異世界ファンタジー物でありながら、神の救いを説く統治者たちの圧倒的な腐敗と、それによる、圧倒的な人害の酷さ!それらのリアルな描写に寄り、主人公である少女が、『神に祈らず、信じず、怒りを向ける様』の生々しさ!『腐敗者を殺す事』…『戦う事』…。それだけが救い…!それだけが自由…!それだけが全て…!!そんな悲痛な心の叫びが、透けて聞こえそうな悪辣な世界観!!その神と呼ばれ祭られ信仰される巨悪への圧倒的な復讐劇!!その魅せ方!本当に素晴らしいです!!