泣き落としは鳴き落とすだけで晒すだけ
「スシャ……スシャスシャ。ウィーーーン...はぁ」
ゆうはなんの為にあたしを呼んで……助けたの?
そりゃ…何されても文句言えないけどさ。
でもどうせあの子と…
したね
「ティントンッ...ガチャ」
でもまだ………諦めたくない。
「ピンポーン……。はい」
「...あたしだけど。」
「あゆ?!なんで……すぐ開ける!」
どうしてもう帰れたの?え?どういう事?
……でも
「ガチャ...あゆ……」
「何その顔。...ごめん」
たった一日なのに...死人より酷い顔…
「早く…疲れたでしょ?早く早く..」
なんでゆうくん刺したのか…警察はわからないの一点張り。
なんで旦那の僕に教えてくれない
「...うん」
聞いてないのかな。ゆうと不倫してた事···
「柚愛..どうしたの?」
「僕の実家で...預かってもらった。面倒みれる…感じぢゃなくて。ごめん」
「おれさあゆ!」
「ごめん。ありがとね...おれ?」
あんまし聞いたことない
.「あ。ごめん...おれとか言ってあゆがおれって言うの嫌がってたもんね」
そうだ..柚愛産む前…おれって言ってたっけ。
……ぢゃあなんでゆうの俺は。
「いいよ。続けて...おれって言っていいから」
...なんでそんなびっくりした顔するのよ
面と向かって.テーブルに座って···なんか懐かしい
「おれさ。なにより・・・柚愛よりも仕事よりも...お前が好きだ。大切だ死んでも守れないならおれは先に死にたい…変な意味ぢゃないよ?柚愛が大事ぢゃないとかそういうんぢゃなくて..」
「……。」
……それ、あたしの欲しかった。そう思って欲しかった。ホントの気持ち...ゆうにも
言い訳にしてたのはあたし...だったんだ。
「今のあゆには好きな人が…言いたくないけど!考えたくもないけど……おれは!ぅぅ…あゆが...グス...」
「柚次…ゆうじ…もうわかったから...グス」
「だい……好きだぁ...ぅくぅ…ぁぁぁぁぁ」
泣きながら抱きついた柚次から..嫌な匂いがしなくなっていた。
……あたしって。意思弱い結局逃げたから
あの二人とあの子から
でもまた……柚次、好きになれるかも
「ぢゃあさ...」
「ぅ...ぅ...」
「もう浮気しない?仕事よりあたしを見る?」
今はこれで。
……まだゆうに気持ち残ってるし
「うん...絶対..!」
マコちゃん。ゆうくん...ありがとう。
「まこ……なんで..ゆうくん刺したの?警察教えてくれなくて。謝りに行かないと行けないし」
警察いいとこあるんだ...
謝り?
「え?...だ...だって。あんたがあの女と浮気してた。と思ったんだもん...」
あれ...あ。おかしいかも…
「マコちゃん?...あの子はゆうくんのこと好きなんだよ?そんな事する訳ないぢゃん!……でもごめん。あの時一人で帰りづらくてさ二人は嫌がってたんだけど...来てもらったんだごめん。」
ぢゃあ·····あの時柚次が連れてこなきゃ…2人でどっかいってたんだ……。
いらつく。あの女刺せばよかったかも
「あゆ...気が動転してたんだね。でもなんか嬉しいよおれ...」
…おぉ。収まったと言うかうまくハマった。
「ぢゃ!柚愛!迎えに行こ?」
「うん……。でも。その前に····お願い」
「……へ?ん...もう」
そんな甘えたさんだったんだ。でもなんか可愛くて…
そんな所…好きだったかもしれない
「ん...あっ…」
「あゆ..ぅ....どう..して。こんな早く....ぅ..出れた..の...?」
「しらないよ?」
今聞かないでよ.....
ぁ!
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