おうち時間
田中大輔
第1話おうち時間
私は34年間の人生を生きてきましたが、家では常日頃、暇さえあれば、ベッドの上で寝ている事あるいはボーッとしていることを考えています。
なぜならば私自身落ち着くし、誰よりも大きくは部屋に一人でいたいと思うからである。
どうしても嫌な事を感じてしまうとついつい逃げ場の如く、部屋に引きこもり、一人の世界を満喫している。
やはり一人でいる、自由空間が私にとって何よりも大事でたまに小説を読んだりCDを聴いたしているが、常にどうしても眠る事を最優先に考えてしまう。
これは精神的な問題であるが、結構な割合で睡眠剤を服用してしまう。
あまり堂々と色んな人に言えることではないが、やはりいまの私には服用しないと落ち着いて眠る事ができないのである。
これぞ自分世界である。
私は、おそらく今後もこんな状況が良かれ悪かれ続いていく事だろう。
とにかく、おうち時間は誰とも話さず、一人の世界である。
しかし、起きてる間は以前はミステリー小説(西村京太郎)をトラベルミステリー小説を読んだり、時には、スマートフォンで知り合いと連絡を取ったりはしているが、毎回のようにはしていない。
ここからが私のオチであるが、そもそも私は人付き合いがほとんどないため、外に出ることが休みはほとんどない。
それに数年前から強迫性障害と不潔恐怖症に悩まされており、常日頃、強迫観念と潔癖症に悩まされている。
どうしても、外出たくなくなってしまい、本当に煩わしい事である。
この症状をどうしても治したいと心から願っているが、病院に掛かっても全然治らず、それどころかますます、悪化傾向になってしまっている。
また自殺願望というか希死願望が誰よりも強く、「明日こそは死ぬことができないかな」、などとついつい考えてしまう。
でも、正直人間だから自殺をしようとするのは怖くてたまらない。
眠ったように死ねるような方法は楽な方法を探してはいるが、現実は厳しく、残忍である。
生きていく上でかなりのハンディキャップ感にかられている。
しかし、私自身はなぜこんな事になってしまったかは定かではない。
しかし、原因としては過去の人間関係、そして、家族の事が取り上げられる。
私は小さい頃から発達障害のような傾向があり、普通の一般的な人よりも頭の回転がわるく、なぜか変わっているのが自分でもわかる、人とまともにコミュニケーションがとれていないし、人とうまくやっていける自信もなく、途方に暮れていた。
生まれながらのハンディキャップである、小さい頃から人に振り回されてきたから、よくわかる。
しかし、私は大人になり、本当に嫌な感じの人は完全にシャットアウトする方法を身につけた。
しかしながら、やはり過去にされた事を完全に忘れることはできず、こればかりはどうしようもない、私自身、元々人とうまくいかないと例えば仕事で嫌な事があると逃げてしまいたくなる。
今でもそうだが昔は本当にそれが自分でも嫌になってしまい、少しは耐える努力はしているもののやはり逃げる傾向がある。
おうち時間は最近では、ZARDのオルゴールを良く聴いている。
私の癒しの時間である。
おうち時間 田中大輔 @daisuketanaka
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