可憐な姫(悪役令嬢)をずっと側で支える主人公。彼は決して裏切らないだろう。そこに百合がある限り――。Web小説らしい読みやすい文章。主人公の忠誠心(性癖)は本文中の一文でよくわかる。にこやかではあるが、立場ゆえに一線を引きがちな姫様と、相性がいい。実に。誠に。相性が良すぎて、もはや百合にしかみえない。百合、百合……っ!主たちの幸せを心から願える良い男です。