第101話

「抗う者(魔力持ち)だあ? ヤブキリ、じゃあこいつらは殺してもいいエサ(抗う者)ということだな……ケケッ」


 抗う者だと知った途端に異形の悪魔ササキリは真っ赤な身体を緑色に戻した。

 冷静さを欠いていた様子だったが今は余裕すら見える。


「こりゃあいいぜ」


 悪魔ササキリは口元をニヤリと歪ませると細長い舌をチロッと出して口元を舐めた。


「ケケッ!」


(大丈夫)


 マリーはそんな形相の悪魔に畏怖の念を覚えるも、マリーは首を振ってその念を払い、その悪魔の動きを一つも見逃がすまいと腰を少し落として魔法剣を構えると睨みつける。


(嫌な音……)


 それでも、対峙した当初よりも確実に上機嫌な様子の悪魔がカチカチと鳴らし続ける小さな牙の音がとても不愉快に感じて眉間にシワを寄せた。


「俺のエサが二つから五つになった。ケケッ、悪くねぇな、じゅるるっ……悪くねぇ……」


 目を凝らすマリー。悪魔ササキリがゆっくりと腰を落とし片膝と六本の手を一度地面につける。


(来る)


 その刹那、跳ねるように飛び出してきた。


 強靭な脚力を活かした跳躍は地を抉り弾丸のような勢いだった。


「キェェェェェェッ!!」


 反応したはずなのにマリーが、気づいた時には悪魔はもう目前、六本の腕の先にあるその手に指は三本しかないようだが、その先から伸びている爪は細くて鋭い。

 計十八本の鋭い爪がマリーを刻もうとしていた。


「くっ!!」


 マリーは構えていた魔法剣を身体を守る盾にしようと反射的に身体の前面へと戻し全身に力を入れる。


「シャァァァ!!」カーン!


 体重の乗った悪魔の爪撃をどうにか受け止めたマリーだったが、予想よりも遥かに重い悪魔の爪撃。その一撃を受け止めただけで、身体の小さなマリーの身体は浮き上がり後方へと吹き飛ばされた。


「きゃぁぁ……」


 吹っ飛ばされて数メートル転がるもその勢いを利用して飛び上がるように立ち上がるマリー。ダメージはない。

 これはセリスやライコたちからいつも吹き飛ばせて悔しい思いから身につけたマリーなりの受け身。日頃の鍛錬の賜物だ。


「……つつ! でも、この程度なら平気だよ」


 油断した訳ではないが、マリーが立ち上がるのを予想していたかのように迫ってくる悪魔。


「え!?」


 追撃してきた悪魔はすぐ目前。


「ケケッ、肉だ、肉!!」

 カーン


 構えて魔法剣を前に突き出すも右手9本の鋭い爪に弾かれてマリーは身体を大きくのけ反らせる。


「もらったケケ」


 それを見た悪魔は勝ちを確信し愉快そうにニヤリと顔を歪ませると、左手9本の鋭い爪を振り下ろす。


 シュッ!!


 普通の人族ならばこの時点で細切れにされ悪魔のエサとなるはずだった……


「きゃああ!」

 パァーン!


 だがマリーは違った。そうはならず、


「ケケッ……に!? ……く??」


 悪魔ササキリの気合いの入った爪撃はマリーの身体を刻むどころかゴムまりでも切りつけたように弾かれていた。


 装備品に付与された障壁魔法がマリーの身体を優しく包み込むように展開していたのだ。


「……クロー(ありがとう。でもボクもクローの役に立てるように頑張るからね)」


 マリーは、クローの障壁で守られたことに安堵しながらも、もっと強くなりたいという思いを強くする。


 ――――

 ――


「あなた……大丈夫?」


 女ハンターが命を散らす寸前、みなと連携して間一髪のところを抱きとめたエリザだったが、その女性からの反応がない。


「……」


 よく見れば、その女性の顔色も悪く身体のいたる所に擦り傷が目立つが胸部が上下に小さく動いていので大丈夫だろうと判断する。


「……よかった、気を失っているだけね。でも……酷いキズだわ」


 同じ女性としてその擦り傷の多さに同情してしまい眉間にシワを寄せた。


 特に背中のキズが酷く上体を抱き上げるエリザの衣服にまで赤い液体が滴れている。


「もう少しの辛抱よ」


 当然ながら抱き抱えているエリザの衣服にも、その女性の赤い液体がベッタリと着き真っ赤に染めているが、


「あったわ」


 それを気にした素ぶりはなくエリザはガントレットからポーションを手早く取り出した。

 そこまでは良かったが、


「あら」


 エリザはあることに気づいた。


「……困ったわ。クローに準備してもらったポーションだけど、気絶しているから飲ませられないわ」


 どうしようかと考え込むエリザだったが、すぐにマリーの言葉を思い出し、ポーションの蓋を外した。


「そうよ。振りかけてもいいのよ」


 とりあえずでやれることは何でもやってみる、それがエリザだ。エリザはその女性の身体に少しずつポーションを振りかけていく。


「あら?」


 エリザは首を傾げる。そう不思議なことにポーションで濡れるはずの衣服がすぐに乾いてしまうのだ。


「どうしてかしら、すぐ乾いちゃうわ。やっぱりポーションは飲まないとダメなのかしら?」


 心配になったエリザは思わず女性の上着を少しめくりその肌に触れてみた。ちょうどポーションをかけた辺りを。


 ぷに。ぷに。


「あら? すべすべね……」


 触れて分かったがその部分だけ、女性にあった擦り傷がなくなっている。おまけにハリとツヤまで出ている気がした。


「まあ……背中にもかけたらどうかしら……? まあ!? すごいわね。こっちもつるつるすべすべ、キズもキレイに治ってる」


 肉が抉れていて目を塞ぎたくなるほどの酷いキズがあった背中。でもそのキズもポーションであっという間。どこにそのキズがあったのか分からないほど綺麗にキズが治っていた。


「ポーションってすごいのね」


 作った人は偉大ねとエリザは感心したように頷く。


「でもこれであなたは大丈夫ね……ふふ。後は……」


 顔色も良くなりキズも治った。浅かった息づかいも落ち着いた。この様子なら大丈夫だろうと判断したエリザは、その女性を木陰に寝かせると、ゆっくりと立ち上がり魔法剣の柄を握る。


「ラットちゃん行くよ」


 小声でラットに声をかけるとラットがエリザのおっぱいの谷間から顔を出した。


『エリザ……任せろ』


 出てると危ないからと心配したエリザがおっぱいの谷間に押し込めていたのだ。

 谷間からはラットの頭しか出てないが魔法を使う分には問題ない。


 ズックもそうだ。ズックも身体を小さくしマリーのちっぱいにはずり落ちてムリだったのでマリーの頭部に埋もれている。


 これは主(クロー)に魔法の使用の認められているからこそ可能となっている。


 ラットから温かい魔力が溢れ出しエリザを覆う。エリザは魔法剣よりも放出系の方が得意。魔法剣が未だ使い慣れず安定していない。これをラットが安定させる。

 けどラットはそれだけじゃ納得しない。クローが装備品に付与している魔法までも強化する。エリザは気づかないが。


『エリザ……できた』


「ラットちゃんありがとうね」


 お礼を伝えたエリザは周囲を見渡す。状況を確認したかったのだ。

 セリスの方を見れば予想通り一方的な展開になっていた。


(セリスさんは……さすがね)


 一方、マリーの方は劣勢だった。と言ってもマリーが弱いというわけではない。


 マリーもとんでもない速度で悪魔の爪撃を魔法剣で捌いているが、手数に違いがありすぎるのだ。


 無理もない。相手の腕は六本ありマリーは二本だ。捌いているだけでもすごい。


(大丈夫、無理はしない。セリスさんが来るまでマリーと二人で耐えればいいもの……)


 エリザは自身にそう言い聞かせるとマリーが相手している悪魔の死角へと回り込み斬りかかった。


「はぁっ!!」


「ケケッ……」


 だかしかし、エリザの斬り込みは六本あるウチの二本の爪によって簡単に防がれてしまった。


「え!?」


 驚くエリザ。これはこの悪魔が複眼だったため視野が広く、死角から仕掛けようが側面にある複眼がエリザの姿をしっかりと捉えていたのだ。


「ケケッ、小賢し……雑魚が何人集まろうと雑魚。エサはエサらしくとっとと食われなケケッ」


 すぐに後方に跳躍して悪魔から距離を取ったエリザは、マリーに声をかける。


「マリー……じゃなかった。アオニャコ、弾かれちゃったわ。ごめんなさい」


 アオニャコ……これはセリスから注意されたことだった。


 せっかく仮面で正体を隠しているのに名前で呼んでしまっては意味がないだろうと……そこから足がつくかもしれない、もっと慎重になるべきだろうとコードネームで呼び合うことになった。


 エリザとマリーに断る理由もない。潜入調査の経験のあるセリスの言うことならば間違いないだろうと、迷うことなくそれに従った。


 だが、まだそのコードネームというものに慣れていないため、マリーもエリザも油断すれば互いに名前を呼んでしまうのだ。


「あ、エリ……じゃないシロニャコ? あのハンターは無事だった?」


「ええ。もう大丈夫よ」


「よかった」


「貴様ら……!」


 自分の存在を無視され、和やかな雰囲気で話し出したエリザとマリーに悪魔ササキリが怒りを露わにし周囲に悪気を垂れ流す。


「ケケッ……殺す!!」


「くぅぅぅ!!」

「きゃっ!!」


 悪魔の悪気に少しずつ耐性をつけていたエリザとマリーだったが、さすがに完全に耐えるまでには至っておらず仮面の下で顔を歪めるが、


『エリザ……大丈夫だ』

『だいじょうぶだ』


 ラットとズックの声と共に胸のあたりからぽかぽかと暖かい温もりが身体全体に広がっていく。


 胸にいるラットとズックがすぐに癒しの魔法を施してくれていた。


「……はぁ、はぁ……シロニャコ大丈夫?」


「はぁ……はぁ……ええ。大丈夫よラットちゃんのおかげ」


「うん、ボクも」


『任せろ』

『とうぜん』


「ふふ、ありがとうラット」

「ズックちゃんありがとう」


「ギリギリッ……!!!!」


 怒り狂った悪魔ササキリ。口から泡を飛ばし無茶苦茶に腕を振り回しながら突貫してくる。


「人族風情がぁぁぁ!!!!」


「来るよ」

「大丈夫」


 キーンッキーン! と無数の金属音が鳴り響く。動きは早いが単調。また二人の連携がうまく機能していて、今まで劣勢だった状況がウソのように覆されていく。


「まだまだっ!」

「ええ、まだいけるわっ!」


 冷静さを欠かず六本の腕を器用に使われていればまた違ったが。


「キェェェェェェ!!」


 悪魔対エリザとマリーによる一進一退の攻防が始まった。


 ――――

 ――


「たぁ!」


 一瞬の隙をついたセリスが回し蹴りを放って豊満な胸を揺らす。


 ベキベキベキッ!

「グゲッボッ!」


 人族の放つ蹴りとは思えないスピードに乗った蹴りは悪魔の顔面を捉え、無数にある小さな牙、その中でも大きめの牙をセリスの蹴りはいとも簡単にへし折った。


「グゲッケケケ……フシュー、フシュー」


 実力の違いを見せつけるセリスはマリーと対峙する悪魔を一瞥し悪魔ヤブキリに剣先を向けた。


「……おい答えろ! この手慣れた手口……一度や二度ではないのだろ!!」


「グゲッ……クケケケッ、じ、じらねぇな」


 セリスの虚実眼がウソだと反応する。


「ほう……」


 そこでセリスはハンターギルドで受けた依頼書の内容を思い出し(人探しの依頼)異形な姿の悪魔ヤブキリに向かって目を細め見る。


「……以前に襲った人族も喰ったのだろう?」


 これはセリスの勘であったが、間違っていようがその時はその時で、その内容に虚実眼が反応するので問題ない。


「クケケケッ……」


「答えろ!!」


 答えないと意味がない。そう思ったセリスはしらを切ろうとする悪魔に向かって威圧する。


 答えなければすぐに斬り殺すと、


「クケケケ……な……」


 生かさず殺さず、一切の隙を与えず情報はもらうもの。そう学んできているセリスに抜かりはない。


 複数体で行動している場合、大抵は頭になりそうな悪魔が潜んでいる。


 セリスが見極めた限り、エリザたちが相手するもう一体の悪魔と、目の前の悪魔はこれに該当しないと判断している。


 これも聖騎士時代に培った経験からくるものだ。


「クケケケッさあな……」


 セリスの虚実眼がこれもウソだと反応する。それに目の前の悪魔は、分が悪いと判断しどうにかしてこの場から逃げようと模索しているのが見てとれていた。


 これ以上の尋問は逃げられるおそれがあると判断したセリスはわざと隙を作る。


「クケケケッ、人族のメスめ……俺の肉になれ!!」


「……ふん!!」


 セリスの誘いに乗った悪魔はバカみたいに突っ込んできた。


 セリスはそれを身体を少し逸らすだけで軽く躱すとすれ違いざま、ほんの一瞬のうちに残っていた残りの腕を切り落とした。


「グキャア!! は、バカな……て、テメェ……本当に人族なのか」


「そうだが……何も問題あるまい」


 セリスに切り刻まれすでに四本の腕を失った悪魔ヤブキリは、セリスから急いで距離を取るとそわそわきゃろきょろと誰かを探す。


(ん?)


 探していたのはもう一体の悪魔。もう一体の悪魔のいる位置を確認するとチラチラとその悪魔の方に視線を送っている。


(何を企む? 危険だな……ここは一気にけりをつけるべきだな)


「どうした、もう来ないのか?」


「うるせえ! クケケケッ、お前は、後でジワジワ切り刻んで肉にしてやるよ!」


 今度はセリスの虚実眼が真実だと反応する。


 その言葉を聞き、セリスにはその悪魔が逃げようとしていると判断した。


「ふん。私が逃すとでも思っているのか」


「俺が逃げる……グッギリギリッ……お前……絶対喰ってやる……」


 今度もセリスの虚実眼が真実だと反応する。


「断る」


「グケケ……ち、ちくしょが!」


 セリスが腰を落として魔法剣を構えると同時に悪魔は慌てて何やら小さな水晶らしき物を取り出し急いで口に入れた。


 バリバリッ


 それを噛み砕きながら食べている。セリスは一瞬躊躇した。水晶みたいなモノを口にしたことに理解が追いつかなかったのだ。


「むう!?」


 その結果、悪魔の奇行を見逃す形となってしまった。


「くっ」


 一瞬の戸惑いが行動を鈍らせてしまった。己の不甲斐なさに顔を歪めつつも、すぐにこのままでは危険だと感じとったセリスは魔法剣の剣身にさらに魔力を込めて一気に跳躍した。


「はぁぁぁ!!」


「クケケケッ!!!!」


 だがその判断は少し戸惑ったぶん僅かに遅れた。


 水晶を口に入れた悪魔ヤブキリの悪気が急速に膨れ上がり失った腕が再生する。


 そのまま襲ってくるかと思えばもう一体の悪魔の方へ逃げるように飛び跳ねた。


「逃がすか!!」


「クケケケッ、遅い……おい、ササキリッ!!」


 悪魔ササキリはエリザとマリーの魔法剣に翻弄されて顔を真っ赤に染めていた。


「ケケッ、んあヤブキリ? なんだそっちは終わったか……あん!? 人族一人相手にまだもたもたやってたのか!」


「早く始末してこい」と怒鳴る悪魔ササキリの声を無視した悪魔ヤブキリはそのまま悪魔ササキリへの側に向かう。


「シロニャコもう一体の悪魔が来た。一度離れて態勢を整えよう……」


「……え? うん、わかったわ」


 エリザとマリーの二人は悪魔ササキリ相手に余裕があったわけではないがハンター経験が長い分マリーの方が周囲の異変にすぐに気づいた。

 マリーはエリザの手を素早く取り二人で同時にバックステップした。


「ケケッ、バカヤブキリ! こっちじゃねぇ! そっちだって言ってるだろが! 早く始末して俺を手伝……エ!? グハッ!」


「え!? うそ……」


「どういうことなの……!?」


 エリザとマリーの目の前で信じられない出来事が起こった。


「クケケケ……」


 近づいてきたもう一体の悪魔ヤブキリが、エリザたちが相手していた悪魔ササキリの腹部を裂き、体内から小さな水晶みたいなものを取り出したかと思った時には――


「ケ、ケケッ、ヤ……ブ……キ……リ……、テメェ」


「クケケケ、安心しな。お前の仇はちゃんととってやるから……よ!!」


 セリスに向かって貫いた悪魔を身体ごと放り投げていた。


「「セリスさん!!」」

「はあ!!!!」


 セリスも全力で追いかけていたため、投げられ目の前に迫ってくる悪魔を咄嗟に魔法剣で両断する。


「グェェェ!!」


 だが、悪魔ササキリが断末魔の叫びを上げた時にはもう一体の悪魔ヤブキリの姿がどこにもなかった。


「くっ、逃げられた……」


 その後、エリザが着替えたあとに仮面を外した三人は寝ている女ハンターをゆすり起こした。


「こ、ここは……」


 そして、自分たちは関係ないが、来た時にはあなたが倒れ、そこに悪魔の死骸があったと……おかしくならない程度に誤魔化して説明する。


 その後は女ハンターに同行してダンジョンから抜け出し、ハンターギルドに報告して屋敷へと帰った。


 ――――

 ――



 ―第3位悪魔カマンティスの砦―


 バァァーンッ!


 危うく死にかけるも上手く逃げ帰ったヤブキリは主に許可を取ることなく執務室のドアを開いた。


「クケケケッ、カマンティス様!!」


「ノックをしろと言ってるだろがっこのボケッ!! ああん!? あら、あなた一人なの……ササキリはどうしたのかしら……?」


「クケケケッ、カマンティス様。ササキリは殺られた……」


 カチカチカチッ!


 三角顔(カマキリのような顔)で目元や頬、口周りにべったりと厚化粧した悪魔が細くて長い脚を組み直した。


「ヤブキリ、詳しく教えなさーい……」


 その奇抜な悪魔は苛立ちを露わにして、椅子の肘掛けに爪を立てる。

 

「クケケケッ、や、奴に……ゲーゲスの次の支配地持ちはデビヒ、デビルヒューマン族だった……そいつに嵌められ……待ち伏せしていた抗う者に殺られた……クケケ」


「デビルヒューマン族……」


 悪魔ヤブキリの話を聞いた奇抜な悪魔。その悪魔の口元に生えた無数の小さなキバがカチカチと鳴りはじめていた。

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