サイコリテイク

系乃

プロローグ 思い出 八月一日  柊美琴

私だけ生き残れた。一緒にいた幼馴染たちは、みんなあの怪物に殺された。

怖い怖いよ。耐えきれない恐怖がこみ上げてくる。

佐藤「カウンセリングの時間です、、だっ!!大丈夫!?美琴ちゃん!」

震える私を心配した看護師の佐藤さんが背中を優しくさすってくれる。

恐怖に耐えきれない私は、この恐怖を緩和するために勝手に口が動く。

美琴「みんなしんじゃったよ、わたしだけ生き残ってもどうすればいいの?」

佐藤「大丈夫だよ。美琴ちゃん、今カウンセリングの先生が来たから話聞いてもらおう ねっ」

美琴「ほんとに、、、でもそんなんでこの恐怖は、消えないよ」

佐藤「そんなことはないよ。話すと楽になるでしょ、思い出したく無いことは、思い出さなくていいからさ。」

美琴「ありがとう。佐藤さん。」

佐藤さんは、優しい人だ。パニックになった時も丁寧に対応してくれる。

佐藤さんの言う通りにカウンセリングを受けることにした。


では、カウンセリングを始めようか

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