第12話
その言葉に大夢は「…この後特に利用者居なくて、帰ろうとしてたから別に大丈夫だけど!因みに、どれくらい利用したいんだ?」
「…24時間位かな?」
「24時間-!!」
急に現れた歩夢にも驚いたが、丸1日を利用したいという歩夢の告白に大夢はつい、言葉に出してしまった。
「…駄目かな?」
申し訳無さそうに、そう言う歩夢に大夢は
「…イヤ、大丈夫だけどさ!ちゃんと金は、有るのか?24時間だと、12万もするぞ」
「お金なら、ちゃんと有るよ」
歩夢は、そう言うと内ポケットから12万円を大夢に差し出してきた。
大夢は金額が、きちんと有るのを確認すると「…分かったよ!その代わり何か有ったら、直ぐに兄さんに連絡するんだぞ」
そう言うと淳也の時と同様、歩夢に分かりやすく自売りの手続きを説明してやった。
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