「夏を待っていました」の歌詞カードをめくったら、歌詞の横にきっとこんな物語が書いてあるんだろうなと思いました。それくらいぴったりだと思います!
「太陽が停止線を越える」という表現、とても好きです。代わりに自分たちの時間が止まってしまって、「停止線の向こうから行き先がやってくる」という流れが本当にお見事です。
それからしょげた夏草のハードルとか、オレンジの倦怠感とか、詩を読んでいるみたいですごく好きです!
作者からの返信
瞳さん
コメントありがとうございます!
「夏を待っていました」どこがどう好きだと語れるものではないのですが、ストーリーそのものがすとんと腑に落ちて、心にずっと居場所を作っていたので、それをいつかアウトプットしたいと思っていました。そう言う気持ちが膨らんでいたので、最初は意識して書こうと思っていなかったのですが、どんどん世界が寄っていきました。なので、ぴったりと言ってくださって嬉しいです。
言及してくださったところは、個人的にも気に入っている表現なので嬉しいです。
瞳さんの言葉を聞いて、私は小説の中に詩的な文章表現を入れるのが好きだと言うことに気付きました。と言うか、詩を意識しているというより、「小説の言葉を書きたい」という思いがそう言う表現を織りなしているわけですけれども。
好きだという言葉がなによりの励みです。
ありがとうございました!
とても懐かしい気持ちに…😭
途中、これマサトシ君はもう…って思いながら読んでましたが、無事タッチ出来て良かったです。
(解釈違ってたらすみません🙏)
スニーカー好きとしてはニューバランスが出てきてニヤリとしました。
作者からの返信
ンィテかたさん
コメントありがとうございます!
そう言う気持ちを得られて良かったです。
大丈夫です。これは読者に委ねるパターンなので、好きなように解釈してください。「マサトシ君はもう……」も、間違いではないので。
ニューバランスって、ザ・学生って言うか、スポーツやってる人もやってない人も、いけてる人もいけてない人も履いているイメージなので扱いやすいです。小説のガジェットとしては大変好きな靴になります。(実は持ってない)
いやぁ、情景描写が見事で且つ内容もいいですね。
大人向けな気がします。みんなこの二人を見ながら自分の人生のかけらを当てはめて色々思うところがあるでしょう。
無邪気に全力で何かを追いかけたあの頃、戻りたいけど戻るわけにもいかない。それが大人。
素晴らしい作品をありがとうございました!
作者からの返信
木沢俊二さん
コメントありがとうございます!
情景描写を褒めて頂けて嬉しいです。
おそらく多くの人が経験したであろう子供の時代と、おそらく多くの人が経験しているであろう大人の時代を描きました。
仰る通り当てはめていただけたらなと思ったので、そう言って頂けて嬉しいです。
こちらこそ、最後までお読みくださり、また素敵なレビューもありがとうございました!
編集済
一瞬の出来事のようでいて、走り続けているような……不思議な感じがしました。
でも一つ言える事は、あの駅のホームでマサトシの肩を掴んだのは、大きな意味があったと言うこと。
この話の奥に、言葉にはしてないものを感じています。
何だか救われると言うのはこういうほんの些細な事なのかもしれない。
この幼馴染の二人が出逢えたのが、今この時で良かったと……
作者からの返信
森嶋あまみさん
コメントありがとうございます!
おお……! 伝わって良かったです。そうですね。あのシーンはまさに人生をひっくり返す『タッチ』でした。
今回はリア友に「書きすぎ!」と言われないように、情報や伝えたいことをなるべく書かないで伝えるように頑張ってみました。
ああ、そうそう。紹介文にも書いてあるのですが、この作品の主題歌(願望)は、amazarashiの『夏を待っていました』です。
これを聴くと、作品が別の方向へ展開していくような仕組みにもなっていますので、お時間が許すときにぜひ聴いてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=YPDmvc1RYdc
なんか懐かしい気持ちになりました。
マサトシ君を捕まえられなかった主人公の心残りが、数年経ってマサトシ君を助けたってことでしょうか。
作品とは関係ないのですが、ニューバランスは歩く道具としてとてもいいですよ!