25 恋をするのは故意に落ちたから。〜和名〜


「……そこでいいです。」

「はーい..1800円ね」

「2000円で…」

「ジャラジャラ…200円ね」

「ありがとー」


サクッとだしてくれた

「ありがとね…なら俺が奢る!なにがい?」


「えー。肉」


なにえーって肉ぢゃないか…鶏でもいいの?



「何肉よ!ジャンル広いわぁ」

酉酉酉酉酉酉酉酉酉酉酉酉酉酉酉とり!


「焼き鳥♡」

「お……おぉ」


焼肉ぢゃなくて良かった……でも意外と焼き鳥高いよね!


「おっしゃ!なら一番どり行くか♡てかなんか見たいもんないの?服とか」


そういや俺…ホントだったらえなといる予定だったな……。



「無い!のみたいしっ」

今日はホントのみたい…仕事ぢゃないならお酒は美味しいよね♡


「おぉ..なんか圧倒されるわ」



「…なに?」

この人なんかうやむやにしようとしてる?



……したいのは私か


だから怖いってなんで不意なの…


でもそれ痺れるわ♡分からない嫉妬?怒り...うんうん



「がららららー……いらっしゃいませぇお2人ですか?」



「はい」


「奥の席どーぞぉ!」


威勢のいい店員さんに手指された場所の横には...テーブルにうつ伏せになってる女の子がいる



こんなとこに一人?


マヂでこいつ...みさかえない。目離せない…くそ男……

「ゆう?…何考えてるか。分かるからね?」


……え..いや何も


「なんにも考えてないから!」


...前のページ席には空のグラスがある…

彼氏?友達?まなんにせよ…早く連れて帰ってやれよ


「まだ7時半だよな?」


「確かにね…」


俺はこのうつ伏せの子を見ながらまこを説得した

よかった...わかってくれたわ。


ほっ


「とりあえずビールと適当に頼む?」

「もちろんっ」

「すいませーーーん」

「あはいっ!」

「生2つと焼き鳥おまかせコースで」

「飲み放題にしときます?」

めっちゃ飲みそうだし……

「はい!おねしゃす!」


「わかりましたぁっ」



「俺あんな風にできねぇわ」

「あ。そうだゆう仕事何?」


「あの人みたいに居酒屋」

.

..バイトとかなんか言いたくないから!


「生でーす!置いときますねぇ」



「え?どこの?」

「時中の羽満って店……」


「へーーー。ゴクゴクっ…くはっ」

知らないけど。そんな近く居たの?!

「しらないだろ..ははは」


「しらないけど...店からすごい近い……なふーん……そんなとこいたんだ。」


「確かにそー思えば!近くいたんだな……ゴクゴクゴク...はぁっ」


俺達は乾杯もなく飲み始めた

……乾杯するほど記念でもなけりゃ。初対面でもない………初体験はしたけど。



「すみません」



は……?

「ん?!」



俺らに?

……顔を見合わせて


「ガシッ」

「え?え?」

「ゆう離れろ!」

...いや俺のせいぢゃないからこの子だから……


そりゃ……困るけど


罪のないアクシデントは大好きだ!


「ゆう…」

「……。!」


……れいな?!



今ゆうって言った?


「さくらちゃん?!だね?!どしたのっ」



「行くたびする度……これかよ。」


てか乳デカッ……。酒臭いけど。。。



「まぁ座れよ…ここ!ここっ」



しがみついたれいなを隣に座らせた



ゆう?こないだが初めてぢゃなかったの?さくらちゃん……


「どしたの?友達わ?」

「ええ..なに!!……気分悪っ」



おかしな強弱だ。



「不可抗力だ!」


全力で殺す目のまこに全力で弁解した!

てか初めて使ったぁ〜……めめめの滅多にないやつ




「ねぇなんで?いつから?」

また……また…………また。



「忘れた…けどまこがあそこで働き始めるちょっと前から」


「なんで隠してたの?」



「いや隠してたって言うか……」


「ねぇゆうさんっ……」




なんか嫌な予感......吐く。



余計なもんを...


「またれいなにかまってくれませんかぁ?」

「どしたの...なにがあったの」




逆膝枕で寝言のような言い方



そりゃ当然可愛いっ!



しかし前には……




「さくらちゃん……。」


もぉ……忘れようと思ってせっかく来たら…第2クール突入1も終わってないのに。


でもゆうが悪い訳ぢゃない……それがまた腹立つ。まぢズルいからゆう



「友達わ?帰ったの?」

「友達ぢゃないですよぉ〜ヒッ」




「彼氏?」

いいな……この○○……。



「……。」

彼氏なんだ……。ならなんで一緒に帰ってないのよめんどくさー






あぁ。そのパターン……ね





「ゆう?私送ってくから……。飲んでて?」


「一人で?俺も帰るよそれなら…」

「さくらちゃんとこにぃ!」


……おぉ…そうとるか。


「だって……往復するの金もったいないし。」



変なゆうの優しさはわかる…でもそれは私にとってはめいわくっ!


「いいから待ってて!分かった?」


もう邪魔されたくない



「さくらちゃん?帰ろ」

「あ..あ?まこ...ちゃ..ん?」


「そうだよ!こっからならすぐ帰れるから!帰ろ...タクシー呼ぶからっ」


「ゆ..ゆうさんわ..」


「……。いくよ。」



あ。……無視した




「呼ばなくても居るはずだから。……頼んだ」


「……。」


やたらと必死にかえそうとしてくれる

そこそこどっちでもいいけど……



俺は離れていくデカ✕✕を見送った。




「ぢゃ…行ってくる」


はぁ……





「ゴクッゴクッゴク…すみません生ぁ…」


「はーい!」


誰でもかんでもムラムラして…獣やな…俺

ここ2日…やたら色々ある

りりなのせいでおかげ?分からんけど




あ。




もしかしてれいなも……その1人?!

だったとしたら……まぢで視野狭い男だ俺は




はぁ





「すみませーーーん」

「はい…」



「相席よろしいですか?今席がいっぱいで……お連れの方が戻るまでで結構なんで!お願いしますっ!」


「いいっすよ!どーぞっ」


「ありがとうございますっ!あ。こちらのお席どーぞ!おひとり様御来店でーーす!」





「あ。あの……すみませんお席お借りします」


「はーーい」

次のビールがなかなか来ないのはそのせいか。てか1杯でそこそこ酔った

たまにあるんだよなーこんなこと…。



「よかったら…お連れの方戻るまでお話しませんか?わたしひとりなんで……」





その可愛らしい声言葉遣い…


「グハッ……」






幸運が最強状態なのか!不幸の絶好調なのか!


どうしようもない僕に天使が降りてきた!(マジ)






































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