第40話 復讐の雷竜 (side アルミー)
“うむ。どうやら
「ヴェルデは助かったのですか?」
だが
“
はっきりとそう
「…助かった。はぁぁ。」
そう言って大きく息を
「良かった…。」
そう
“この者は
ジェミオが立ち上がり
「ヴェルデを助けていただき感謝します。ヴェルデは俺達にとって
“弟とは…人族は自身との血の
ジェミオが言った『
「私達に血の
"そうか…。"
続く言葉を待って沈黙していると、名を
“
「俺の名はジェミオと言います。」
「私はアルミーと言います。」
“ジェミオ殿、アルミー殿、私こそ
「…トニトルス…復讐の雷竜…」
俺とジェミオ、どちらともつかない
復讐の雷竜、ウルティオ=トニトルス。
この世で最も知られた竜の名だ。
七百年程前、邪神に
邪神の加護を受けた魔族達により、抵抗した種族の多くの者が命を落とし、滅びの危機に追いやられた。
広がる戦火の中で
復讐の果てに多くの種族を、世界を救った
その悲劇と
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