序章 夏休み 七月二十七日 三波奈菜
奈菜「ねえ、明日から夏休みでしょ、海行きたいから智輝の旅館いこうよ!」
翔太「いいね。それ、でも急に行って迷惑じゃないか?」
智輝「正直迷惑だけど、幼馴染のよしみだ、来ていいよ。俺もみんなと遊びたいし」
奈菜「やったー!!満月と美琴もくるよね?」
満月「楽しそうだな。僕もいくよ。」
美琴「私も行きます。智輝くんの旅館に行くのは、久しぶりだね。」
奈菜「じゃあ、明日智輝の家に集合ね。」
智輝「そうだね、じいやの車で送ってもらおう。」
奈菜「決まりだね、家こっちだからじゃあね。明日楽しみだなー」
この会話を後に私は、家に帰った。家に着いたらさっそく明日の準備をした。
お風呂に入ってる時いいことを思いついた。
奈菜「そうだ、面白い都市伝説でも探そうかな」
そう思うとすぐにお風呂を出てスマホを取り出し都市伝説を調べた。
しばらく探してるうちにSNSでフォローしている人からみんなに話せるような面白い都市伝説の情報が入ってきた。
奈菜「ノンタン?なにこれ」
それは、ノンタンという奇妙な都市伝説
降霊術の類でぬいぐるみに霊を宿らせ「ノンタンおいで」と言うとぬいぐるみが変形して怪物になって襲ってくるみたい。
奈菜「明日みんなでやってみよう。そのためには、ぬいぐるみが必要だね。えっと、、これでいいや」
持ってるぬいぐるみの中から良さそうなのを一つ選び明日持っていくことにした。
一日後、、、
翔太「遅いぞ奈菜、」
奈菜「ごめん、寝坊しちゃって」
じいや「皆さんおそろいで、では、そろそろ出発しますか」
智輝「みんなー車に乗って!」
おじいちゃんの大きい車に乗るのは、小学生ぶりだなーあの時も旅館に行ったっけ、今日もいっぱい遊ぶぞ!!気持ちがだいぶはしゃいでいるが眠くて移動中に寝てしまった。
翔太「起きろ、奈菜 おーきーろー」
奈菜「むにゃ、、、えっ、私寝てた?」
翔太「寝てたよ、もう着いたから早くいくぞ。」
奈菜「じゃあ、もう海ってこと?」
翔太「そうだよ、だから早くいくぞ」
奈菜「やったー海ー!」
さっそく水着に着替えて遊ぶことにした。
浮き輪で浮いたり、砂の城を作ったり、すごい楽しいやっぱ海って最高!!
時間を忘れるぐらいたくさん泳いだ、気が付いたらもう日が暮れていた。
奈菜「もう暗くなってきたね。」
翔太「そろそろ旅館に戻るか。」
満月「そうしよう。暗いと危ないからな。」
暗くなったので私たちは、旅館に戻った。もうちょっと遊びたかったなー
旅館に戻ってからは、レストランでスパゲッティを食べた。すごいおいしかったなー、、ご飯のあとは、温泉に入ることにした。
奈菜「ねえ美琴」
美琴「なに?」
奈菜「昨日面白い都市伝説見つけたんだけど、聞きたい?」
美琴「奈菜ちゃん、本当に好きだよね。それでどんなのなの?」
奈菜「ノンタンて言うやつなんだけどぬいぐるみに霊を宿すの!!」
美琴「なにそれ、、ちょっと怖い」
奈菜「そう?今日みんなでやってみようとおもったんだけど」
美琴「本当にやるの?」
奈菜「もう、ぬいぐるみとか持ってきちゃったし温泉でたらやろうよ!」
美琴「わかったよ。」
しばらくして私たちは、温泉を出て、都市伝説を試すために翔太たちをよんだ。
翔太「急に呼び出してどうしたんだよ。」
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