四季折々の花が目に浮かびます。今はちょっとぎすぎすした社会ですが、家にいるからこそ主人公も素敵な出会いがあったんですね！


見てくれている人はちゃんと見てくれているんだ。
実家の庭が荒れ放題になっていて、ちょっと反省しました。
温かくなったら、空に向かって伸び放題に手を伸ばしている木々の枝を切らねば！

某窓会社のCMかってくらい気持ちいい読後感です。

花粉がなければ、うちの窓も開け放って外の香りを招き入れてやりたい。花粉がなければ。

最初は女性なのかな？と思っていたら、なんと男性で細かいことに気がつく繊細な人なんだなぁと好印象でスタート。
こんなご時世だからこそ丁寧に日々を生きるご婦人（マダム）との言葉のない静かな交流が一年経つとこのままでは逆に不自然になっていく気持ちの変化がとてもリアルでほっこりしました。
これからは同じ目線で植物の話をしたり、時には悩みを相談しあえる仲になったらいいなぁなんて勝手に想像して。とても幸せな気持ちになりました。

今までの暮らしなら、絶対知り合えないだろう隣人。
これも大きな縁なのでしょうね。
親しい人とも画面越しの文字でのやり取りが増えたから、新しい出会いは少しワクワクするかも。

春に向けて明るく良い話だなと普通に受け取る自分と、いやいや。それだけ綺麗なんだから、肥料はさぞ良いものを……なんて、ホラー展開も見てしまう自分もいて、勝手に二倍楽しませてもらいました！