子ども目線の話ですが、大人の心にこそ響きます。頑張れ、宗太くんとその仲間たち、と応援したくなります。子どもでも戦士なんです。
現実で猛威を振るうウイルス…命を救うために日々、家庭を犠牲にしてまで戦ってくれている医療従事者と、その裏で孤独と戦う少年。 その強さに胸が打たれる傑作です。この作品のキーワードは『感謝』だと思います。 皆さんも、是非読んでみて下さい。お勧めです!
小さいからと馬鹿にされたり、いじめっ子に悪さされたり。そんな宗太くんは、とても優しくて、本当はとても強い子です。彼に大事にされた文具たちと一緒に挑んだ大決戦。考えるよりも先に、心がその溢れた優しさに包まれて涙が止まりませんでした。個人的感想であると思います。でも、思い出してまた泣けます。この4000字弱の優しい優しい優しい英雄譚。読んでみる価値は大きいと思います。