『3・11を忘れない!』企画者の押羽です。
当事者の方の手記は、いつもリアルで、読む者にとっては追体験ができるので、とてもありがたいものだなぁと思っています。日ごろから文章を書いている作家ならでは、ですね。
被災者の方たちは、みな、おっしゃいますよね。「震災はつらい出来事だが、そのことで人とのつながりやご縁が増え、それがゆいいつ良いことなんだ」と。《楸さん》も大切なものをもらったんだろうなと、このエッセイの端々に感じられました。そこはかとなく、生命力を感じるエッセイです。
この作品…私のエッセイの中の『推薦作品』に載せたいと思いますが、大丈夫でしょうか?
作者からの返信
押羽たまこ さま
コメントありがとうございます!
企画の主催者様からコメントをいただけるなんて思いませんでした。挨拶もしない無礼者で申し訳ありません。お世話になっております(ここで言うな)。
勿体ないお言葉、痛み入ります。独りよがりの備忘録のようなエッセイですが、推薦していただけるのでしたら、何卒よろしくお願いいたします。
楸様
押羽様の推薦欄から参りました。
このようなかたちで執筆してくださり、
ありがとうございます。
エゴイズムが錯綜する世の中。
対して、楸様の被災体験、そしてその体験とその後を綴る文章が、
文字通りの濁流の後のささやかな清水のように染み入りました。
>生きている意味はわかりませんが、価値はあると信じています。
被災された皆様から私も含めて授かった、声のない声だったのかもしれません。
作者からの返信
西奈 りゆ様
コメントありがとうございます!
手前勝手な備忘録のような呟きに勿体ないお言葉、恐縮です。
西奈様とのご縁を繋いでくださった押羽様にも感謝申し上げます。
久しぶりに読み返してみたら、半分くらい食べ物の話をしていて、食べ物に困ったものなあ……としみじみ思い出しました。
能登の地震があって、今度はこちらの番だ! と思いつつ、やっぱり募金くらいしかできないのですが……今まさに大変な思いをさているであろう人々が、ほんのひとときでも心穏やかに過ごせる日がありますよう願ってやみません。