第76話 形見
俺の
「
そう言うと
「それは魔法という力を
「…。」
言われて普段はもう少しましだとか、色々と言いたいことは浮かんだが、このところ立て続けにやらかした自覚もあって沈黙した。
「そんな顔をするのは自覚があってなによりだ。まあ、これから経験を重ねれば
俺がどんな表情をしていたというのか、
「お前の持つ剣に使われた
「!!」
「妻が生前、呪いを受けるよりも前に
俺は
あの剣に使われた
「…
「そうだ。本来ならば娘を
「かの国に届けられたはずの剣が、どのような
「ヴェルデ、無理にとは言わんが、
あと、血族の生き残りである俺も。
はっきり言えばいいのに、
「
俺は口の端を上げてそう答えた。
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