第37話 鈴の音
ジェミオは時の
「くそっ!! どうにかならないのか!?
「俺に
仲間であり家族のような大切な
そして
そんな二人の
それと共にさらさらと柔らかな風が吹き抜けて、森に
「何が起こった? この音は一体……」
“これは大いなる
空を見上げ
「ヴェルデ達が!!」
ジェミオが視線を落とすと、
同時に
その耳に聞こえた
「一体何が起きたんだ?」
ジェミオがアルミーへ
「俺にも解らないが、さっきの音が響き始めた後、ヴェルデ達の体を剣の魔力が包んだんだ。そのおかげなのか、ヴェルデの体の崩壊が止まったようだ。」
アルミーも
“むっ…”
“……、……、…その
「
“かの
「っ! 頼むアルミー! 持たせてくれ!!」
「
魔力回復薬を
一時的にとはいえ肉体の崩壊が止まっているおかげで、先程まで気休めにしかならなかった『
崩壊が再び始まれば、また癒しの効果は間に合わなくなる。アルミーは
“!!
中空を見上げ再びの知らせを待っていた
その間にジェミオはヴェルデと剣を、アルミーは
“では行くぞ。”
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