第10話
〈ふ-ッ、時間も結構押してしまったし今日はこの辺で終わりにするかな?予想外の人(淳也)にも会えたし、何か今日は色々有った感じがするな!〉
大夢は、そんな事を思いながら深夜0時を回った綺麗な星空を見上げていた。
「…兄さん!?」
すると、突然又聞き覚えの有る若い男性の 声が聞こえてきた。
振り替えると、そこには…大夢が20歳の時に生き別れた3歳年下の弟が立っていた。
「…歩夢(あゆむ)!?お前、どうして此処に?」
大夢が驚くのも無理は無かった。
大夢の実弟歩夢は、5年程前にバイクの交通事故で他界してしまったのを親戚から聞いていたからだ。
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