天秤論～能力者達の礎～ 専門学校編

第19話 まさかの再会！

終夜「時雨ー。俺モヤモヤしてんだよね。」

時雨「どうした急に？」

終夜「いやさぁ、春 深海って子いるじゃん。あの子さぁ、俺の幼稚園の頃に、木崎 深海って名前だったんだけど、ちょー似てるんだよね。でも、話しかけるのも気まずいって言うかさ。」

時雨「普通に聞いてみれば、いいじゃん。」

終夜「違ったら、どうするんだよ！気まずい事極まりないじゃん！」

花音「二人して、何してんの？」

時雨「終夜の幼稚園の頃の友達に、ソックリな子がいるんだってさ。でも、名前が違うから、聞けないんだってさ。」

花音「だれだれー？」

時雨「春 深海さん。」

川田「私のブリーフ姿を、見たい者はいないか！」

眞白「川田、死ね！100万回死ね！」

終夜「川田君、ブリーフなんだ。この歳でブリーフはなぁ。」

綾杉「まぁ、個性的で良いんじゃない？」

川田「綾杉君、分かってくれるんだね！さすがだよ！良い仲間を、もったもんだ！ハッハッハ！」

眞白「綾杉君に、近づくな！死ね！」

終夜「話が脱線したな。時雨ー。どーしよう。助けてー！」

時雨「お前の問題だろ！お前で解決しろ。俺は知らねーよ。良し、話しかけに行ってみよう！」

終夜「花音ちゃんには、悪いんだけど、昔その子のこと好きだったんだよなー。」

時雨「がんばれー。」

終夜が、深海に近寄って行った。

終夜「すみません深海さん。」

深海「なんでしょう？」

終夜「ちょっと間違ってたらごめんね。幼稚園って、もしかして桜幼稚園だった？」

深海「え？！なんで知ってるの？」

終夜「苗字が変わってたから、全然わからんかったんよ！やっぱり深海ちゃんなんだ！深海ちゃんも、しゅうちゃんって呼んでくれてたじゃん！」

深海「あぁ！しゅうちゃんだったんだ！私もかなりイケメンになってたから、気付かなったよ！」

終夜「褒めてもキシリトールしか出ないぞ！」

深海「また、会えて良かった！普通に嬉しい！これから、しゅうちゃんって呼ぶね！」

終夜「コレからは、また、よろしくね！話せて良かったよ！」

川田「終夜君おめでとう！！私の股間がトルネードしてるよ！ハッハッハ！なんて素晴らしいんだ！え？眞白ちゃん！」

眞白「だから、なんで俺にふるんだよ！お前は、俺に何して欲しいんだよ。」

川田「私をイケメンと呼ぶまで、眞白ちゃんに、

ふり続けるから、そこんとこよろしく！」

眞白「最低川田、マヂでキモイ。わざわざ俺にフルな！」

こうして、懐かしさに花が咲いた！