第63話

 時は少し遡る。


 ―悪魔界、悪魔第7位格屋敷―


「何故だ、何故ワシがあの方の保護下にある悪魔を始末せねばならぬのだ。クソッ、このままではワシはいらぬ抗争に巻き込まれるではないか!」


 バンッ!!


 まるでイボガエルの姿をした醜悪な悪魔が激しく執務机を叩いた。


「力をつけるまでは目立たぬよう息を潜めてきたというのに……たかだか第3位格の分際で!」


 コンコンコンッ


「ゲーゲス様、何やら大きな音が聞こえましたが、どうかなされましたか?」


 扉の外から低いながらもよく通る声が聞こえた。


「セラバスか。ちょうど良い。入れ」


「はっ。失礼致します」


 ゆっくりと扉が開き執事服を着た悪魔が入ってきた。

 その姿は背筋をピンと伸ばした背はスラリとして高く黒髪を後ろにキッチリと流し硬めている。

 顔立ちは整っているが細く吊り上がった瞳のせいでどこか冷たい印象を与える。

 頭には悪魔執事族の特徴ともいえる羊のような角があった。


 ゲーゲスはこの悪魔執事族が好きではなかった、いや、それだけではない。


 我が物顔のように支配圏域内の感情値など管理全般を担う管理悪魔族(マネジメート族)や、屋敷の維持や身の回りの世話などを担う人形悪魔族(メイドール族)。


 その悪魔たちは配下ではない。支配地持ちとなった悪魔に与えられた配属悪魔だった。


 ゲーゲスはその配属悪魔全てが疎ましく、煩わしく思っていた。


 人界にてやっとの思いで支配地(支配圏)を手に入れて、初めてこの悪魔界に自身の力の象徴である悪魔第7位格の屋敷を賜った。


 その当時は、己の野望に一歩近づけたと感極り、頭に響いてきた悪魔の囁き全てを肯定してしまった。


 その結果が、この不要な悪魔ども全てを受け入れる形となり配属されてしまった。


 どこから配属されたかなど一切説明はないが、ゲーゲスはたぶん悪魔神だと当たりをつけている。


 名目上は人界支配のための支援だと悪魔の囁きがあったが、実質は監視のためだろう。


 そんな突然配属されてきた悪魔たち、自身の配下のように扱えと悪魔の囁きがあったが、小心者のゲーゲスには無理な話だった。


 ゲーゲスが信を置く悪魔は二人。自身が第9位の頃から配下としている悪魔である。といってもゲーゲスの配下はこの二人のみ。


 王都のみの支配だけでは屋敷の維持や年間に納める納値分だけで精一杯。

 配下を増やすほどの感情値を得るに至っていなかった。


 それでも雀の涙ほどの余剰分の感情値をコツコツと溜めつづけ、貯めた感情値を使い次の手を打とうと、己の野望のために支配圏域を広げようとしていた、あと一歩のところまできていた時だったのだ。


「セラバスお前の意見を、聞かせ……いや、聞きたい」


 いつもなら、信を置く配下の二人に意見を求めていたところだが、突如、発生した不測の事態……


 それは避けてきたはずの上位悪魔との接触、突きつけられたのは断ることのできない無茶な要求だった。

 上手くいっても断っても上位悪魔どもの抗争に巻き込まれてしまう。一歩間違えば簡単に消されてしまう。


 ゲーゲスはその不安を誰かに語らずにはおれなかったのだ。


「なるほど。ではゲーゲス様。こうしてはどうでしょう」


 ゲーゲスの問いにセラバスは淡々と応える。


 その内容はゲーゲスが支配地とする王都に滞在する聖騎士を利用してみてはというものだった。

 あくまでも提案である。執事悪魔族は出過ぎた真似はしない。


 ゲーゲスは少しでも多く感情値を得ようと戦争が起こるか起こらないかの瀬戸際で人族の感情を煽り昂らせてはそれを摂取していた。


 ちょうどゲーゲスが支配権を行使し、この地を支配地とした当時、ゲスガス小国は王位継承が上手く運ばずごたついていた。


 ゲーゲスはそれを利用して高い感情値を得ていたのだ。つまるところ長らく内部紛争状態となっている今の状況を維持し感情を上手くコントロールしていたのはゲーゲス。


 これはゲーゲスが支配地(支配圏)に住む人族の感情が昂ぶれば昂ぶるほど、入る感情値が高くなるというシステムを利用したものだったのだが、今となっては愚策となっている。


 それは上手くことが運び過ぎた感情値を予想意以上に得てしまったゲーゲスは調子に乗り、もっともっとだと紛争状態を長々と延ばした。

 その結果、支配地(王都)の人口が減少した。ゲーゲスはやり過ぎた。何事も限度があったのだ。


 長らく紛争状態となっているこの地(王都)での生活を諦めた人々が離れ始めたのだ。


 まさかの結果にゲーゲスは頭を抱えた。だが結果的には通常よりも早く感情値が溜まった。と思い直すことで自分自身を肯定し荒ぶる心を落ち着かせるゲーゲスだった。


 だがしかし、減った人口はすぐには戻らない。今でこそ人族どもの感情の昂りを鎮め紛争の鎮火に努めているが、まだまだ時間は掛かりそうだった。


 だが、そんな状況となったが指を咥えて見ているだけのゲーゲスではなかった。


 己の欲望のため自身の悪魔格を高めるためにとゲーゲスは次の手を考えた。


 それは己の支配地(支配圏域)を広げること。

 そうすることで減った以上に人口は増え当然得る感情値も増えるとゲーゲスは考えたのだ。

 自らの智謀に惚れ惚れ、笑いの止まらないゲーゲス。


 だが、紛争鎮火へと舵を切ったゲーゲスの行動は少し遅くある組織が動きだしていた。

それはクルセイド教団。


 クルセイド教団は長らく続く国の紛争状態を悪魔が絡んでいる異常事態だと判断しクルセイド教団に所属する聖騎士が本格的に調査に身を乗り出していた。


 ゲーゲスが知らぬ所でクルセイド教会の聖職者から探りを入れられていたのだ……


 この決定に近隣地域から聖騎士が派遣され、ついには聖騎士隊までも派遣される始末。ゲーゲスはこれを静観しやり過ごすつもりでいたが、セラバスはこれを利用し、ターゲットの悪魔を始末させればいいと提案したのだった。


 聖騎士もターゲットを始末したことで、この紛争が悪魔の仕業だったと大々的に公表でき集まった聖騎士も解散する。


 聖騎士によって守られたこの王都にもまた人々が行き交うようになり、やがて人口増加に繋がるだろうことが予想されると。


 なによりゲーゲスが一番に恐れている上位悪魔にも言い訳が立つ。


 全ての責を聖騎士に押し付けるのだ。一方には聖騎士がやったことだと、また一方には聖騎士に先を越されたと。矛先を変えることで真っ向から敵対する事態は避けられるはずだと。


 セラバスのその提案にゲーゲスの口角は歪に上がった。


 むろんセラバスのその策が上手くいってもゲーゲスへの評価は下がる。だがゲーゲスとしては消されるより、役立たずの烙印を押される方が数倍はマシだと感じていたのだ。全ては己の野望のため。力さえつければこっちのもの、逆に喰ってやればいいのだと思ったのだ。


「でかしたセラバスよ。さすがワシの補佐を務めているだけある。では、その情報を……」


 そこでゲーゲスは大きなアゴに手を当て考える。

 誰にこれを任せるのが良いのかと、といってもゲーゲスの配下は二人しかいない。

 一人は脳筋、一人は小心者、層の薄さに大いに悩むゲーゲスに、セラバスが自ら名乗り出た。


「ゲーゲス様。私にお任せください。私が必ずやその役目を果たして参りましょう」


 ゲーゲスは驚愕した。


 まさか、配属されただけの悪魔。優秀だと聞いてはいるがそんな執事悪魔族が、配属先先であるだけの主に手を貸してくれるとは微塵にも考えていなかったのだ。


 優秀な執事悪魔族からの申し出、ゲーゲスに断る理由はない。


 すぐに表情を改め、平静を装うとセラバスは口角上げて頷く。


「うむ。ではセラバス。お主に任せたぞ」


「はい、お任せくださいゲーゲス様」


 セラバスはゲーゲスに軽く頭を下げると滑らかな動作で退室していった。


 ゲーゲスの表情は先程まで浮かべていた苦虫を噛み潰してしまったようなものとは打って変わって晴れ晴れとした明るいものへと変わっていた。


「セラバスも使えるではないか。ぐへへ、まあ、これで安心だわい。うむ。安心したら腹減ったな。メシにでもするか」


 ゲーゲスは人形悪魔族(メイドール族)にその指示を出すのだった。



 ――――

 ――




「う〜、これも美味しくないわね」


 ナナはクローと別れてからは配下らしく支配圏に存在する悪気のことを探っていた。

 だがしかし、ナナはすぐに飽きた。というのもクローたちと行動し、人族が食べる食べ物が美味しいことを知ったナナは、美味しそうな匂いを漂わせる食べ物に興味が湧き我慢できなくなったのだ。


「こっちはどうかな〜うーん、まあまあ?」


 ナナは人族にバレないよう露店の食べ物をくすねては口元へと運んでいた。


 ナナは串だけになった竹串をポイっと投げ捨てる。


 悪魔は本来、食に対して興味がない。だが、ナナに至ってはクローの影響をモロに受けてしまっていた。


 まあ、クローの出す食べ物がどれも珍しく美味しいものばかりだった、ということもあるが。


「くんくん、わぁいい匂い。あれかな? 何だろうね」


 もちろんお金など持ち合わせていないナナは隠蔽魔法を駆使し好き勝手に摘んでいく。


「貰いますよ〜」


 一応店主に断りをいれそれをその手に取る。

 片手には焼き鳥のような物、もう片方には焼きイカらしいき物を手に取ると満足気に頷き口を大きく開けかぶりつく。


「はむ。もぐもぐ、噛みごたえは……はむ。もぐもぐ、あるけど……

 もぐもぐ……それだけね、はむ。もぐもぐ……う〜ん、このタレが……イマイチだわ」


 一人で味の評価をしつつ食べるナナ。そんなナナの口の周りには焼きイカらしいもののタレでベットリと汚れている。残念美女になっていることに気がついていない。


「さてと、次はどれにし……っ!?」


 ナナが次は何を食べようかと露店を見渡していると、突然、辺り一面が真っ白な空間に染まった。


 そこに賑わっていた人々の姿はない。


「えっ!?」


 それと同時にガクンっとナナは身体から力や魔力が抜けていくのを感じた。


「……な、なにっ? これは、どういうこと?」


 ナナは立っていることすら困難になり片膝をついた。


「力が抜け……るっ!?」


 ナナは飛んできた複数の光の玉に反応したものの身体を動かすことができず咄嗟に両腕をクロスさせて防いだ。


 だが、魔力障壁すらうまく発動させることなできなくなっているナナは受けきれずその地を転がった。


「きゃぁぁっ!」


 ――うぐっ痛い、この程度の魔法で……何でよ……


 複数の光魔法を、まともに受けたナナの両腕はあらぬ方へと曲がり、身体中火傷のような跡が残った。

 維持していた人化魔法もすでに解けている。


「やりっー! 俺のが命中したぜ」


 光の魔法を放ったらしい聖騎士たちがワラワラと白い空間の中に姿を現した。


「さすがセイル様の聖域結界は一味違いますね。俺たちにも恩恵がありますし力が溢れてきますよ」


「そうだな」


「あれが悪魔か。効いてる効いてる。情報通り、こいつで三体目か」


「チッ、何だよ、こいつ第10位じゃねぇか。雑魚だよ雑魚。外れだな」


「チッ、他の組からは第8位の悪魔が2体だったと聞いていたが俺たちは第10位の雑魚か」


「おい、お前たち。第10位だろうが、何だろうが、悪魔に変わりないんだ、最後まで油断はするなと習わなかったのか?」


「はいはい。これだから真面目ちゃんは困る」


「くっ。貴様ら」


 それでも聖騎士たちはチャラチャラ、ダラダラ歩きながらも確実にナナを囲んでいく。


「白銀の鎧……せ、聖騎士!? じゃあ、これが聖域結界……の力なの、うっうっ」


 ナナは聖騎士と聖域結界についての知識はあったが、それだけだった。

 見たことも聖域結界内の脅威に触れたことも無かった。


 ――クロー様に念話を……えっ……な、なんで? ダメ、繋がらない、このままじゃ……この聖域結界を何とかしないと……


 ナナは聖騎士たちを警戒しつつも知識にあった聖域結界の対処法を3つ思い出した。


 1つは聖域結界を展開している者を始末することを。

 もう1つは聖域結界を上回る魔力を放ち結界ごと吹き飛ばすことを。

 残りの1つは自身に魔力を纏い結界を突き破って逃亡することを。


 思い出したナナは絶句する。


「……」


 ナナには誰が聖域結界を展開しているのか分からない。

 残りの魔力を全力で放ったところでこの結界を吹き飛ばす自信はない。


 消去法で、ナナのとれる選択肢は1つしかなかった。


 ――3つ目しかないじゃない。


 ナナは回復魔法を施しながらゆっくりと立ち上がったが消費魔力は大きいのに身体の回復は微々たるものだった。


 ――回復魔法の効きが悪い、これが聖域結界の力なの……


 ナナは改めて聖域結界に恐怖した。


「うはぁ、何、この悪魔。超可愛いじゃん」


「ぷっ。おいおい見ろよ、あの悪魔、口の周りべったり何かつけてるぞ。マジかよ。可愛いじゃねぇか」


「くぅ〜可愛いな」


「お前らっ! 助けるとか言うなよ。あれは悪魔だ。骨抜きにされても知らんぞ」


「はぁ、そうか、そうだよな。くぅ〜勿体ねぇ」


「下らん」


「早く始末しちまおうぜ」


「悪魔など、邪悪な存在。こいつらがいるから混乱や紛争が絶えない! 皆が殺らぬなら俺が行くぞ」


 我慢しきれなくなった一人の聖騎士が聖剣をナナに向け構えた。


 ――隙がない。これじゃ迂闊に動けないよ。でも、魔力はどんどん抜けて行くし、このままじゃ……やられちゃう。


 魔力の抜ける感覚が早く焦りを感じたナナは覚悟を決め己の全魔力をその身に纏う。


 ――ここの結界から抜けさえすればクローさまが……


 ナナは思いっきり跳躍すると羽を広げた。


「きゃっ!!」


 全力で羽ばたこうとしたナナの背中に激痛が走り地面へと叩きつけられた。


「悪魔め。逃がすかよ!!」


 パーンッという空を切る音で、ナナの羽はキレイに切り落とされていた。


 更に体勢を崩して地面へと叩きつけられたナナは、せっかく、元に戻りかけていた両腕の骨もおかしな方向へと曲がっていた。


「う、うう」


 本来なら背中や腕、身体中を走る激痛に悶え苦しむはずだったが、力や魔力がどんどん抜けていっていたナナの意識は薄く既に朦朧としていた。


 ――ぁぁ……クロー…まの、プリン……もう一度……食べたかった……な……


「待て。その悪魔は殺してはダメだ。そいつは情報を引き出すために連れて帰る」


 そこに一人の司祭の格好をした男が聖域結界内に姿を現した。


「「「セイル様!!」」」


「何故です。こんな第10位の悪魔など……情報ならば第8位格の悪魔の方が……」


 聖剣を握りしめ今にもトドメを刺そうとしていた1人の聖騎士が司祭のその言葉に不満気な顔を向ける。


「私も今し方、ゲスガス支部から連絡を受けたまでだ、本部からの指示らしい、理由など知らん」


「何故だ! 全ての悪魔など始末してしまえばいいものを、クソがぁぁ!!」


 その聖騎士は聖剣をしまうと、倒れているナナの腹を思いっきり蹴りつけた。

 骨の砕ける音とナナの転げる音が結界内に響いた。


「ッ……ゴホゴホッ!」


 ――……ははっ、クローさまに…………配下らしいこと……何も……できなかった……な……


「ははは、いいねぇ、苦しいかぁ、ふははは、お前らは死ねばいいんだ、ははは、死ねば、ふはっ! 死ね、死ね、死ねよっ!」


 ――クロー……さ……ま……


 さらにその聖騎士は転がった先の元までわざわざ歩き再びナナを蹴った。それが何度なく繰り返させる。


 ナナは痛みに耐える、いや本能で身体を守るように亀のように蹲っていたが、途中で意識を失ったのかナナはピクリとも動かなくなった。


「おい不味いだろ。あれ以上はあの悪魔死ぬぞ」


「おいおい、アイツ、勝手にキレやがった。また命令違反かよ」


「いいんじゃね。悪魔だし」


「いやダメだろ。命令だし」


「おい! ガラルドやめるんだ」


 セイルと呼ばれた司祭が何度となく言葉をかけるがガラルドはセイルの言葉を聞き入れなかった。


「ふははは!」


 それどころか蹴りつける足に力を入れ激しさを増していく。


 憤怒の表情を浮かべているガラルドは狂ったように蹴り続ける。


 セイル自身も今回の命令には少なからず含む所はある。だからこそガラルドを言葉だけて止めようとしていた。だがそれよりも先に悪魔の方が先にくたばるだろと判断したセイルは。


 命令は命令、仕方ないな、と首を振るとガラルドに向け強力な眠り魔法をかけ強制的に引き離そうとした……そんな時だ、


「ふはははっ死ねっ! 死ねっ! 死ね……」


「ぅらああぁぁぁぁぁぁぁっ!!」


「……へぶしっ!!」

 

「「「「っ!?」」」」


 狂ったように蹴りつづけていたガラルドが消えた。

 いや違う。すごいスピードで宙を舞っている。戸惑い驚きを露わにする下級聖騎士たち。


「ガラルド!」


 数人の上位聖騎士と司祭はすぐに気づき冷や汗を垂らす。


「おいっ、てめぇら! こいつは俺の配下だ」


「あ、新手だ、新手の悪魔が……」


「ありえん、私の聖域結界を突き破って入ってくるなどありえん」


 司祭は後ろ足に一歩下がり否定するかのように首をふる。


「続きは俺が引き受けてやるよっ」


 めずらしく怒りを露わにした悪魔姿のクローが聖域結界を突き破って乱入してきたのだ。


「「「「ひ、ヒィィィィィ……!!」」」」


 その声には強力な悪気が含まれどこまでも低く、気を抜けば奈落の底へと突き落とされるのではないかと錯覚させるほどの恐怖を聖騎士たちに与えていた。

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