第18話 妖精族の授業


死楽(しらく)先生。妖精族の先生である!


死楽先生「妖精族の授業へ、ようこそ!私達の授業は、回復技術向上の為、色んな薬の研究をしたり、回復術式を学ぶ授業もあります!皆んなが回復術式を使える様になってもらわないと困ります!回復術式を使える人はいますか?」


眞白、王子の二人が手をあげた。


死楽先生「16人いて、たった二人ですか。これから、皆んなに回復術式を使える様にしてもらうので、よろしく!まずはそこの二人、どれくらい出来るか見せてみなさい!ここに、瀕死のスライムがあります。この子を生き返らせてみなさい!」


眞白「十字架、吸血鬼武装!ブラッディちゃん、血をわけて!!」


ブラッディ「シャーボー!!」


眞白「リゼロリューション!!」


スライム復活!!


死楽先生「お、おみごと!やるじゃない!次!」


王子「イザナミ武装!リゼロリューション!」


スライム復活!!


死楽先生「二人とも、やるじゃない!私の研究材料にしたいくらいだわ。リゼロリューションまで使えるなんてやるじゃない!あなた達の体を解剖したいくらいだわ!」


眞白「そ、それはちょっと。ね、王子君。」


王子「あっ、あぁ。」


死楽先生「うふふ!嘘よ!とりあえず皆んなには、ポーションを使える様にしてもらいます!ポーションとは、溝内に気を集中させて、回復をイメージしてもらいます!手を溝内にあててやってみるのよ!この枯れたバラを綺麗に咲かせてみなさい。皆んなどうぞ!」


皆んなに、枯れたバラがくばられた。


時雨「溝内に気を集中。ハァァァァァ!ポーション!」

時雨のバラが綺麗に咲いた!


時雨「おぉ!出来た!俺、霊力偏ってるのに、霊力で補えるんだ!」


花音「時雨スゴーイ!私、出来なかった。」


終夜「俺も出来なかったぜ。さすが時雨だな。霊力偏ってるのに、その霊力を回復に回せるなんてすげーじゃん!」


アリス「ポーション!」


アリスのバラも、綺麗に咲いた!


神沢「さすが魔法使い師!アリスちゃん凄いね!」


アリス「えへへ、もっと褒めるが良い!」


川田「私の霊力がトルネードしているぞ!ハッハッハ!ポーション!」


川田のバラが更に枯れた。


川田「なっなんでだ!眞白ちゃん、教えてくれても良いんだぞ!」


眞白「なんで、お前上から目線なんだよ!教えねーよ!死ねよ!かなりの勢いで死ねよ!綾杉君教えてあげるねー!」


綾杉「ありがとう眞白ちゃん!」


死楽先生「そうそう、皆んなで向上して行くのよ!今日はここまで!また次の授業で、ポーションの練習を、して頂きます。以上!」


こうして、妖精族の授業は、終わったのであった!

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