第112話

 悪魔神殿は街から少し離れた位置にあり、その周囲には獣を模した悪魔像が外壁の役目を果たしているかのように、ビッシリ(五重層)設置されていた。

 建物の大きさから考えてみると数千体は軽く超えてそう。


 ――ん? こいつら……生きてる!?


 悪魔獣を模した石像だと思ったが、悪魔神殿に近づくとその石像の鋭い視線が俺たちを見ている。全て本物の悪魔獣だったようだ。


 ——マジですか……


 特徴としては一体あたりが大型トラックくらいにデカくマントヒヒのような顔をしている。それにサソリのような鋭いハリが付いたシッポに、剣歯虎のように大きな上顎犬歯がサーベル状に飛び出ているくらいかな。


 ――体毛まで鉱物っぽくて不思議だな……


 殺意はなさそうなので俺はその悪魔獣を特に警戒することなく悪魔神殿の入口らしき所に降りる。


 ――さて、入口はどこだ?


 セラが降りたから降りたのだがパッと見た感じでは、入口らしきものはどこにも見当たらない。

 ただここにも別の悪魔像がずらりの並んでいるだけ。


 俺が不思議に思っていると、


「クロー様、こちらです」


 セラの声が。セラは二体の悪魔像の前で頭を少し下げてから、その悪魔像に向かって何やら語りかけている。


 ――なるほど、あそこに入口が……ん? こいつらも悪魔か!? 


 驚くことにここに並ぶ悪魔像も悪魔のようだった。

 今度の悪魔像は黒を基調として赤い紋様が入ったプレートアーマーの悪魔。

 

 図体は俺の二倍ほどあるが、その鎧には胸の位置に人族のような顔が描かれており、その真っ赤な瞳がこちらを向いたのだ。


 ――不気味だな……


 よく見れば、一体一体の描かれた顔が違う。人族の喜怒哀楽、様々な顔を表現しているかのように。


 ――あいつのは叫んでいる人の顔に見えるな。


 俺がそんなくだらないことを考えている間に、話をつけてくれたセラの目の前の壁には真っ赤な魔法陣が浮かび上がっていた。


「クロー様。こちらの魔法陣から契約の間に転移します」


「……便利だな」


「いいえ。そうでもありませんよ。目的の部屋以外には入室できないようになっているだけです」


「……そうか」


 そんなこと言っても良かったのかと少し不安になりセラに視線を送れば、


「クロー様、誰でも分かることですからご心配はご無用です」


 そう言ってから少し目尻を下げた。さすがはセラ。俺の考えてることなどお見通しのようだ。


「それならいいんだ……余計なことを言ってセラが罰せられたら大変だからな」


「はい」


 ――――

 ――


 魔法陣に触れ、転移した部屋は質の良さそうな絨毯が敷き詰められた部屋だった。色は赤黒くて不気味だが。


 中央には透明な鉱物らしい物で造られた四角いテーブルと、それを囲むように同じく透明な鉱物で造られたイスが三つ設置されていた。


 ほかには、これといって目につくものはなく、光を放つ無数の魔法球がぷかぷかと浮かんでいるだけだった。


 それでも、用心深く探りを入れたところ、壁に意味の分からない紋様のようなものが彫られていることに気づいたくらいで、本当に何もない広い部屋だった。いや、知らない気配を見つけた。


 ――……ほぅ。


 感じ取った気配に意識を向ければ、中央に設置しているイスの一つに何の種族か分からないが、真っ赤な髪を長く伸ばした女性型の悪魔が足を組んで座っていた。


 ――……ん?


 その後ろにも、なんとなく見覚えのあるイケメン執事悪魔が背筋をピンと伸ばして待機しているではないか。


 ――奴は……たしかセバス? ……では、澄まし顔で座るあの女がシュラ……ぶふっ!? は、はだか?


 シュラルは、妖艶な雰囲気を身にまとった美女だった。が、なぜか全裸でイスに座っている。


 しかも、ヤツの存在に気づいた俺の反応を試しているのか、ナナやエリザ、セリスにも勝るとも劣らないご立派なおっぱいをわざと揺らしている、ように見える。ただ、肝心なところは図ったように長くて真っ赤な髪があって見ることができない。でもまあ、よっぽど自分の身体には自信があるのだろう。


 ——ふふふ、ならば。


 勝手に裸でいるのだ、俺は中央にあるテーブルに向かうついでに、遠慮なくシュラルのおっぱいを眺めさせてもらう。


 ――すばらしいな。


 悪魔界も捨てたもんじゃないなと思っていると、後ろからセラが小さな声で語りかけてきた。


「さすがはクロー様。もうお気づきですね」


「ああ」


「あのお方が特級悪魔のシュラル様です」


 ――だろうな……しかし、セラはあの姿を見ても何も感じないんだな。公の場なのに裸ということを。それとも目の前のシュラルは、これが普通なのか?


「……そうか」


 ――うーむ。しかし、癒しを突き抜けてナナ以上に昂りを感じるな……気をつけねば。


 何をとは言わないが、俺は自然と伸びそうになる右手を左手で押さえつけた。


「クックックッ。面白い奴だ」


 心地よい凛とした声が部屋の中に響いたかと思うと、俺の全身を舐め回すような遠慮のない視線を感じた。


 ――む……


「お前がクローだな」


 遠慮のない視線に不愉快になりそうになるが、俺もシュラルのおっぱいを遠慮なく眺めていたからお互い様か……

 余計なことは言うべきではないと考えていた俺は、


「ああ、俺がクロー……です」


 挨拶程度に軽く頭を下げた。が、どうもそれだけでは足りなかったらしい。


「クロー様は――」


 セラが続けて俺の支配地のことを軽く補足してくれた。


 そんなことまで話す必要あるのか? とも思ったが、セラの後には、セバスがシュラルが特級悪魔で南人界を管理する悪魔だと誇らしげに伝えてくる。


 悪魔界でも初対面では自己紹介をするべきだったのだろう。でも俺の学んだ睡眠学習(記憶の中)にそんな知識はない。


 ――律儀に挨拶するタイプの悪魔なのか? それとも特級悪魔だから? うーん。


 そう考えれば納得できるような気がしないでもないが、支配地を持ったばかりの下級悪魔である俺に、近づいてきたところで何のメリットもないだろうに。


 ――ま、俺ではなくカマンティスに用があるだけだろ……


 考えても分からないから、そう、都合よく考えることにした俺は、セラに促されて設置してあるイスへと腰掛ける。


 ——へぇ。座り心地は悪くないな。


 硬そうなイスだったが、座れば意外と柔らかい。あとはカマンティスが来るまで黙って待っていればいいと思っていたが、


「迷宮を支配下に置いたそうだな」


 シュラルが興味深そうに俺を見ている。


 ――なぜ、それを?


 迷宮を支配下に置いて数日しか経っていない。それなのにシュラルには知られていたことに驚く。

 

 ま、顔に出すようなマヌケではないが。俺は平静を装いシュラルに顔を向ける。


 シュラルは全裸だから俺の目にはすごく有り難い。だが、漂う空気が張り詰めているというか、重苦しい。


 ――これは少しでも気を抜くと、奴に呑まれそうだな。


「運が良かっただけですよ」


「そうか……。で、クローは手懐けるのも上手いそうだな」


 迷宮についてもう少し深く問われるかと思っていたが、サラリと流されてしまったが――


 ――手懐ける? いったい誰のことだ……いや、これはナナのことだろうな。しかし……


 思い当たる節がない俺としては戸惑いを隠せない。


 ――……うーむ。


 たしかにナナは俺の代わりに支配地代行を務めてから、馬車で旅をしていた頃のように、また妻たちとの夫婦の営みに紛れ込もうとするようになった。


 実際に部屋に入ってきていたら、本能のまま、仲良くしていたかもしれないが、俺の部屋の前にはいつの間にか、鉄壁のガードが現れるようになっていた。


 見習いメイドのニコたち(迷宮での呼び名が案外気に入りニコ、ミコと呼ぶようにした)だ。


 セラの指示だとは思うが、ナナは毎回、ニコたちに阻まれ人界にポイ捨てされている。

 ただ人族となんて嫌だ。と目に涙を浮かべながら毎回帰ってくるようだが。


 つい先日に限っては、みんなが珍しく揃っていて、ナナのそんな涙まじりの声に、強く同意していたんだよな……


 その時のみんなの視線は……ちょっと怖かった。


 ――あれは手懐けたとは言わない……逆に獲物に狙われているかのような……


 ブルブルッ


 ま、俺じゃないことは確かだろう。


「……他の悪魔と勘違いしてないですか?」


「クックックッ。我の勘違いか……まあ良い。クロー、ちょうどまとめ役が欲しいと思っていたのだが、どうだ? 我の配下になれ」


 くつくつと笑っていたシュラルから、不意に真剣な眼差しが向けられた。


 ――シュラルの配下……は忙しそうだから……ないな。俺は妻たちと楽しく過ごしたいだけだ。


「……申し訳ないが、遠慮したい」


「気に入らんか……では、我に仇なすつもりはあるか?」


 急に膨らんだ気配にセバスとセラの額からは玉のような汗が浮かび上がり始めた。


「……っ」

「……ぐぅっ」


 執事悪魔は支配地を離れると力が少し落ちてしまうから無理もない。


 その気配は弱まるどころかぐんぐん強さを増していく。


 ――おいおい……俺は下級悪魔だぞ。


 ここで選択肢を間違うと、とんでもないことになりそうだと感じた俺は、下手な言い訳はせず、正直に話すことにした。


「そんなつもりはない。遠慮したのも今の生活が気に入っているからで他意はない」


 俺の答えがまるで分かっていたかのように、シュラルの気配がぐんぐん小さくなり――


「……ふん。分かっておる冗談だ」


 そう言ってから整った顔の口角を僅かに上げた。威圧された後なのに、その笑みが美しく感じるのだから美人って得だよな。


「そう言ってくれて安心したよ……」


 俺の返答を聞き、足を組み直したシュラルが少し呆れた表情を浮かべた。


「我の悪気をあれだけ受け平気な顔をしていたやつが、面白いことを言うわ」


「……本当のことだ」


 ――仮にも南人界を任されているような悪魔だ。目をつけられたら気の休まる暇がなくなり、スローライフを目指すどころの話ではなくなるからな。


 シュラルが背もたれに寄りかかり腕を組んでおっぱいを押し上げる。

 それと同時に張り詰めていた空気が霧散するように晴れていく。


 どうやら峠は越えたらしい。


「クックック、いいだろう今は諦めてやる。だが、必要な時は手伝え」


 ――……


 峠は一つじゃなかったようだ。


「……内容による」


 だが、今度は先ほどと違いどこか穏やかな雰囲気のままこちらに視線を向けている。


「配下が足りぬと言うのならば我の眷属をやるぞ」


 そう言うとセバスの名を呼び、俺の配下にふさわしい眷属の確認をし始めたので慌てて断りを入れる。


「有り難い申し入れだが遠慮する。俺は今の配下たちで十分満足している」


「可愛げのない奴だ」


「……分相応です」


 ――やっと黒字になったんだ。俺はもっとゆったり構えていたいんだよ。


「ふん。まあ良い。ならば、これは我からの忠告だ」


「忠告……ですか」


「クローよ。格を上げろ」


「必要な……」

「必要ないとは言わせぬぞ。これはお前のためではなく配下のためだ。よく考えてみろ、配下はお主ほど強くない、そうであろう? 分かっているだろうが、配下は主より格を上げることができぬからな」


 ――……そうだ。


 俺はシュラルのもっともな意見に自分の愚かさを悟った。


「忠告感謝する」


「ふん。それと、これくらいは受け取れ」


 そう言ったシュラルは手首をスナップさせて小さな丸い物をこちらに投げてきた。


 その際、豊満なおっぱいが揺れていたのだろうが、明らかに加減を間違えているその丸い物体はとんでもないスピードで飛来した。


「うおっ!?」


 反射的に受け取るも、シュラルが座る位置と俺の座る位置はそれほど離れていない。お陰で揺れるおっぱいを見損なった。


「……これは、使い魔の卵か」


 普通の卵ならば間違いなく割れていただろうが、この卵は硬くて何ともなっていない。


「あと一匹欲しがっていたのだろう?」


 ――なぜ、そんなことまで知っている。


 正直なところ、あとで何を要求してくるか分からないため、この使い魔の卵も受け取りたくないのだが……


「クックック。そんな顔するな、我からの餞別だ。それとナナには認めてやると伝えるがいい」


「認める?」


「クックック、伝えれば分かる」


「伝えるくらいならば。分かった」


 ようやく話が一段落ついたところに、


「ナーバス! なんでアタシがこんなところまで来てやんなきゃいけないの!」


 執事悪魔に不満をぶつけている野太い声が聞こえてきた。


「申し訳ございません。今回から支配地の受渡しは悪魔神殿を利用する決まりとなりましたのです」


「それは、何度も聞いたわよ」


 遅れて現れたカマンティスの気配に振り向いた俺は絶句した。


 ――……こ、こいつは!?


 カマンティスは、厚化粧したカマキリのような個性の強い悪魔だった。


 硬そうな緑の甲冑を身に纏っているように見えるが、見ようによっては女性が着るワンピースに見えないこともない。

 俺の今の位置からでは、魔力で具現化したものなのか特徴的な身体をしているだけなのかは判断ができない。


 アゴが細く目がギョロッと見開き、こちらに向かってくる。


 風を切って歩くたびにさらさらの長いストレートの緑髪がなびき独特の雰囲気を撒き散らしているが、それ以上に目を引くのが六本の腕だ。

 そのうちの二本は太くて長くてムッキムキ、残りの二組の腕は邪魔にならないようにだろう、腕組みをしていて動かす気配がない。


「あらん。シュラルちゃん」


 腕と違ってすらっと細長い脚を自慢するかのような独特の歩き方(モデル歩き)でこちらに向かって来ていたカマンティスの表情がシュラルを捉えた途端に不気味な笑みを浮かべたかと思えば、嬉しそうな猫なで声を上げた。


 ゾクゾクッ


 身の毛もよだつとはこのことを言うのだろう。俺は帰りたい、そう思った瞬間、カマンティスが気になる言葉を発した。


「シュラルちゃんは今日もいい男だわね」


 カマンティスがギョロッとした目を見開き頬をほのかに染め上げる。


 ――男? ……シュラルは男?


 俺は改めてシュラルのおっぱいを眺める。


 ぷるんとおっぱいを弾ませたシュラルが俺を見て僅かに笑みを浮かべている。


 ――こいつ! どっちだ……


 どう見ても俺には女にしか見えないがカマンティスには男に見えているらしい。


 あのおっぱいも偽物なのかと疑いの目を向けていると不意に俺に向かって野太い声が聞こえてきた。


「おいコラァ。お前が逃げ回っていたデビルヒューマンだな」


「カマンティス様、なりません」


 その声の方に顔を向ければ、カマンティスが俺のすぐ側で連れていた執事悪魔に背後から取り押さえられている。


 ぎゃーぎゃーと喚き散らすカマンティスの声に、仕掛けられた悪戯の時の、みんなの状況を思い出し、ふつふつと怒りが湧き上がってきた。


「ほぅ。怖くて俺が居ない間に仕掛けてきた腰抜け悪魔がよく吠える」


「テメェ!! 下級悪魔が図に乗ると、どうなるか思い知らせてやろうか? ゴラァ」


 カマンティスの顔を含めた全身が瞬く間に真っ赤に染まっていく、それに伴いカマンティスの身体からは悪気が漏れ始めた。


「ふっ、面白い。大悪戯だっけ? やるならやれよ。何ならこの場でお前のその汚い面、ぶん殴ってやってもいいんだぞ」


「上等ダァ。大悪戯、してやろうじゃねぇか!!」


 俺も段々とその気になり立ち上がったところで、


「カマンティス、お前は何しをしにきた」


 不機嫌になったシュラルのよく通る声が響いてきた。

 それと同時にシュラルの気配がぐんぐん濃厚になっていく――


「……っ!?」


 カマンティスを始め、セバス、セラバス、ナーバスの額から大粒の汗が浮かび上がった。


「座れ」


 さらにシュラルの感情のない声が室内に響き渡る。


「……すまない」


 怒りに呑まれそうになった自分が少し恥ずかしくなり俺は大人しくイスに腰掛けてたが、カマンティスは違った。

 まだ俺の側で微動だにせず硬直している。


 まあ、それもそのはずでシュラルの放つ悪気は収まるどころか段々と強くなっているのだから。


 ――――

 ――


「クロー様。よろしかったのですか?」


 悪魔神殿を出て隣を歩くセラが少し不服そうな表情を浮かべながら尋ねてきた。


「何のことだ」


「カマンティスから受け取った支配地です」


 カマンティスが用意していた支配地は海に囲まれた小さな島だった。


 なんでも南の位置にある小島で、暖かい気候ではあるが、よく嵐が吹き荒れるため人族には住みにくい島のようだった。


 そのため人口は少なく支配権を行使するために使用した感情値を回収するだけでも数百年かってしまう。


 下手をすれば人族が居なくなり回収不能の危険すらある小島だ。


 感情値の欲しい悪魔にとっては不要な支配地だった。


「ああ、俺は満足してるぞ」


 カマンティスは俺たちに敗北した後、わざわざ、この小島に支配権を行使し譲渡用として準備したようだ。


 ――ほんと、こんな優良先をよく見つけたものだ。


「人族も数えるほどしか居ないような小島。明らかにこちらを挑発するために用意したものを差し出してきたのですよ」


「クロー様に失礼です」と、セラが珍しく眉を吊り上げて不満気な表情を浮かべる。


「ふふふ。いいんだよセラ。小島といえば周りは海だろ。海だぞ海……

 俺の支配地だからセラやマゼルカナだって一緒に行ける。

 たまにはみんなでゆっくりしようではないか」


 ――むふふ。みんなの水着を用意せねば。


「それに、あれだけの悪気を浴びせられてシュラルに脅されたんだ……

 残念だが、あれでは大悪戯は申し込んでこないかもな」


「私は、そんな状況下でも普通にシュラル様と雑談をしていたクロー様に怯えていただけと思うのですが……」


 セラの声が小さくて聞き取れなくなったなと思い隣を見れば、セラは少し後方で立ち止まっており何やら考えているようだった。


「おーいセラ! 早く屋敷に帰るぞ」


「はっ、これは失礼しました」

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