔法みたいな気がしてくる。

 呆然としながら鏡でじっと自分の顔を見つめる僕に桃香は少し考えてから言った。


「……んー声は仕方ないから、風邪引いてるって事でマスクすればいいでしょ。咳き込んでたらコンビニの店員さんも聞かないだろうし。勿論その前に家の中で練習だけどね」


 桃香は……やると言えば絶対にやる。こうして前もって『買い物に行かせる』と宣言したのは『その覚悟でやれ』と言う意味ではなくて『それを目標にする』と言う意味だ。


――もうこうなったら、最後までやるしかない。


 もし出来ないままなら出来ないままでやらされる事になるだろう。女装だとバレて散々な事になるよりも出来るだけバレない道を選ぶ。それ以外に選択肢は無い。


 こうして僕は否応なく『女の子』修行をする事になってしまった。桃香の理屈は悔しい事に間違ってはいない。確かに僕がアバターで『女の子』らしく振る舞う為に一番早い方法は僕自身が『女の子』の振る舞いを経験して理解する事だ。


 昨晩の桃香が言った話で分かった事――VRワールドのシステムはユーザー自身の経験に基いて挙動を再現している。経験した事であれば再現出来るのであれば、僕自身が女の子らしく振る舞える様になる事が一番早い解決方法だ。


 女物の服に着替えさせられベッドを椅子代わりに座らされる。ヒールのある女物の靴を履かされるとしゃがみこんだまま楽しそうに桃香は顔を上げる。


「さあ、先ずは歩き方の練習からよ。準備いい?」

「……ここで練習なら、女装なんて……」

「だってミユちゃん、こうでもしないと恥ずかしがってしないじゃん? ミユちゃん凄く可愛いから安心して。チョメ子に似た感じにしてあるからね?」


 僕はハァと深くため息をつくと仕方なくそのまま立ち上がって歩き始めた。

 恐る恐る一歩を踏み出す。踵が妙に高くて足を踏み出すにも普通の歩幅じゃ無理だ。


「ほら、ちゃんとつま先と踵が同時に着く様にね。つま先がちょっとだけ外に向くイメージで……あーほら、踵から着かないの! バランス良く、倒れない様に気をつけて!」

「こ、これ……凄く難しいね……」

「そうよ。女の子は皆、普通にこういう事してるんだからね!」


 桃香は大真面目で僕も茶化す余裕なんて全くない。真剣にやらないと簡単にバランスを崩しそうで、気が付くと僕も真面目に練習をしていた。

 歩く練習を始めてから一〇分。部屋の端から端まで一往復するだけで精一杯。ゆっくり歩いてやっとベッドに届くかどうかと言う処で気を許した僕は転倒してしまう。


「……っ痛ぅ……」

「大丈夫? 怪我してない? 立てる?」

 桃香が心配そうに尋ねてきて僕は痛みに顔を引きつらせる。

「……ごめん。桃香、ちょっと休憩させて……」


 つま先が痛くて仕方がない。脛もヒリヒリと痛む。ふくらはぎも痙攣していてとてもすぐには立ち上がれそうにない。つりそうになる足を伸ばして息を吐き出した。

 そもそもスカートの所為で歩幅が限られる。膝を広げて歩けない。普通に立ち上がろうとすればスカートもまくれ上がってしまいそうでどう立てばいいのかすら分からない。

 桃香は痙攣する僕の足を見るとやっと仕方ないと言う感じで笑った。


「……分かった。ちょっと休憩しよっか?」

「うん、ごめん。ありがとう」


 そう言って痛みに我慢出来ず靴を脱ぐとつま先の両端が赤く腫れてしまっていた。

 ヒールがある分前側に傾斜になっていて全体重がつま先に掛かってしまう。普段そんな歩き方をする事もないしきっと男はそんな無理な姿勢をする事だって無いだろう。

 桃香が出してくれた消毒液と絆創膏で処置しながら僕は疲れた声で小さく呟いた。


「……女の子って、ホントに大変だね……」

 痛そうに顔をしかめて僕の足を見ていた桃香がそれで不思議そうに顔を上げる。

「うん? そお?」

「うん。足は痛いし、踵も高いから足がつりそうになるよ。倒れたら今度はどうやって起き上がればいいか分からない。こんな修行みたいな事、女の子はいつもしてるの?」

「んー……まあ女の子だしね。らしくしないと誰も女の子だって思ってくれないもの」


――女の子『らしく』、か……。

 それを聞いて僕は天井を見上げるとふぅと溜息を漏らした。


 桃香はたった二年会わなかっただけで凄く女の子らしくなった。僕の知っていた彼女と随分違うのは頑張ったからだと思う。『らしくなる』――その言葉を乗り越える為に。


 だけど僕はあの時、『らしく』なる事が出来なかった。

 僕の両親は有名な画家でその子供の僕は常に『らしさ』が求められる。両親は僕が同じ道を進む事を強要しなかったし好き放題にやらせてくれた。絵だってやりたいと言えばやらせてくれたし聞けば色々と教えてくれた。必要な物は全部準備してくれた。

 でも周囲が僕に求めたのは結局『らしさ』だ。親に黙って出した絵画コンクールで僕は散々叩かれた。見た人が楽しくなる様に――でも否定されて僕は二度と描けなくなった。


 僕はあの時周囲が望む通り『らしく』なっていれば良かったんだろうか――そんな考えがふと脳裏をよぎる。だけどそれはどうしても受け入れられない。それはもう僕じゃない。

 僕はもうやりたい事しかやらない。やりたくない事は絶対やらない。あの時そう決めた。


「――んじゃあ、もうちょっと練習してみよっか」

 しばらく休憩して痛みがマシになった。顔を上げると桃香が躊躇いがちに尋ねてくる。


「え、いいの? ミユちゃんが本当に嫌なら別にもう、辞めてもいいけど……」

「ううん、やる。桃香が言った通り僕がそれらしく出来ればいいんだ。僕が作ったアバターの為に必要だからやる。ここまでやってるんだからちゃんと最後までやらないとね?」


 靴を履くとかなり痛い。だけどそうも言ってられない。コンテストまであと三週間しかないしその間にパフォーマンスもしなきゃいけない。時間は思ったよりも無いんだから。

 でも立ち上がろうとして『女の子らしい立ち上がり方』が分からない事に気付く。床に座り込んだ状態からヒールのある靴で立ち上がる方法が思いつかず少し考えてから桃香に聞いてみようと見上げた時、丁度僕の顔を見つめる彼女と視線がぶつかった。


「……んじゃあミユちゃん、本気で……」

「うん、だけど桃香、その前に立ち上がり方を――」

「そっか! んじゃあ頑張ってお買い物行ける様になるまで頑張ろ!」

「――って、えっ? あっ、しまった! 桃香、それだけは……」

「さあ頑張ろ! やっぱりミユちゃんはそうでないとね!」

「……あ、あの……買い物だけは、勘弁して欲しい、んですけど……?」

「さーサクッと女の子になろうか、ミユちゃん! ファイト!」

「…………」


 だけど桃香は聞いてくれなかった。彼女だけだと贔屓目が入るかも知れないと説得されて結局、買い物に行くのは確定事項になってしまった。僕はかなり後悔する事になった。



 女の子らしく振る舞う修行は結局土日を挟んで一週間続いた。

 それまでの間桃香の特訓は熾烈を極めた。女の子がよくやるモデル歩きの特訓と称して頭に本を乗せられたり。テープを床に貼り付けてまっすぐ歩く練習をさせられたり。


 何故か桃香まで『私もやる!』と言い出して……だけどその甲斐あってか何とか僕は女の子らしく振る舞える様にはなった。そうなるまでに掛かったのが一週間だ。

 最後にコンビニまで本当に買い物に行かされて玄関でレジ袋とレシートを差し出す。


「……ふう……何とかなったよ……これでもう、いいよね?」

「うん。まさか本当にすると思ってなかったけど……」

「な、何言ってんだよ! 桃香、超ノリノリだったじゃないか!?」

「いやー……だけど別に女装の特訓じゃないし? VRだけだから別に買い物までは行かなくても良かったんだけどね? でもミユちゃん、本当に可愛くなったよねー」


 そんな事を笑顔で言われて僕は玄関にがっくりと膝を付いてうずくまる。

「……だ、騙されたあっ!! くっそお、なんで気付かなかったんだ、僕は!!」

「まあまあ、いいじゃない? もう絶対に大丈夫って事で!」


 そう言うと桃香はお腹を押さえ口元を手で覆って笑う。玄関先で項垂れながらしっかりと足を崩して横座りする僕。これも全部『女の子』特訓の所為……成果だった。


 とは言え特訓に時間が掛かったのは事実だ。もう残り二週間程しか残されていない。

 特訓の為に歌の練習も足りてない。パフォーマンスは周知させる目的だし誰かと競う必要もない。アバターを目立たせるのが第一目標だ。


 二人で相談して土日に絞って残り合計四回だけ舞台に立つ事にした。理由は簡単、ただ単純に練習する時間を確保する為だ。流石にこのまま舞台に立っても悪目立ちしてしまう。

 当然舞台数が少なすぎると桃香が難色を示したのは言う迄も無い。そしてそんな彼女が考えた落とし所は――


「――んじゃあさ? 折角だし今日、もし参加出来たら舞台に出てみようよ?」

 ……と言う、突拍子も無い提案だった。


「えー……だけどまだ『紅葉』しか練習してないでしょ? 舞台に立っても出来る事が全然無いよ。それならまだ土日に集中して今は演目を増やす事を考えた方が……」


 桃香の気持ちも分からなくはない。時間が無くて不安だろうけど流石に無茶過ぎて僕は彼女の提案に素直に頷く事は出来ない。だけど桃香は不満そうな顔でボソリと呟く。


「むー……だけど土日ってお客さん超多いよ? いきなりミユちゃん、歌えるの?」

「……うっ……そ、それは……」

「だからほら。今日は平日の火曜だしお客さん少ないよ? 普段なら小さい子が舞台に出てお遊戯とか合唱する事もあるよ? 土日は本番、今日は練習って事でどお?」

「……う、うーん……」


 そう言って床に座りながら見上げる桃香。まるで子猫みたいに様子を伺っている。

 桃香が言いたい事も分かる。人前が苦手な僕に慣れさせておきたいんだろう。それに確かに土日はユーザーのログイン数が一気に跳ね上がる。時間的にも僕達が予定してる頃は最も増えるピークタイムだ。いきなりそんな処で歌えるだなんてとても僕には言えない。


「……ま、まあ仕方ないか……ちっちゃい子も出るならまあ、許してくれそうだし……」

「よぉーっし、んじゃあ決まりねっ!」

 渋々了解した途端桃香はいそいそとカバンからスマートグラスを取り出す。だけどそれを見て僕は慌てて止めた。


「だ、駄目だよ! 今日は帰った方がいいよ! 自分の部屋からにしようよ!?」

「……えー、でも面倒だし……今ここで一緒にログインすればいいじゃない?」

「マズいって、特訓で一週間入り浸りだよ? 小母さんが怒らない筈ないでしょ?」

「んー、ママにはちゃんと言ってるし全然大丈夫なんだけど……」


 そう言って食い下がろうとする桃香に僕は首を横に振ると真面目な顔で言った。

「本当に駄目だよ。いざとなって反対されたら全部無駄だよ? 親が駄目って言えばもう僕達は何も出来なくなっちゃうよ? 特に桃香は女の子だし、気を付けた方がいいよ?」

「……んー……もう、分かったわよ……」


 必死に説得すると桃香は小さく呟いた。いつもみたいに不貞腐れたり拗ねる事も無く髪を指先に絡みつけて何かを考え込んでしまう。その仕草と素直さを見ていると、やっぱりうちに来てる事をサクラ小母さんに言ってないのかも知れない。

 桃香はカバンを肩に下げると一度だけ僕を見て寂しそうな暗い顔に変わる。


「んじゃ私帰るけど……ちゃんとご飯食べないと駄目だからね?」

「うん。また後でね。前みたいに準備が出来たらメッセージ送って」

「……それじゃ後で」


 そうして桃香が玄関を締める音が聞こえて、僕はそこでやっと自分がまだ女装したままだった事に気付いた。その場で脱ごうとしたものの結局そのまま諦める。


「……風呂に入る時でいいか……ご飯……まあ、適当でいいや……」

 急に静かになった部屋の中で独り言だけがやけに大きく聞こえた。

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