第7話 マオ兄さんと私2
荷車を引くマオお兄さんを背後に私は森の中を歩く。
子供のころにマオ兄さんと来たあの森だ。魔物退治の小遣い稼ぎをやるようになってから何度か来たが、マオお兄さんと2人で来るのはあのとき以来だった。
「ひさしぶりだな。ここへ来るのも」
「私は何度も来てるけどね」
「ははっ、今のお前にとっては庭みたいなものか」
「まあね」
その通り。今となってはこの森に私の敵となる魔物はいない。
ほとんど狩り尽くしてしまったのか、最近は姿すらほとんど見なくなった。
「今さらあの女神像を持って行ってどうするんだろうな?」
「女神像を森で朽ちさせてはいけないから教会で補修して管理するとか言ってたよ」
教会からの依頼だ。
以前に森の奥に朽ちた女神像があると母に話したことがある。それで村に話が広まったのだろう。話を聞いたらしい村の神父が私に女神像の回収を依頼してきた。
「村の教会はぼろいしあんな汚い女神像でも飾るには丁度良いんじゃない。まあ私は教会なんか行かないからどうだっていいけどね」
「お前って神様を信じてないよな」
「うん。だってそんなのいるわけないし」
会ったことも見たことも無い。
私は自分の目で見たものの存在しか信じないのだ。
森を抜け、やがて開けた場所に出る。
例の女神像があるところだ。
「相変わらず汚い女神像だなぁ」
台座を軽く蹴飛ばす。
「そんなことをしたら罰が当たるぞ」
「当たらないよ」
げしげし何度も蹴る。
「こらこら。罰はともかくそんなに蹴ったら壊れるから」
「乙女の放つか弱い蹴りで壊れるわけないでしょ、あっ」
女神像がうしろへ倒れた。
ちょっと強く蹴り過ぎたか。
「たいしたか弱さだよ。壊れてないか?」
「大丈夫だよ。よっこらせ」
像の頭を片手で掴んで引きずり起こす。
「俺が手伝わなくてもお前ならひとりで担いで帰れるんじゃないか?」
「女の子に力仕事をさせる気?」
「逆にお前、力仕事以外できるのか? 料理できない裁縫できない掃除洗濯嫌いで、ついでに言えば子供も嫌い。女の子らしいところがひとつもないぞ」
「いいじゃん。マオ兄さんが料理できて裁縫できて掃除洗濯好きで、ついでに言えば子供好きなんだしさ」
「なにがいいんだ一体……」
結婚したらバランスが良い夫婦になれる。
さすがにそれを臆せず言うことはできない。乙女なので。
「じゃあこれ荷車に乗せるよ」
片手で頭の部分を掴んで像を持ち上げる。
「ちゃんと両手で持って丁寧に扱えよ。落っことすぞ」
「像でも女の形したものを丁寧に扱うとかきもいし」
「そういえば女も嫌いだったな。お前」
というかマオ兄さん以外のすべてがどうだっていいのだ。
女など私以外はいなくていい。マオ兄さんをかどわかすかもしれないから。
「あ」
「あっ!」
荷台に載せようと高く持ち上げた女神像がつるんと私の手からすべり落ちる。
地面に叩きつけられたそれがバラバラに砕けた光景を目にした私は、マオ兄さんの目をじっと見つめ、
「あーあ」
と呟いた。
「あーあじゃないよもう。どうすんだよこれ?」
「最初からこうなってたことにすればいいよ。どうせ教会からの依頼料なんてはした金だったしさ」
「まったくいいかげんな奴だな。まあいいけどさ」
肩をすくめてマオ兄さんは笑う。
近場だが、マオ兄さんと出掛けることができた。
本来の目的は達成できたのでなにも問題は無い。
「帰るか?」
「せっかく来たんだしもう少しいようよ」
「そうだな」
草の上に腰を下ろしたマオ兄さんの隣に私は座る。
これはもしかしてチャンスか?
広い森の開けた場所に男女が1組。
このまま押し倒して私が妊娠をすればマオ兄さんは私と結婚をせざる負えない……って、違う。私はケダモノか。
「うん? どうした? 難しい顔して? 腹でも痛いのか?」
「えっ? ううん違うよ。大丈夫。ちょっと考え事をしてただけ」
「ははっ、晩飯のことでも考えてたか?」
「乙女が晩御飯を気にして難しい顔をするはずないでしょ」
マオ兄さんはどうも、私を女というより犬のように思っているような気がする。
それはともかく、これはチャンスだ。マオ兄さんを押し倒して……じゃなくて、良い雰囲気になって告白をしてもらうのだ。
村でマオ兄さんと仲が良い女は私だけだ。他の女は近づいたら殺すとしっかり脅しをかけてある。
普段は兄妹のように接しているが、マオお兄さんだって男だ。私がちょっと女を見せれば間違い無く愛の告白をしてくるはず。
これはいける。
私は確信を持ってマオ兄さんに身を寄せる。
「マ、マオ兄さん……」
「なんだ? 眠いのか?」
「そうじゃなくて、さ」
マオ兄さんはかなりの鈍感だ。
いっそ私から告白してしまったほうが早いかも。
ありえないだろうけども、もしも万が一、断られたらマオ兄さんを殺して私も死のう。マオ兄さんと愛し合えない人生など意味は無い。
「ねえマオ兄さん……」
私は意を決してマオ兄さんの胸に触れる。
「ティア? えっ? あっ!」
「なに? えっ?」
女神像の残骸が光り輝いている。
やがて動き出したそれらは集合し、元の女神像へと形を成した。
汚かった像は人間のような肌へ変わり、髪は金髪に。白いドレスは裾がひらりと揺れ、もはや人間と変わりない姿へと像は変貌していた。
「な、なんだ……?」
私の手を取り、マオ兄さんは立ち上がる。
「マオルド、ティア」
「俺たちの名前……どうして? あなたは何者だ?」
「私は女神。女神ロクナーゼ」
「め、女神? 本当に女神さ……」
「魔物だ」
私は迷わず断言する。そして腰の剣を抜いた。
「えっ? でもティア……」
「魔物が神を騙ってるんだよ。大丈夫。すぐに私が始末するから」
神を騙る魔物の懐へ瞬時に入った私は横一線、その胴体を真っ二つに切り裂く。瞬間、その上半身がずるりと地面に落ちた。
「邪魔は消えた。さ、続きをしよう」
振り返った私はマオ兄さんを前に笑う。
「つ。続き? あ……ま、待てっ! まだ死んでないぞっ!」
「えっ?」
うしろを見た私の目に映ったのは、ふたたび再生する魔物の姿だった。
「待ちなさい。まずは私の話を……」
「しつこい」
再生したそれを滅多切りにする。
切っても切っても再生するそれを、私は切り刻み続けた。
「待ちなさーいっ!」
「うん?」
粉々となった魔物の隙間から小さなカエルが飛び出す。
このカエルがしゃべったような気がした。
「ま、待ちなさい。話を聞くのです。ティア」
「ふむ。カエルが本体か。これを潰せば終わるな」
ようやく邪魔を葬れると、私はカエルを躊躇無く踏み潰した。
「た、倒したのか?」
「うん。靴が汚れたけどね」
男女の大切な時間に割り込むとは無粋な魔物だ。しかしこれでもう邪魔は無い。ゆっくりとマオ兄さんへ愛の告白を……。
「待って……待ってお願い……」
「ちっ」
また声が聞こえる。
女の声なのが余計にイラついた。
「どこだ?」
しかし今度は姿が見えない。
うるさいハエが周囲を飛び回っていたので、私は手で叩き落とした。
「あうっ」
「ん?」
声が聞こえた。
「もしかしてそれじゃないか?」
「どこ?」
「そこ」
マオ兄さんが指を差していたのは地面。そこを凝視すると、先ほど叩き落としたらしいハエがひくひくと震えているのが見えた。
「聞いて……。話を聞いて……」
「うわっ、ほんとだ。ハエがしゃべってる。気持ちわる」
踏み潰そうとする私だが、
「ちょ、ちょっと待てよ。話だけでも聞いてみないか? なんか必死そうだし」
そう言ってマオ兄さんは私を止める。
「魔物の話なんか聞くだけ無駄だよ」
「でももしかしたら本当に女神かも……」
「女神なんていないよ」
断言してハエを踏み潰した。……と思ったがハエは寸前で逃げ出しマオ兄さんの背後に回る。
「に、人間っ、あの女を止めなさいっ」
「ええ……ハエが俺に命令してるよ」
「ハエではありませんっ! 女神ですっ! 神は下界で活動する肉体を持たないので、こうして依り代を使って生物と対話をするのですっ!」
「なかなかそれっぽいこと言うじゃないの」
私は剣を振り上げ、マオ兄さんの背後に隠れるハエに近づく。
「待て待てっ! あぶないからっ!」
「大丈夫。マオ兄さんを傷つけたりしないから。もしも傷をつけちゃったらその……せ、責任を取ってあげるからねっ」
「なんだ責任ってっ! いいから剣を引けっ! 話だけでも聞いてやろうじゃないかっ! 殺すのはそれからでもいいってっ!」
「……マオ兄さんがそうまで言うなら」
しぶしぶと私は剣を下ろす。
「ようやく話を聞く気になりましたか……」
ぷーんとハエが、マオ兄さんのうしろから出てくる。
それを私は手で掴む。
「な、なにをするのですかっ!?」
「このまま話せ。妙なことをしたら握り潰す」
「わかりました……。くっ……女神の私がハエの身を借りてこのような屈辱を味合わせられるなんて……」
「余計なことをしゃべるな。潰すぞ」
「わかりましたっ! わかりましたっ!」
ハエの耳障りな羽音が止まる。
「ん、うん……では改めて、私は女神ロクナーゼ」
「同じことを何度も言わなくていい」
「ちっ……」
「うん? いま舌打ちした? 潰されてーか?」
「ごめんなさい……ちっ」
私はハエを握り潰した。
「ティアっ」
「手が汚れた」
葉っぱを拾ってハエの死骸を拭き取る。
その背後でこま切れの女神像の残骸が動き出して集合し、元の形へと戻った。
「こ、この……よくも女神をここまでこけにして……ただじゃ済みませんよ」
人間の女となった像が恨みがましい眼で私を睨む。
「どうしてくれるのさ?」
「お前が死んだらハエに転生させてやるーっ! バーカっ! バーカっ!」
「……」
私は無言でそれの鼻っ柱を拳でぶん殴った。
「おぼぉ!」
吹っ飛んだそれはゴロンゴロンと草むらを転がり、やがて伏す。震える足で立ち上がったそれが、ふらふらとこちらへ歩いてきた。
「な、なによー……。なんなのこの女ぁ……。私は神なのよー……。偉いのよ……」
「なにが偉いだ。魔物め」
「神だってーっ。う、う、うっ……」
女の泣き顔と声は腹が立つ。
「マオ兄さん、この魔物どうする? もう殺していい?」
「いや、まあ……とにかく話を聞こう。お前は少し黙っていろ。話が進まない」
「わかった」
私はマオ兄さんに従い、しばらく黙ることにした。
「う、う……もう話していい?」
「ど、どうぞ」
「ありがとう……。えっと、私が何者かはもう話したよね。じゃあ本題に入るからちゃんと聞いてくれる? 聞いてくれるよね?」
偉そうに神を騙った奴がずいぶんと低姿勢になったものだ。
つまらないので私は欠伸をして、隣のマオ兄さんの肩にもたれた。
「あのね、魔王を知ってるかな?」
「魔王? ああ、魔界とかいうところに住んでる魔物の王様ですよね」
「そうそう。それを倒してほしいのよ。勇者に」
「倒してほしいって……その勇者って誰ですか?」
「えっとその……そこの人」
魔物女が見ているのは私。
恐る恐ると言った表情で私に視線を送っていた。
「ティアに? 確かにこいつは強いけど、あなたが神ならばご自分で倒せばいいでしょう。神様ならば簡単なことなのでは?」
まったくその通り。
マオお兄さんの指摘は的確であった。
「う……その、人間の世界のことは人間に任せるのが良いと思うの。神様が助ちゃったら、人間の成長を疎外しちゃうし……」
「いえあの……失礼ですけど単にご自分では倒せないだけでは?」
「うう……っ!」
図星だろう。
戦い、というか、ボコってみた私が一番にわかる。見ていたマオ兄さんもわかったのだろう。
こいつは弱い。普通の女と変わらない。こいつが神で、魔王を倒してほしいという話が真実だとしても、人間の世界のことは人間に、などとは戯言である。
自分が倒せない相手を私に倒してほしいというひどくみっともない神だ。この女が神などという存在しないものだったらの話だが。
「そ、その……私が倒せるかは重要じゃないから……」
「重要だと思いますけど。というか本当に神様ですか? やっぱり魔物……」
「神様だよっ! 万物の創造とかは得意だけど、戦いは弱いのっ! これで満足っ? 神様に恥をかかせて満足っ? ねえっ!」
「いやあの……ごめんなさい」
謝るマオ兄さんを横目に私はため息をつく。
こんな魔物の戯言に付き合ってやって。
まったくマオ兄さんはやさしいのだから。
しかしそんなマオ兄さんだからこそ、私は好きだった。
「はあ……ともかく、魔王を倒してほしいの」
「嫌だ」
私は即答して断る。
例えこれが神だとしても、マオ兄さん以外の誰かに従うつもりはなかった。
「まあ聞いて。魔王は人間を滅ぼすつもりで魔物を作っているの。魔王を倒さなければあなたたちもいずれは殺される。それは嫌でしょ?」
「私は強いから殺されないし、マオ兄さんも強いから大丈夫」
「待てよティア。俺が強いって話は置いとくとして、魔王の軍は大国以上って聞いたことがあるぞ。いくらお前が強くてもそんなのが攻めてきたら勝てないだろう」
「そうかな? そうかも」
そうなったらマオお兄さんとの結婚も無くなる、それは嫌だった。
「お前ひとりじゃ勝てない。でもお前と同じくらい強い連中を集めて魔王軍の戦力を少しずつ削いで弱体化させれば、勝てるかもしれないだろ」
「そうかもしれないけど、マオお兄さんはこいつの言うことを信じるの?」
「そうじゃないけど、でも魔王が人間を滅ぼそうと魔物を作ってるのは事実だろ? 北のほうにある国は魔王の軍にいくつか滅ぼされたって旅の商人も言ってたよ」
私も王都へ遊びに行ったときにそういう噂は聞いた。
だから間違いではないのだろう。魔王が人間を滅ぼそうとしているというのは。
「この人が神かどうかはともかく、魔王を倒さないと俺たちはいずれ殺される。けど、お前にはそれを防ぐ力がある。……って、言いたいんじゃないかな。この人は」
「なるほど」
ならば魔王を倒さなければいけないか。私とマオ兄さん以外の人間はどうでもいいんだけど。
「まあしかたないから魔王を倒すかな」
「魔王を倒してくれるのね?」
「じゃあ行こうか。マオ兄さん」
私は踵を返してもと来た道を戻ろうとする。
「ちょっ! なんで無視するのーっ!」
「話は終わりなんでしょ。だったらとっとと失せろ、ハエ女」」
「きーっ! いつか後悔させてやるからっ!」
女の姿が汚い女神像に戻る。
「……これどうする? 持って帰るか?」
マオ兄さんが女神像を指差す。
「一応、仕事だからね」
女神像を荷台に載せる。
「ねえマオ兄さん」
「うん? なんだ?」
「魔王を倒すの、一緒に行ってくれる?」
「俺がついて行ったら足手まといになるぞ」
「ならないよ。本気のマオ兄さんは強いし、それに一緒のほうが嬉しいもん」
「俺が一緒だと嬉しい? 楽しいとかじゃなくて?」
「うん」
私の顔が熱くなる。
マオ兄さんが一緒じゃないならば魔王討伐になんて行かない。
たった1日すら会わないことがあるなんて絶対に嫌だ。
「お前がそうしてほしいって言うなら、うん。俺も一緒に行くよ。役立てるかはわからないけど」
「ほんと? 嬉しいっ!」
気持ちの昂りを勢いに私はマオ兄さんに抱きつく。
このままキスをしてしまおうか? いや、してしまおう。
魔王討伐が新婚旅行だーっ!
私の唇がマオ兄さんの唇に近づく……。
「ティア?」
「マ、マオ兄さん……」
「――あ、忘れてた。これあげる」
「えっ? あイタっ!?」
荷台に載せられた女神像が投げたなにかが私の額に当たる。
地面に落ちたそれは剣で、私の額に当たったのはどうやらその柄の部分であったようだ。
「お、おいティア。大丈夫か?」
心配そうなマオ兄さんに向けて頷く私の身体は怒りに震えていた。
「こ、こ、こんの野郎っ!」
天高く降り上がった私の拳が女神像を荷台ごと粉砕する。
しかしそのときにはただの像に戻っていた。
「あいつそのうちぶっ殺すっ!」
「まあまあ。なんか剣をくれたみたいだぞ」
落ちている剣の柄をマオ兄さんが掴む。
「……うん? なんだこれ? すごく重いぞ。持ち上がらない」
「どれ?」
ひょいと持ち上げる。
別に重くない。むしろ軽いくらいだ。
「軽いよ」
言って私はポイっと剣を投げ捨てる。
剣は羽のようにふわりと草の上に落ちた。
「不思議な剣だな。重いはずなのにそうは見えない。てか捨てるなよ。たぶんだけどなんかすごい剣なんだと思うぞ、それ」
「女からもらったものなんて気持ち悪くて使えない」
「そんなこと言わずに持って帰れよ。もったいないだろ」
「ならそれマオ兄さんにあげる」
「俺がもらっても……」
「それから私に頂戴。そしたらあのハエ女からもらったことにはならないから」
「しょうがないな……」
やれやれとマオ兄さんは疲れた声を吐きつつ腕を回し、落ちた剣を両手で掴んで引き摺って私の前へと持ってくる。
「お前にもらった俺の剣だ。お前にやるよ」
「ありがとう。大切にするね」
私は剣を持ち上げ、それからマオ兄さんと共に村へと帰った。
……
――その後、私はマオ兄さんと共に魔王討伐の旅へと出掛けた。
正直、人間が滅びるかどうかなんてのはどうでもいい。マオ兄さんと私の明るい未来のために魔王を倒そうと思ったのだ。
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