第4話 焼肉定食
空腹をただ満たしたい。そんな感情を持ち出し、男は入ったことのない裏路地の焼肉屋に入る。
店に入ると男の他に一人の個別客がいる。店はガラガラだ。
店員に席へと案内された男は席に着く。
メニューを開くとそこには未知の世界が広がっていた。
男は悩む。悩みに悩む。何を頼めば良いのか。
ただ空腹を満たしたいだけにこんな店に入ったことを男は少し後悔する。
一旦考えるのをやめ、だされたコップのお茶を一気に飲む。
落ち着いた男は、次に値段を見る。一番安い九百円のロース定食をオーダーする。
ロース定食にはメインの肉、ご飯、ナムル、キムチ、キムチ冷奴、わかめのスープ、韓国のり2枚が含まれている。
ナムル、キムチ、と出されたおかずを順に食べていく。これが思った以上にご飯がすすむ。
男はロースを食べる前に中盛のご飯一杯平らげた。次はいよいよメインのロースだ。
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