キミとこのセカイが終わる日に

したいなさん!!

第1話 咲夜と仲良くなる?

《高校入学》

とある朝、夏宮秋こと俺は、高校に入学する。新しい青春に胸をトキメキながら、高校の門を潜る。ここはそこそこ偏差値の高い高校だ。俺は教室に向かう。そこで顔見知りの女子を見かけたし、奇抜な見た目の子もいた。この高校は制服はあるが、私服での登校も認められている。だから基本的に服装は自由だが、結構私服の生徒が多い印象だ。俺は制服風の服を来て学校に来ていた。ブレザーと違い、かなり柔らかいし、軽いし暖かい。かなりいい。しかも、高校のブレザーよりも性能は高いし、コスパもいい。学校のブレザーは100%ぼったくりだ。これだけは断言出来る。そして、教室に入るとそこには何人か居たが、皆がスマホをいじっていたり、本を読んでいたりする。この高校はかなり自由だ、何故ならそれが理事長の方針らしいが、正直問題しかないだろうと思っていたが、実際はそうでも無いらしい、理事長が生徒を信じているかが分かる。授業中のスマホの使用は禁止だが、休み時間とかならセーフだ。そして、生徒全員が教室に座る。暫く教師を待っていると、近くの席の女子に話しかけられた。

咲夜「もしかして、夏宮秋君?」


夏宮「そうだけど、どうした?」


咲夜「同じ中学の子が居なくてさ、同じクラスだしさ、LINE交換しない?」


夏宮「まぁ、良いけどさ」


そういい俺は咲夜のスマホのQRコードを読み取った。そして、咲夜のLINEを交換した。彼女の名前は十六夜咲夜、中学の時にかなりモテていた美少女だ。彼女はかなり、成長していたから余計男子の憧れの的になっていたのだろう。俺自身中学の時はかなり調子に乗っていたから、彼女に関しては少し話を聞いたくらいだ、ほぼほぼ初対面だが、何故彼女が俺の事を知っていたのか?

それは、俺が学年の問題児なのに成績が上位だったからだ。この高校は正直内申点はそこまで重要視してないから勉強さえ出来ればそれでいい、俺自身勉強は毎日していたからそれなりの結果を出している。普通なら有り得ないが、俺は元々集中しやすい体質だからだ、夏休みの宿題とかを全て1時間くらいで終わらせるくらい集中出来る。だから、この体質で、大体の事を全てこなしていた。だけど、集中した後はかなり疲れる。その時に欠かせないのがメロンパン。こいつで俺は今日も癒される。そんなこんなで俺は少し有名だった。


夏宮「君は十六夜咲夜だよね?」


咲夜「うん、そうだよ!これからよろしくね!秋くん!」


そして、その日は1人ずつ自己紹介をしていき、それで終わった。その後咲夜からLINEで一緒に帰ろうと来た。そして、今度遊びに行かない?と彼女からお誘いが来ていた。


夏宮「暫く待つか」


俺は自販機でエナジードリンクを買い、それを飲んでいた。俺は学校終わりに毎回エナジードリンクを飲んでいた。これに関しては日々の習慣みたいな物だ、特に意味は無い。純粋にエナジードリンクの味が好きで飲んでいる。こうして、暫く待っていると、走ったであろう咲夜が来た。


咲夜「ごめん、遅れた」


夏宮「いや、いいよ」


夏宮「一応俺基本的に毎日暇だから遊べるよ」


咲夜「じゃあ今度の土曜日の11時に駅で集合ね、何するかは来てからのお楽しみだよ!」


咲夜「一応何人か誘っているから、遊びに行くメンバーのLINEグループ作ったから、後で招待しておくね!」


夏宮「了解〜」


こうして、俺の高校生活は青春を謳歌出来そうだ、その後他愛のない雑談をしながら、各自帰宅した

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